90分でわかる「物流」の仕組み―基本と常識

著者 : 湯浅和夫

• かんき出版 (1997年11月11日発売)

作品紹介・あらすじ

物流革命の行方はどうなる?平易な解説+豊富な図解・データで、モノの流れの全貌が見えてくる!売上増、利益増のカギを握る物流が今、急激に変わりつつある。物流の基本から、新しい「保管しない、運ばない物流」までを解説。

感想・レビュー・書評

[ちょこさんの感想 · 2013年5月11日]

ぶっちゃけ古いが、読みやすくて全体像を理解しやすかった。

[nabeyouさんの感想 · 2013年2月2日]

印象うすい。

[mboma96さんの感想 · 2011年5月21日]

物流業務・管理の基本について短時間で学べる入門書。市場から生産・購買までを統合管理するロジスティクスの概要も説明されている。細かい章立て毎にイラストを交えながら説明されているので読み進めやすい。概要を知るにはよい。

［メモ］
・物流費サービス＝輸送、荷役、包装、流通加工、保管
・ロジスティクス＝市場と生産を同期させ、物流を小さくするためのマネジメント。
・メーカーの場合、生産におけるコスト低減が優先され、物流費は無視される傾向にある。
・物流管理とはサービス品質の向上、コスト低減。サービス品質は納入率で評価する。
・物流費の原価計算は複雑であまり行われてこなかった。多品種、多頻度小口物流費により、管理はさらに複雑に。その分企業間の差が顕著にあらわれている。
・物流コストは平均で売上高比9％。
・物流子会社の本来の目的は親会社のコスト低減。しかし、それは同時に収益の減少を意味するため、その目的を果たせている会社は少ない。収益については親会社以外の顧客創出で補うしかない。

[norikoniさんの感想 · 2011年3月18日]

90分ちょっとかかった。入門書なんでそれなりです。

[kakushinshitsuさんの感想 · 2009年12月28日]

物流革命の行方はどうなる?平易な解説+豊富な図解・データで、モノの流れの全貌が見えてくる!売上増、利益増のカギを握る物流が今、急激に変わりつつある。物流の基本から、新しい「保管しない、運ばない物流」までを解説。 (Amazonより)

【革新室所有物】

[katsu432さんの感想 · 2008年7月21日]

本屋で物流関係の本を見比べて、初歩的なことが一番分かりやすく書かれていたので購入した。

[telさんの感想 · 2007年9月12日]

10年前の本でロジスティックス化や物流分析を薦めるコンサル的視点が見え隠れ。ＳＣＭも概念をざっと説明する程度な時代の書。思えば遠くに来たもんだ。今読む必然性は、おそらく無し。

著者プロフィール

株式会社湯浅コンサルティング　代表取締役社長
1971年早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了、同年日通総合研究所に入社。経営コンサルティング部長、常務取締役を経て2004年3月に退職し、同年4月株式会社湯浅コンサルティングを設立。一貫して企業の物流コンサルテーションに携わり、2000年（社）日本ロジスティクスシステム協会より、物流ABC理論構築で2000年度「物流功労賞（理論学究面）」受賞。『この1冊ですべてわかる　物流とロジスティクスの基本』（日本実業出版社）、『結果が出る物流とロジスティクス』（ナツメ社）、『物流危機の正体とその未来』（生産性出版）など著書多数。

「2019年 『図解入門ビジネス　最新　在庫管理の基本と仕組みがよ～くわかる本［第3版］』 で使われていた紹介文から引用しています。」