勝ち組が消した開国の真実―新撰組の誠と会津武士道の光跡

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著者 : 鈴木荘一
  • かんき出版 (2004年6月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (389ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761261894

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勝ち組が消した開国の真実―新撰組の誠と会津武士道の光跡の感想・レビュー・書評

  • 常に思うことですが。開国派、尊皇攘夷佐幕派、尊皇攘夷倒幕派、公武合体派の争いで結果、尊皇攘夷倒幕派における諸外国の干渉と薩長同盟の利害の一致を見て、幕末クーデーターをなし崩し的に時代が変革したわけですが、なぜ尊王攘夷派が進んで欧米列強に開国をし、富国強兵に慢心し太平洋戦争まで、誤った道を進み、未だにその行動が正義だという思想が根強い。

    この本はそういった事を日米に事情、ペリーの都合 イギリス オランダ フランス スペインの都合がいかに、日本を巻き込んで、日本を破壊の道に進んだ道程が、わかりやすく書かれている。

    ペリーを主軸に置いた観点でそれぞれの利益を考えると、なるほど、今のクリミア、ウクライナ問題に似ているなと思いました。

    ペリーは1846年の米墨戦争でメキシコ湾艦隊副司令官として上陸艦砲射撃作戦の成功で、大きな権力と海軍増強の政治力を活用し東インド艦隊司令長官に就任、日本派遣特派使節を兼任

    その頃の米国は
    1854年 クリミア戦争開始(イギリス・フランス×ロシア)
      1856年 第二次アヘン戦争(イギリス・フランス×清)
      1857年 第一次インド独立戦争(反英運動の高まり)
      1859年 フランス、サイゴン占領
      1861年 アメリカ南北戦争開始
      という時代で、内外共に混濁した世界になっていた。 フィリピンの植民地化
      カリブの制圧などで、事あることに旧宗主国イギリスと派遣を争っていて、イギリスの 清國におけるアヘン戦争などにおける太平洋に向けての覇権争いが激化していった。 

     その頃日本の薩摩は薩英戦争に負け 一気に開国派に傾き、イギリスの傀儡政権になる ペリーはその頃 琉球を太平洋の要衝としての利用に力を注ぐ

    そんな時代の 2014年クリミア ウクライナ紛争 ジレンマの元祖がここにあったと気が付きました。

  • 攘夷派だった薩長が、何故開国し明治政府を設立できたのか疑問に思ってたが、答えが見つかりそうだ。

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