物流コストを半減せよ!

著者 :
  • かんき出版
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761262310

作品紹介・あらすじ

経営を圧迫している原因のひとつは物流にある。だから馬力のでない経営を救うのは物流改革なのだ。この当たり前で難しい問題を解決する道筋をおもしろく、気分よく読むことができる。カリスマ・コンサルが斬りまくる!物流の無駄。

感想・レビュー・書評

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  • 売れるかどうかわからないものをいくら効率的に運んでもなんの意味もない
    売れ残った在庫を効率的に保管することに何の意味があるのか

    物流自体が本当に必要なのか?

    ABCを導入すれば、いやおうなし、コスト(現実の人や、場所)が削減される

    本当に物流は半減できるのか?

    人の意識なんかかえれない、行動を変えてて初めて人は意識を変える

  • 物流を勉強してみたいけどよく分かんないって人にオススメ。小説テイストで読みやすく、テンポ良く読めます。話もなかなか興味深かった。仕事で活用したい♪

  • ・さくっと読める物流コンサルの小説。物流については大雑把な概要的な話が多く、細かい事を学ぶには不向き。雰囲気を掴む為の入門書。なんかABCとかいうのが良いらしい。


    【以下、気になった言葉を引用】

    ・事が起こってしまった後で、いくら数字をいじくり回しても、そこからは何も出てきません。
    たとえば、予算管理というのがあるでしょ。
    そこで重要なのは、予算と実績を比較して、差異分析をすることなどではありません。
    そんなことしても、何も得られません。そうではなく、予算に合わせるために日常的に差異を管理することこそが重要なのです。
    もちろん、予算に限りませんよ。
    管理というものはすべからくそういうものです。

    ・自分たちには管理できないことを、一生懸命管理しようとしていた自分の愚かさを知りました

    ・コストをつかむというと、無条件で必要なことのように思いがちですが、それは誤りです。
    コストをつかむためにはコストがかかります。
    必要のないコスト把握は、それこそ無駄以外の何ものでもありません。

    ・在庫の場合、あなたがたはすでに管理できる立場にあるのです。
    コストを示して、その管理の必要性を訴える必要はないのです。
    つまり、コストなどわざわざ取る必要などないということです。
    コストを取るときには、何のために取るのかという目的に意味があることが絶対に必要です。
    もっと簡単に言うと、コストを取ることで得られる利益がなければいけない。

  • ストーリー仕立てとして読みやすくしようとしたのかも
    知れないが、主役であるコンサルの人物設定がいまいち。
    もう少し、具体的な手法・その理由等を明確に書いた方が
    読み安いのでは?漠然としていていまいち捕らえどころがなかった。

  • コンサルタントは味方でもあり、敵でもある。小説風の展開でいつのまにか物流の基本的な考え方がわかる。入門には最適。

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著者プロフィール

株式会社湯浅コンサルティング 代表取締役社長
1971年早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了、同年日通総合研究所に入社。経営コンサルティング部長、常務取締役を経て2004年3月に退職し、同年4月株式会社湯浅コンサルティングを設立。一貫して企業の物流コンサルテーションに携わり、2000年(社)日本ロジスティクスシステム協会より、物流ABC理論構築で2000年度「物流功労賞(理論学究面)」受賞。『この1冊ですべてわかる 物流とロジスティクスの基本』(日本実業出版社)、『結果が出る物流とロジスティクス』(ナツメ社)、『物流危機の正体とその未来』(生産性出版)など著書多数。

「2019年 『図解入門ビジネス 最新 在庫管理の基本と仕組みがよ~くわかる本[第3版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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