手にとるように宗教がわかる本

制作 : 世界思想史研究会 
  • かんき出版
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本棚登録 : 91
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761265250

作品紹介・あらすじ

前世と来世、自殺者増加、宗教とお金、仏像ブーム、スピリチュアルブーム…日本人が気になる魂や輪廻のこと&世界の宗教常識を徹底チェック。

感想・レビュー・書評

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  • 様々な宗教の起源や教義を、わかりやすく説明している本。これがきっかけとなり、世界史にも興味が湧くかも。

  • 宗教学の入り口になる本

    目次
    <blockquote>プロローグ 東洋思想の世界とは?
    PART1 古代中国の思想
    PART2 中国の社会思想の展開
    PART3 中国思想の新展開
    PART4 古代インドの思想
    PART5 インド思想の新展開
    PART6 インド社会に根づく思想
    PART7 日本の思想と美意識</blockquote>
    宗教というと、世間ではうさん臭いものという響きがあるが、実際にはいろいろなストーリーには神話のモチーフがあり、登場人物の心の動きに広く影響する思想だったりする。
    しかしながら、日本人では宗教を固定して信仰するというものが無くなってきているので、個別の宗教の色というか、具体的な枠がわからずにいる。

    自分も宗教に詳しいわけでは無かったので、前に書いた各宗教の解説本の前に、この本を読んだ。
    というのも、西洋ではユダヤ・キリスト・イスラムの各宗教が歴史の中でいろいろな軋轢を産み、ダイナミックに動いてきた面があり、東洋でも、道教や神道、そして仏教・ヒンズー教などが同じようにいろいろな事件を起こしていたことがあるから、個別の宗教だけでは理解出来ない、相互影響性というようなものをまず理解したかったからだ。

    実際に、原始土俗宗教と、世界宗教化の中での教義の修正、また新しい流れの歴史の中で、宗教は変化してきたことがよくわかる。

    まずこの本から始めるのが正しいと思う。

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