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この作品からのみんなの引用
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「目標による管理」にも、これによく似た不幸があった。もともとは「例外による管理」に足りない面を補うために、個々のひとたちに目標を設定してもらい、自己管理してもらうこと、すなわち目標を通じてマネジメントする(マネジメント・バイ・オブジェクティブズ)という意味のはずなのに、いつの間にか「目標管理」と縮めて訳されることが多くなった。この訳ではやはり「目標そのものを細かく管理する」ような印象がぬぐえない。
― 174ページ -
心配性のマネジメントの方々が、安心して現場に任せらられる状況をつくるのは、並大抵のことではない。たとえ心配性のマネジメントでも、過剰管理に陥らず、安心して任せられる状況をつくるためには、以下のものが必要になってくると思われる。・マネジメントが安心できる目標と実行計画がある ・いざという「例外」のときにも、マネジメントがゆとりをもって手遅れになるまえに手を打てる仕組みがある
― 128ページ -
うまくいかないとき、つまりマニュアルに書いていない例外的事象が起きたときだけ、管理者は「俺の指示を聞け」という。これが「例外による管理」(management by exception)だ。その名のとおり、例外が生じたとき以外は、任せておくという姿勢を管理者がくずさなければ、過剰管理を防ぐ工夫になりうる。
― 98ページ
みんなの感想・レビュー・書評
脚注含めて著者二人のやりとりは面白いのですが、なんか読みにくい感じもありました。やる気の出るやり方~基本は任せる&例外発生時にサポートするという management by exceptionという考え方には、なるほどなぁと思いました。どこまでできるかな?
最近よく読む岸良さんの本。
一緒に書かれている金井さんの学術的な管理とモチベーションと関係などの記述は自分の仕事とも関連する部分も大きく大変興味深く読ませてもらえた。
ただ、肝心な処方箋の部分の記述が他の岸良さんの本に比べ薄く、本書を読まなくても「全体最適の問題解決入門」「マネジメント改革の行程表」読めば十分かなとも思います・
TOCのゴールドラットコンサルタントの岸良氏と神戸大学の経営学教授による共著。本の体裁そのものが、一風変わって面白い。管理という固い内容をやわらかく解きほぐす精神にあふれている。クリティカルチェーンの解説本とも受け取れる。この手法で多くの成果が上がっているということでぜひ取り入れたいと思うが、このレベルまでの認識共有をすることが前提だろう。
管理はするものである、管理はされるものではないという言葉が響く。
研究者・金井氏と実務家・岸良氏のコラボレーション。
それぞれの著作を読んだことはありましたが、
この本では、タスクへの視点と人への視点を行き来しながら
「管理」のあるべき姿をバランスよく考えることができた気がします。
個人的によかったと思うのは、マネジメント理論の歴史というか、
これまでの経緯、流れといったところを大きくつかめたところ。
「心配菌」が増えすぎてしまって、ついつい管理が行き過ぎないように、
巻末に処方箋の4箇条が紹介されています。
処方箋といっても、あっと驚く画期的な方法が示されているわけではありません。
良かれと思ってするマネジメント手法を、意図の通りに機能させるバランス感覚は、
自分なりに模索してつかみ取る「スタイル」なのだと再確認できます。
やればやるほど仕事が進まなくなる。
管理と放任、マニュアル人間と身勝手な人間
自分にできるか?
みんなでやると足し算以上の力が出る
の方法が書いてあると読んだ
イマイチ読み辛い本ソレは多分、
管理の仕事のやり方に慣れてしまっているから
現実を直視したくないせいなのかも
また借りて半年後に再読予定
業務の細部まで把握しておけという圧力とと、皆が主体性が発揮できるような環境にしたいという思いとのジレンマに、悩まされていましたが、少し光が差したような気がしました。
ツールの沼地に足を取られ、ツール間の整合を取るためだけに膨大な時間を奪われ、ツールをベースにちくちく刺される日々を何とかしたいと思って手に取った一冊。 結果、付箋だらけになりました。面白い!! タスク管理とモチベーションキープの両面を考慮し、どちらかに比重が置かれるのではなく「両輪」として捕らえられているのが特徴です。 具体的な手法に踏み込んで解説されているため、プロジェクト型のwork... 続きを読む »
「会議、報告書、書類が多い」という見出しに惹かれて購入。
蓋を開けてみれば、クリティカル・チェーンの話でした。
んー、言ってることは解るんだけど、それが会議・書類の減少に繋がってこないのは、私の理解不足かしら?
でも、全体的には読みやすく、管理職の人には一読願いたい本。
金井さんの本は『リーダーシップの旅』、『リーダーシップ入門』と読みました。これらの本は、リーダーシップを再考する上でお役立ちな本でありました。そういうわけでAmazonからお奨めされたこの本、タイトルを見て、自分の会社も"過剰管理"というものに悩まされているのではないか、と思い早速読んでみました。
いきなり安っぽい漫画が書いてあり、おや、少し間違えたか?と思いましたが、内容はしっかりしています。
まずはプロジェクトのメンバーでODSC (Objectives, Deliverables, Success Criteria)を自身の言葉で策定する、というのは言うは易しの感はありますが、覚えておりてもよいキーワードかもしれません。「例外による管理」、「任せて任さず」という形で、現場の自律的な管理が自然に達成できるようになるといいのでしょうね。

何のためにするのか。





