課長のノート

著者 :
  • かんき出版
3.27
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本棚登録 : 156
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761267049

感想・レビュー・書評

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  • 参考になることもあるが、どうでもいいと感じる話も多いので、星2つ。

  • 1. 数字を交えて説明する (自社の数字は確実に把握しておく。)
    2. 否定・反対案は代替案とともに出す
    3. すべき仕事と同時にすべきでない仕事も指示する。

    * 仕事をする上で大事な思考法、リーダーとしてのあり方、行動法が具体的に記されています。私も講師(学生・主婦など)の方々とのコミュニケーションをする際に当てはめて行動してみます。

  • 当たり前といえば当たり前だが
    リーダー論の本質はそこにある。

    頭ひとつ抜け出るための5つの決め事
    1次の約束はその場で決める
    2アポイントの5分前には現場に到着する
    3数字を交えて説明する
    4会議での発言を前もって準備する
    5細切れ時間を大切にする

  • ちょこちょこ参考になる言葉がある。取捨選択して読む本かと。

  • 部下に任せ辛抱強く待つのも仕事、5人で7人分の仕事をやる、小さな約束を守る、仕組みを増やせば効率UP、課長の表情が士気を左右する、部下へのありがとうは有効、忙しい難しい~はずは能力のない上司のセリフ、1日を振り返る反省の時間をつくる、自責と他責を区別する、上司が時間にルーズだと部下もルーズになる、部下の半数を変えたら全員の意識が変わる、若い部下には仕事の完成形をみせる
    生き残れるリーダーの7つの条件
    即断即決、挑戦し続ける、揺るぎない信念をもつ、部下に明確な目標を与える、解決出来ない問題は無いと考える、上司に対して発言権をもつ、部下を信じる

  • 久しぶりにいい本にめぐり合えた。

    この本に書かれている事、一つひとつに重みがあり、自分自身実践しているものもあるが、実践できていないものもあり、新たな発見があった。

  • 決断できないことを時間のせいにしない。課題を分析しメリット&デメリットを列挙し、比較検討し、最終決断を下す。

    大切なことは自分自身の問題意識。一日同じことをしていても、数倍何かを吸収できる人もいれば、ただ時間を過ごすだけの人もいる。

    笑顔を心掛ける。笑顔は天性のものというより、意識してつくるもの。

    「ありがとう」

    忙しい、難しい、〜のはずは×

    否定反対するなら、代替案を用意。

    ホームランもよいが、着実につながるヒットを重ねる。小さな成功体験を積み重ねる。

    真似る

    日々勉強。仕事から、人から、本から学ぶ。

  • なるほどなるほど
    課長になれますように

  • 書かれている内容の多くは、巷に広がっている情報や、自分が既に聞いた事がある事が多く新しい発見としては少なかった。
    ただ一つ改めて意識する事になった箇所がある。それは説明する時に伝わらない理由はなんなのかという事。
    その理由は定性(自分の主観、数値で表せない)と定量(数値で表せる)のどちらかでしか伝えてないから。人に上手に説明出来なく理解を得難いということ。
    両方伝えると良いという事を改めてだけど、意識して行こうと思う。

  • 再読。
    1.自分でやらないで任せる。部下にまかせたら辛抱強く待つのも仕事。(忙しすぎる上司だと声かけられない)
    2. 課の総合力をいかに発揮させるか。5人の部下に7人分の仕事をさせること。(長所を引っ張る)
    3. 成果につながる方針を3つ、浸透させるまで。

  • 20190209 下京図書館
    30年にわたる商社マンなどの活動を通じ、著者が影響を受けた上司や取引先などの言葉、行動原理や、著者自らが磨き上げた行動訓をノートに書き留めてきた。そのエッセンスを結晶化されたフレーズと解説というフォーマットで、まとめたもの。
    管理職としての職場での振る舞い、心がけ、勉強姿勢など。心励まされるが、全部できたら「神様」か「聖人」である。

  • 仕事を有機的かつ効率よく動かし、部下をやる気にさせ、さらには自分の能力を高めて業績を上げる――
    毎日超忙しい課長たちは世間から、「中間管理職の悲哀」などと呼ばれています。
    しかし三井物産で課長職にいた著者は、「課長時代は面白い。自分の能力の見せ所であり、これほど差がつく時もない。また、上司部下の間に挟まれているからこその学びも多い」といいます。
    いま課長職にいる人、これから課長を目指す人。三井物産の課長時代に、日々の気づきをノートにつけて仕事の本質をつかんだ著者が、マネジメントと業績アップに悩む人たちにエールを贈る本。

  • 課長としての心構えや、思考法、コミュニケーションのポイントを筆者の経験から紹介している。

  • 課長などマネジメントが必要な役職である人の心がけについて書いてある本である。一般論というか少し物足りなかったのは自分はもう少し具体的な、ハウツーがほしかったのかもしれない。

  • 課長としての考え方の本。色々再復習になりました。特に「結果責任は私が持つが、報告と成し遂げることは部下である君の責任だよ」というのは使えるフレーズだなと。

  • チェック項目10箇所。部下の能力、性格は十人十色、仕事が速い遅い、要領がいい悪いもあるでしょう、そんななかで、いろいろな人の長所を引っ張り出して、上手に活用するのが課長の仕事です。何かを主張する際は、その目的を「会社を良くするため」にする意識を持つこと、「会社を成長させるためにこの案をやるべきです。自分が全力を尽くします」。能力のない上司が口にする3つのフレーズ、「忙しい」「難しい」「~のはず」。ドライアイスはそのままにしておくと、気体になって消えてなくなってしまう、そうなる前に処理しないといけない、情報は鮮度が命です。私が見てきた優秀な課長たちは、どうしたら会社や課の業績が良くなるかをつねに考えていました、「給料を決めているのは自分」という思考があるから、自然とそうなるわけです。今、必要とされている人材は「自分で考え行動できる人」であることを部下に伝え、自分の目先の信号ではなく、2つ3つ先の信号を見る姿勢が大切であることを示しましょう。「誰が」正しいかではなく、「何が」正しいかで判断する。早くした約束を大事にする、First come,first servedの精神。私のいう「あいうえお人間」とは、あ 明るく い 生き生きと う上を向いて え 笑顔で お 面白い また「かきくけこ人間」とは、か かたくなで き きまぐれで く 暗くて け ケチで こ 怖い リーダーは「あいうえお人間」を目指しましょう。たとえ本筋からズレた発言でも、否定するのはタブーなのです、「なるほど」とうなずいたり、「そういう考え方もあるね」と受け止めたりする、まず肯定的に捉え、意見を言ってくれたことに感謝すべきなのです。叱るときは「行為」を、褒めるときは「人格」を!

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著者プロフィール

一般社団法人彩志義塾代表理事。

1954年大阪府池田市生まれ。早稲田大学商学部卒業後、三井物産に23年間勤務。

その間、ロサンゼルス、ニューヨークに通算10年駐在。2000年から07年までホリプロ取締役を務める。現在、一般社団法人彩志義塾代表理事、情報技術開発社株式会社外取締役、「先人・先輩の教えを後世に順送りする」を信条とし、「(女性管理職や女性役員を育成する」立志塾」「世田谷ビジネス塾」「石橋読書会」を定期的に開催している。http://www.saishi.or.jp

著書に『仕事を楽しめる人は『忙しい』と言わない〜ビジネスパーソンのための幸福論〜』、『女性が職場でかしこくふるまう技術』(ともに扶桑社)、『コーチング以前の上司の常識「教え方」の教科書』(すばる舎)、『あたりまえだけどなかなかできない60歳からのルール』(明日香出版)ほか多数。

「2022年 『THE HERO CODE 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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