死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢っておきたい100の言葉

著者 :
  • かんき出版
3.49
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本棚登録 : 2590
感想 : 306
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761267346

感想・レビュー・書評

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  • なんとなく手にとって積み本しちゃってたのをようやく完読。
    いわゆる自己啓発本です。

    この本で一番褒めたい所は本文ページの文字配置。
    見開き2ページにつき1つの言葉になっていて、右に大きく言葉がドドーン、左に言葉の説明、となっている。
    これがサクッと読みやすい感を出していて好感。
    一度読んだ人はぱらぱら~っとページを流すだけでも好きな言葉を思い出せる作りだと思う!

    ただ、惜しいのが、私には「う~ん?」と思う言葉が多く感じる点かなぁ。
    こればっかりは自分の生き方とか、考え方とか、好みがあるからね。 しかたない。
    共感できない理由として、私の経験不足もあるかと思う。

    全体を通して『時間=命』という考えに重きを置いている印象。
    時間の無駄遣いは命(人生)の無駄遣いだぞ~ お金より重いぞ~ と。



    さて、良いなと思った言葉を挙げてみます。

    『周囲から認められる前に、自分で自分を認めてあげる。』
    “どんなにたくさんの人から認められても、自分で自分を認めてあげられないのは不幸。”とある。
    幸せって何だろうって考えた時に、私は自分の事を好きだと思える事かなぁって思うから。

    『楽しい仕事はない。楽しそうに仕事をしている人はいる。』
    これは責任感の無い万年アルバイターの私だから共感できるのかもしれないけど。
    なんとなく、同じ作業でもニコニコしていると失敗も減って上手く回る気がします。

    『時間のプレゼントが、プレゼントの頂点。』
    “プレゼントなんてなくていい。会って話す時間を捻出することに勝るプレゼントはない。”
    私と会って話してくれる人たちって、本当に貴重なプレゼントをしてくれてると思うよねー

    『退屈な模範解答より、ハッとするような不正解のほうが尊い。』
    模範解答を出せる人も素晴らしいんだけど、私は少々ズレていても面白い方が好きだなって。

    『「わかりません」と言えることが、すべてのスタート。』
    『打ち負かすのではなく、包み込む。』
    『「意見は違って当たり前」と、知っておく。』
    プライドなんて捨てちゃって、WIN-WINになれる関係を作りたいね。

    そして最後に。
    『「……だから好き」は、愛していない。』
    『「……なのに好き」が、愛している。』
    これは本の中では恋愛をテーマにしているので解釈が異なるんだけど、私の好きな考え方だったりします。
    自分がずっと好きでいられるものって、プラス面ばっかり見て「好きな所はあれとこれと~」って思い浮かぶんじゃなくて、マイナス面が見えた時に「うわぁ・・。 ・・・でも好きだな、こんな自分ってしょうがないな!(笑」と思っちゃうものな気がする。


    こんなところかな。

  • 心にぐさっと刺さる言葉が多かった。
    表紙装丁がうまい、
    タイトルもうまい
    著者の他の本にも興味が湧いた一冊

    出版社の勝利ではないでしょうか。

  •  「時間」「恋愛」「人生」などのカテゴリー別に格言が並べられていて、初めて自己啓発を読む人にも馴染みやすいように端的に書かれている。そのため、深く読み解くかは自分次第。
    「効率的に何でもこなすとは言うが、量をこなして初めて見えるものがある。」
    「サボらないといい仕事はできない。」
    「何か手をつけなくてはと思っているときは、目の前の仕事を全力でこなす。」
    将来への漠然とした不安を抱えている自分に響くものがあった。

  • 人生において大事なことを100項目にまとめた本です。
    「人生」「仕事」「時間」「組織」「勉強」「情報」「交渉」「友情」「恋愛」「決断」の10部構成になっており、意識をそれぞれの分野に混同させず考えられるのが利点です。

    内容としてはありきたりといってしまえばそれまでですが、
    ありきたりなことほど重要なことなので、
    違う著者から刺激を定期的にもらうようにしています。

    本書では筆者の個人的な考え方も随所に出てくるので見どころはしっかりあります。
    その独特な考えも、納得のいく結論が多かったのが好感が持てました。

    例を挙げれば
    「“Time is life.” 遅刻は、殺人と同罪」や
    「99%の人は、準備だけで人生を終えてしまう」
    という考え方は結構新しい切り口で好きでしたがいかがでしょうか。

    他にも独特な表現や言い回しが多数あって妙に刺さる言葉たちに興味がある方は是非手に取って読んでみてください。もちろん、上手に生きるための方法を知りたい方にもおすすめです。

  • 人生、仕事、時間、組織、勉強、情報、交渉、友情、恋愛、決断、
    の十項目について攻めのオコトバ。

    TIME IS LIFEという考え方にはっとさせられました。
    遅刻は、殺人と同罪。気をつけます。

    これからキャリアを積んで働くぞー!という方向け。

    言ってること矛盾してない?と思う部分があったりするんですが…
    結局は、
    「勘違いしている人間は強い」とか
    「自分で自分を認めてあげる」とか
    そうゆう言葉にまとまるのでしょうか。


    p.90 上司をお得意様と考えると、毎日が変わる。

    p.94 自分に実力がないのなら、陰口だけは言わないと決める。

    p.122 資格試験を目指しているだけで、自己陶酔しない。

  • ・ボリュームが少ない
    ・ところどころ解説の理屈がよくわからない
    ・他の人の逆を行く方がかっこいいだろう的なチョイスが多すぎる気がする

    と、個人的にはちょっと残念なところが多かったけど、
    それでもいい言葉がいくつかあったので、
    100のうち1つでも心に響く言葉があれば十分価値があるとか、
    10冊読んで1冊でも当たりを引けばもうけものとか、
    そういう考えをできる人なら買う価値ありだと思う。

  • 雑用から逃げると死ぬまで雑用させられる。
    量をこなして、はじめて手の抜きかたが見えてくる。…100時間かけたうちの5時間や10時間くらいしか、本当の核心部分に触れるような仕事はしていない。だから仕事のできる人は、とてつもない短時間で驚くべき成果を挙げることができる。

    群れから脱出すると、時間が増える。
    時間のプレゼントが、プレゼントの頂点。
    何をするか、より何をしないか。無駄な時間を省く。
    理屈っぽい上司で、普段から鍛えられておく。
    どんなに粋がっても、サラリーマンは100%会社の看板のおかげ。
    決断は淡々とスピーディーに。

  • 仕事に対するモチベーションが下がったり、迷ったり、そんな時にパッと見直したい本。

  • 立ち読みで読んでたら
    立ち読みするひとは傍観者 みたいなことが書いてあって
    ちょっとドキリとしたな。
    ただ 買って手元に置きたいほどには 私には響かなかったな。。

    出世を断るならお荷物。
    自分のやりたいことを好きなだけするには出世したほうがいいって
    ニュアンスの内容に驚いたな。

    あとは情報を3箇所から得るってことも。
    一つに偏らないようにするには
    そういう考え方もあるのだなと。

    雑用すらも 完璧にして
    名前を示さなくても 自分がしたことが伝わるくらいの域にまで
    達するといいってのも なるほどなと。



    もしかしたら書いてあった内容と 少しニュアンスが違うかもだけど
    思い出した範囲で記録まで。

    • atuki029さん
      「好きなことを仕事にしなさい」とはよくビジネス書で言われていることです。
      でもどうやってそれをするか、今まで自分には分かりませんでした。
      で...
      「好きなことを仕事にしなさい」とはよくビジネス書で言われていることです。
      でもどうやってそれをするか、今まで自分には分かりませんでした。
      でも好きだからこそ仕事へのモチベーション、成果に結びつくことを実感するとこの言葉の真意が分かる気がします。
      2012/10/11
  • p.54
    「量をこなして、はじめて手の抜きかたが見えてくる。」

    p.60
    「何をするかより、誰とするか。」

    p.68
    「群れから脱出すると、時間が増える。」

    p.70

    「愚痴をやめると、時間が増える。」

    p.72
    「二番目に好きな人と過ごす時間は無駄。」

    p.80
    「一〇〇点目指して期限切れより、〇点でもいいから前日に提出。」

    p.84
    「何をするかより、何をしないか。」

    p.94
    「自分に実力がないのなら、陰口だけは言わないと決める。」

    p.102
    「現在群がっているグループで、あなたの一生が決まる。」


    p.116

    「立ち読みで終わる人は、傍観者で人生を終える人。」



    p.132
    『「わかりません」と言えることが、すべてのスタート。』


    p.142
    「一つの情報は、三ヶ所から集める。」

    p.148
    「情報で大切なのは、集めるより捨てること。」

    p.170
    「沈黙は、相手に破らせる。」

    p.197
    「『この人を好きになってはいけない』と
    がんばり始めたら、それが恋のはじまり。
    『この人を好きにならないといけない』
    とがんばり始めたら、それが恋の終わり。」

    p.228
    「遅い決断は、どんなに正しくてもすべて不正解。」

    p230
    「決断に時間をかければかけるほど、
    『やっぱりやめとくか』になる。

著者プロフィール

愛知県生まれ。岐阜県各務原市育ち。文筆家。東北大学教育学部教育学科卒。日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。コンサルティング会社では多くの業種業界におけるプロジェクトリーダーとして戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執る。のべ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話によって得た事実とそこで培った知恵を活かし、“タブーへの挑戦で、次代を創る”を自らのミッションとして執筆活動を行っている。著書は本書で180冊目。音声ダウンロードサービス「真夜中の雑談」、完全書き下ろしPDFダウンロードサービス「千田琢哉レポート」も好評を博している。

「2024年 『29歳までに知っておきたかった100の言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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