一瞬で大切なことを伝える技術

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著者 : 三谷宏治
  • かんき出版 (2011年11月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761267933

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一瞬で大切なことを伝える技術の感想・レビュー・書評

  • 重要思考ということで、
    ものごとの一番重要な部分にフォーカスをあてて
    みようということでした。

    例えば、節電のお話で
    夏のピーク時の節電をする際に、じゃあ家中の家電全部を
    最新のものにすれば良いのか、ということについて、
    そもそも、昼間に動かす電化製品では照明やテレビは
    ほとんど使っていない。エアコン、冷蔵庫が日中でも使うもの、
    だから買い替えるとしたらそれ。でもそもそも外で働いている
    場合は意味ないね。ってな具合で、物事を考える上で
    つねに核心を突くような思考方法をしよう、というようなおはなし。
    その辺は具体例も多く、かつ参考になるような情報もあり面白い。

    また、一見具体的に表現されているような言葉についても
    その内容の本質をしっかり考えようと言うことにも言及している。
    言葉って明確なようで曖昧さ多く含むから、それを常に注意し
    明確化していくクセをつけようという。

    悩むとは、思考停止だ、とのこと。
    そこから前に進むには誰かと話すことがよいと。相手に伝える事
    が自分自身の中での整理になると。

    「相手に伝える」章では
    プレゼンなどで使えそうなテクニカルな事が書いてあり参考になった。
    「短く話す、言い直さない」これは、最近自分が最も感じている
    話し方の方法。話す内容を相手に伝えるには、相手が考える時間を
    与える事も必要だから、内容や表現が多少未熟でも簡潔に話すことが
    重要なんだよな。相手もそれなりに考えて聞いてくれていれば
    言葉の未熟さは相手の思考で補ってもらえるので。むしろ相手が
    言い換えて「つまり○○ってこと?」って逆に聞いてくれるとなお良いし。
    ついつい、こちらの情報詰め込みすぎていっぱい話したくなってしまう事があるけど、それは自分ではいっぱいしゃべって満足してても
    相手に伝わりづらくなってしまうんだよね。話は伝わってなんぼだからな。
    相手に結論を言わせる、っていうのはかなり高等テクだけど
    ぜひ実践したい。ひとは自分の言った事を信じるとの事で
    納得感にもつながっているんだろう。

    「会話・議論」の章
    この章はとてもおもしろかった。会議を意味のあるものにするための
    ポイントを著者が提案しており、これを実践できれば
    きっとかなりの割合で時間短縮と効率化が図れると思う。
    ・プレゼンターは簡潔な文章で、最後にまとめをつける
     みなは、最後まで聞く
    ・質問の前にみんなで3分考える
     →受け身の人も意見を持ってもらう。
      考えずに反射的に言葉を発するひとを抑える
    ・勝手に話さない、大事な事からずらさない
     →質問がでたら、決着をつけて次の話題に行く。
      便乗での違う質問を許さない
    ・賛否を明確に。「コメント」に逃げない
     →経験談とかでお茶を濁さない。
    ・決め方を決めておく、雰囲気で決めない
     →意見が割れたときに、多数決か全員一致か予め決めておく
      リーダー一任もあり。世の中の成功事例は強力なリーダーシップが
      ある場合も多い。多数決+最後にリーダー一任、という場合は、
      リーダーは皆の意見が出そろうまで口を挟まない。皆が空気を読んだりしないよう自由に発言させる事が大事

    正直なところ、これを実際にできるかは別問題。
    上司に向かって「議題と関係のない話をするな」とは絶対言えないし
    現実的には、さらに高度なファシリテーションスキルが必要なんだと思う。
    でも、会議で重要なポイントを解説しているので、参考になった。

    バラバラの聴衆相手に話す事
    ここでは、聞き手のレベルがまちまちの場合、
    話し手として、事前に話す内容が土言うものかを
    きちんと説明してからはなすことで、聞き手の不満をおさえる
    つまり期待はずれを... 続きを読む

  • 東大出身、ボスコン⇒アクセンチュアを経て客員教授として各大学講師など勤める方の、ロジカルシンキングの技術が書かれている本。
    この手の本を多く呼んでいるわけではないが、他書と比較しても根幹となる基本的な考え方が書かれていると感じた。ただ良書ではあるものの、考え方なので、自分自身に落とし込んで実践することで始めて意味を成す。
    成長のきっかけにはなりえる良書。以下抜粋

    -----------------------------------------

    ・話し始める前から、結論は明確でなくてはならない。

    ・「~が一つある」と言い方はせず、「~が一番大きな原因です」と言いかえることの重要性。すると、次には「なぜ一番大きいかというと・・・」になる。

    ・ちゃんと聞くということは、自分の聞きたいことを聞くではなく、相手が伝えたがっていることをちゃんと聞き取ること。

    ・「要は○○ってことですよね」と断定はしないこと。自分の考えを違う言葉で言い切られることは気分が悪いですし、自分の考えとずれていたら「こいつ、わかってない」となってしまいます。

    ・一般社会では、ものごとを明確化するとは、「はい」「いいえ」で答えられる形に落とし込んでいくこと(誘導尋問)

    ※かみあう会議の5つのルール
    ①プレゼンターは簡単な文章でまとめ、みな終わりまで聞く
    ②質問する前に、みなで3分考える
    ③勝手に話さない。ダイジなことからずらさない
    ④賛否を示し、「コメント」に逃げない。
    ⑤決め方を決めておき、雰囲気で決めない。

    ・意見が割れたとき、どう決めるかを事前に定めましょう。
    (多数決付き、1人で意思決定なども◎)

    ・ほめるというのは、相手のダイジなところできちんと差を述べること。

  • 差と重み

    省略しがちであるがそれゆえにそれが大事

  • 「誰にとって」大事なことか?

    論点は人によって異なる。
    内田和成氏の本にも同様のことが書かれている。
    重要

  • ◯「重要思考」=「重み」と「差」(6p)

    ◯塊ごとに短めに区切ることが、口頭で理解してもらうには必須です。なので短冊一枚一枚を、読みながら渡す感じで、丁寧に話しましょう。(87p)

    ◯質問者も意図があるならそれをなぜハッキリ言わないの?聞いた意図と違う答えが返ってきたなら、ちゃんと突っ込み返そうよ。(143p)

    ★「重要思考」で考える、「重要思考」で伝える、「重要思考」で聴く、「重要思考」で会話・議論する、さらに...と続く。「重要思考」を身につければ会議が変わる。

  • 重要思考について、書かれた本。一般のロジカルシンキングは、継続的に使用するには難しい。その為、重要思考で2つの事を意識するだけで良いと書かれている。2つとは、大事なのかどうかと差は何かである。大事な事は何か?から始まり、その大事な事に対して、差は何か。その差の中でも、重みをつけ、原因等を一つに絞り込む手法等が書かれている。大きくは、考える→伝える→会話する→議論するの順で書かれている。

  • オーディオブックにて。
    重要思考という名前で考え方を説いている。
    主張はとてもシンプルで、「相手にとって大事なところできちんとに差があるかどうか考える」「その前提として、各々の主張かたまりが曖昧でないか気をつける」というもの。
    すでにこの主張に曖昧さがあるとか、一瞬で大事なこと伝えられるのにオーディオブックは倍速版で90分あるのかとか、ツッコミどころはあるけど、言ってることはもっともだと思う。
    ソフトエンジニアという職業柄、細かいところ、めったに起こらないケースも考慮する必要があるので、知らず知らずのうちにソフト以外のときも重要でないところに力を入れてしまっていたかもしれない。気をつけよう。

  • クリシンの講座を受けて、それなりに学んだ人には物足りないかもしれないが、これを自社の組織に浸透させたいとか部下にこの考え方を簡単に理解させたいとか
    そういった悩みを持つ人にはオススメの一冊です。

    今日もあったんだけど、部下の文章にコメントつけたときに、しっかりと考え方を知っている部下は案外すんなり受け取って修正もしっかりとできるのだが、これが基礎もなく考え方も知らずといった部下の場合、結局はコメントしてもそのコメントを理解できずにPCの前で固まっているという事象が発生してしまう。

    そんな後者の部下にはこの本を読ませる必要があるように思えた。

  • 役に立ったことをまとめると、
    ・比率(重要度)が大きい部分は何で、何と比較してどれくらいの差が生まれるか求めるようにする
    ・思考が止まってしまったら人と話すことで動かすことができる
    ・言いたいことは文章よりも短冊にする(短い文・言葉で伝える)
    ・相手の話を理解するには、相手が一番大事と考えていることを理解すること。そのために聞きなおしたり別の言葉で置き換えたりしてみる。
    ・相手が大事と考えていることについて差を比べてほめる

    著者の主観や経験断が多く読み辛かったけど一応役に立ったこともあったのでまあ良かったかなと思う。
    絵が多くて分かりやすいかと期待したけれど、意味がわからないものが多くイマイチだった。

  • 大切な事を相手に伝えるためには、「大事な事」「伝えたいこと」が何かを自分自身で理解して、頭の中をすっきり整理する必要がある。
    と書くと、当たり前だろ!馬鹿にするな!と思ってしますが、実際に出来ているかと言うと正直自信が無い人が大半だと思う。

    この本では、頭の中や会話、議論をすっきり整理する為の技術を「重要思考」と呼び、構成要素毎に説明している。

    自分も人と話すとき、話を聞くときに意識したいと思った事項。

    ロジカルの超基本は「塊」と「つながり」
    「塊」は「程度(定量化)」「範囲」を明確する事で、言いたいことをハッキリさせられる。
    「つながり」は原因、結果、前提の様な、塊をつなぐ矢印。

    「重要思考」=「重み」と「差」
    「重み」何を大事だと思うか?
    「差」何がどの程度すごいか?

    重要思考で話を聞く時に考える事
    ・一番大事な事は何?
    ・それを実現する為に大事な事は?
    ・それに対して、オプション間での差はどれくらい?

  • 言いたいことをはっきりさせ、それをうまく相手に伝える技術についての本。

    シンプルで実践しやすい方法が紹介されており、すぐに役に立つ。

    参照多数

  • 一瞬で大切なことを伝える技術として「重み」と「差」の話が出てきたが、私には分かりにくかったです。
    例もあるが、それもいまいち分からずでした。
    ただ、各章ごとにまとめと復習があったのは良かったです。

  • わかりやすく伝える事は重要だと分かっていてもなかなかうまくいかない。
    この本言っている「重要思考」は分かりやすく実践的だと思える。
    このくらいシンプルでないと私には使えない。

  • 最も大切なことを常に意識する。

  • ワンスライド ワンメッセージ

    相手の反応が悪いと感じると、ヒトはどんどん発言を重ねます。

  • 【読みたい】ビジネスブックマラソン

  • 重要思考
    相手にとってダイジなところで、きちんと差があるかどうかを考える。その前提として、各々の主張(塊)が曖昧でないか気をつける

    「重み」 何を大事だと思うか?

    「差」 何がどの程度すごいか?

    ほめるの極意
    ①他(自分とか)とちゃんと比べること
    ②相手のダイジなところでほめること

    スライドにボケやツッコミを担わせる
    しゃべった通りにスライドに書いてない、書いてある通りにしゃべらない

  • 「最も大事なものを伝える」「どれだけを伝えないか」が、評者に欠けていると思った一冊である。
    「君の言うことは伝わらない」と職場の先輩に言われ、某有名な本まで借りた。それでも身に入らず、本書を購入したのがきっかけである。
    評者は自身を「論理的な人間」と思っていた。いや、思い込んでおり、”すべて伝えなければならない” みたいな思考に固まっていた。

    もっとシンプルに「何が一番重要か?」「差はどれぐらいか?」をトレーニングして、先輩を見返せるか。これからが本番である。

  • 本の体裁から、あまり期待せずに読み始めたが、期待以上だったと言える。
    特に、会議について「発言の前に3分考えさせる」こと や「話題が逸れたら、それをきっちり指摘する」というようなファシリテーションについての考え方はわかっていても、出来ていない。   時にはこういう本で、自身の行動の整理をするとともに、若い世代にも広めていく必要を感じる。

  • 悩みとはほぼ思考停止。人と話す事で思考が進む。

  • 物事をちゃんと伝えるためには、論理的な考え方や会話のしかたが必須である。本書では、「考える・話す・聴く・議論する」の4ステップに分けて、『重要思考』に基づいた「ロジカルに伝える技術」を伝授している。以下、個人的な備忘録を以下に示しておく。

    ・ロジカルの基本は塊とつながり
    ・重要思考で考える。重要思考とは重みと差である。ダイジかどうかは重みで示す。
    ・悩みは感情であり、思考上は停止状態。それを解決するには人と話すことが一番。
    ・相手に結論を言わせと、よりよい。

  • いいね!と思った箇所(抜粋)

    止まっている思考を動かすのに一番なのは、「ヒトと話す」こと。

    相手からの反応が「思考」を進める。

    15秒以内に、90%の情報が忘れ去られ、それを超えて保持できるのは、数字であれば7つ、文字は6つ、単語は5つしかない。

    ヒトは他人の言ったことより何より、自分の言ったことを信じるので、結論は相手に言わせること。

    相手の話に潜む、大事なことや面白い差を「発掘」するのが、聴くことだと割り切ろう。

    聴くことは自分の考えを示すことではなく、相手が考える手助けである。

    よりよい結論を導くための「発展的議論」にこそ価値がある。

    スキルは同じ事を繰り返さないと身につかない。

  • 流石に、一瞬では読めなかった。

    ■かみあう会議の5つのルール
    ①プレゼンターは簡単な文章でまとめ、みな終わりまで聞く
    ②質問する前に、みなで3分考える
    ③勝手に話さない。ダイジなことからずらさない
    ④賛否を示し、「コメント」に逃げない。
    ⑤決め方を決めておき、雰囲気で決めない。

    聞き手の聞きたい内容を話そう、という趣旨。

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一瞬で大切なことを伝える技術の作品紹介

一生懸命、言葉を尽くしても、言いたいことが相手に伝わらない……。
そんなことはありませんか?

ちゃんと伝えるためには、ロジカル(論理的)な考え方や会話のし方が必須です。
「ロジカルに伝える」ために必要な技術は、たった1つで十分です。
それが、世界一シンプルな思考法、 『重要思考』です。

本書は、「考える」「話す」「聴く」「議論する」の4ステップに分けて、
『重要思考』にもとづいた「ロジカルに伝える技術」を教えます。

『重要思考』は、著者が戦略コンサル、経営コンサルの現場で
長年使いつづけてきた思考法であり、
BCGやアクセンチュアの社内研修で、使われてきたものです。
また、大学院や研修の場で、延べ1万人以上に直接伝えてきた技術です。

『重要思考』はとてもシンプルで実践的です。
これをマスターすれば、
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