- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761268930
作品紹介・あらすじ
7つの「力」で替わりのきかない総務パーソンに。幅広い知識と鋭い問題発見で、経営者に必要とされるプロになる。
感想・レビュー・書評
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総務のしごとは、社員の先にいる顧客に向けておかねばならぬ。
間接部門だからこそクリエイティブに、課題を定義して価値を作り続ける。社員がイキイキ働くためには不可欠な部門だ。経営戦略、生産性、社員のモチベーション。全て総務ご支えている。
大切なのは問題発見力、段取り力、伝達力、調整力、管理力、結束力、法的対応力。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
社会人の生活は長いのですが、総務の人と一緒に仕事をする機会が少なく、総務の方がどのような視点で仕事に取り組んでいるのか私にとって興味があります。
この本では、総務のヒトに求められる柔軟な思考と客観的な視点を磨くための方法が50に纏められています。
総務の仕事は多岐にわたり、特に管理者(上司)が自分ではできない内容であっても、部下にやらせなければならない難しい立場にあるので、自分が経験したことのない問題に対処する上で参考になるポイントもありました。
以下は気になったポイントです。
・できないことを堂々とお願いすることも、総務パーソンの大切なスキル(p24)
・判断は、「報連相」や「意思決定」とは次元の異なることなので、間違ったとわかった段階で訂正すればよいということを覚えておく(p30)
・あらかじめ自分のスケジュールのなかにリフレッシュするための予定を組み込むことが大切(p35)
・一つの仕事をいくつかに分解し、最終的な締切の他に、その一つ一つに締め切りをつける(p37)
・総務においては、強みを伸ばすというよりも、弱みをある程度克服していくことが求められる(p47)
・問題は、「ヒト・モノ・カネ、情報」という4つの経営資源から考える(p59)
・メールにおいて、CC及びBCCの使い方に基準を設けておく(p77)
・結論を先に言えと言われるのは、起:目的、承:提案、が長いから(p100)
・具体的な数字を挙げることは重要、定量的なデータは日常から収集して、すぐ使えるようにしておく(p135)
・コスト削減と同時に必要なところにカネを使う必要がある、自社の事業のどこに投資するかを常に心がける(p143)
2013年5月25日作成 -
大学生から社会人にオススメ。
取り留めのない仕事の決まりをつらつら書いており、響く言葉が少ない。 -
会社の総務部に所属する部員がどんな考え方を持って、どのような役割を果たすべきであるのか?全50の方法に沿って詳細に説明した内容。
問題発見力・段取り力・伝達力・調整力・管理力・結束力の6つについて、詳細に学ぶことが可能。
総務の業務に対する見方がかなり変わる。すごく会社に貢献できる業務。
工夫できる余地、作っていかないとならない仕組みもたくさんある。面白い。 -
所要時間:1時間51分
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50項目から新たに使えそうなのは6項目。
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総務パーソンが必要とする項目をていねいに述べている。
最後に総括があってもよかったのではないかと思う。 -
まあ、割と参考になりました。特に、自分で仕事のルールを決めるという点。そこに、おもしろさを見出すことがカギだと思います。