- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761270896
作品紹介・あらすじ
怒りを溜めず、嫌われず相手に伝わる!「売り言葉に買い言葉!」がなくなる!相手も自分も傷つけない1分会話術!
感想・レビュー・書評
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アンガーマネジメントの方法について、図解付きで平易な言葉で説明してくれる本。
怒りにみられる4つの特徴では、『怒り』という感情は、そもそもなんなのか、どんな性質があるのかを説明してくれる。どれも心当たりのあるものばかりである。怒っている時に感じていることを言語化してくれると、頭の中が整理しやすくなる。
次にコミュニケーションの3つのタイプについて述べられている。自分がどのタイプに当てはまるか考えながら読むとおもしろい。
最後に怒りを感じた時の11の方法として、7つの対処法と4つの体質改善の方法を教えてくれる。
私はもともと身内に対して感情的になりやすいことを自覚している。他人に対しては比較的冷静でいられるが、身内に対しては些細なことでも気になってしまう。
それも怒りの性質だと分かったので、自分が人と違うのではなく、むしろみんなと同じなんだと思って安心してしまった。
対処方法はなかなか身に付いていないが、時々見返して努力していこうと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アンガーマネジメントは本当は個々の対応が重要と思われる。
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自分の本当の感情に気付いて、それを適切に表現し相手に伝えること。相手を打ち負かそうと思ったり、自分は正しいと思って伝えるのではなく、純粋に今どういう気持ちなのかを冷静に伝える。具体的な事例が多数紹介されていて参考になった。本はすんなり読み終えたが、これを実行に移さなければ。読んで理解することと、それを行動に移すことは別物だから。
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2022年5月・6月期展示本です。
最新の所在はOPACを確認してください。
TEA-OPACへのリンクはこちら↓
https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00531623 -
普通のことだけど、意識するだけで違うのかなという気持ちにはなった。
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結局、売り言葉に買い言葉ではなく、同じことを伝えるのでも、言い方をよりベターなものにしましょうということだけど、これは頭で分かってもなかなか実践するのは難しい。
だから、自分を取り巻く環境や相手の言葉に左右されない心、云うならば「鈍感力」を身につけるのが先決のように思う。
相手に比べて自分に自信がないから相手を攻撃する、つまり自己受容度が低いから攻撃的になるのだと思えば、もう少し寛容になろうかなってなるんじゃないかな?
あと、ストレスを自分がコントロールできることとできないこと、更に重要なことと重要ではないことの4つのブロックに振り分けるテクニックは使えそう。
自分でコントロールできないこと、例えば、車の渋滞などには過剰に反応しても仕方ないとなる。 -
まとめ方が美しい。見出しや色分け、イラストでとても読みやすい本。
「コミュニケーションの3つのタイプ」によると、私は攻撃キャラ。口癖は思い当たることばかりで反省。
自己受容度が低いので、相手と比べて自信がないから相手を攻撃する。間違いを指摘されたり、失敗をしたとき、謝ったら負けだと思ってしまう。そのため、言い訳をしたり、何かのせいにして攻撃的になる。つまり、相手に負ける前に、勝つための攻撃をする。 -
・自己受容度が高いアサーティブな人間は、間違いを認めても自分の価値が下がると思わない
・アサーティブに伝えても思い通りにならないこともある。そんなときは、相手と対等に向き合って、自分が伝えなくてはいけないことを率直に伝えたことをゴールにする
・自分の本当の気持ちを言葉にする
・人格ではなく取った行動のみ言及する
・主語を自分にする
・べきを洗い出す