アンガーマネジメント 怒らない伝え方

著者 :
  • かんき出版
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本棚登録 : 445
感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761270896

作品紹介・あらすじ

怒りを溜めず、嫌われず相手に伝わる!「売り言葉に買い言葉!」がなくなる!相手も自分も傷つけない1分会話術!

感想・レビュー・書評

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  • アンガーマネジメントの方法について、図解付きで平易な言葉で説明してくれる本。

    怒りにみられる4つの特徴では、『怒り』という感情は、そもそもなんなのか、どんな性質があるのかを説明してくれる。どれも心当たりのあるものばかりである。怒っている時に感じていることを言語化してくれると、頭の中が整理しやすくなる。

    次にコミュニケーションの3つのタイプについて述べられている。自分がどのタイプに当てはまるか考えながら読むとおもしろい。

    最後に怒りを感じた時の11の方法として、7つの対処法と4つの体質改善の方法を教えてくれる。

    私はもともと身内に対して感情的になりやすいことを自覚している。他人に対しては比較的冷静でいられるが、身内に対しては些細なことでも気になってしまう。

    それも怒りの性質だと分かったので、自分が人と違うのではなく、むしろみんなと同じなんだと思って安心してしまった。

    対処方法はなかなか身に付いていないが、時々見返して努力していこうと思う。

  • アンガーマネジメントは本当は個々の対応が重要と思われる。

  • 自分の本当の感情に気付いて、それを適切に表現し相手に伝えること。相手を打ち負かそうと思ったり、自分は正しいと思って伝えるのではなく、純粋に今どういう気持ちなのかを冷静に伝える。具体的な事例が多数紹介されていて参考になった。本はすんなり読み終えたが、これを実行に移さなければ。読んで理解することと、それを行動に移すことは別物だから。

  • 2022年5月・6月期展示本です。
    最新の所在はOPACを確認してください。

    TEA-OPACへのリンクはこちら↓
    https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00531623

  • 普通のことだけど、意識するだけで違うのかなという気持ちにはなった。

  • 読みやすい書かれ方で、すらすら読める。でも、タイトルにもなってる伝え方の具体例部分はあまり参考にならなかった。それよりもパート1~3とかエピローグのほうが実践的だしためになると思う。

  • 結局、売り言葉に買い言葉ではなく、同じことを伝えるのでも、言い方をよりベターなものにしましょうということだけど、これは頭で分かってもなかなか実践するのは難しい。
    だから、自分を取り巻く環境や相手の言葉に左右されない心、云うならば「鈍感力」を身につけるのが先決のように思う。
    相手に比べて自分に自信がないから相手を攻撃する、つまり自己受容度が低いから攻撃的になるのだと思えば、もう少し寛容になろうかなってなるんじゃないかな?
    あと、ストレスを自分がコントロールできることとできないこと、更に重要なことと重要ではないことの4つのブロックに振り分けるテクニックは使えそう。
    自分でコントロールできないこと、例えば、車の渋滞などには過剰に反応しても仕方ないとなる。

  • 怒ってもいいんだ。怒りという感情は、決して恥じたり隠したりしなくてもいいんだ。そんなことを気付かさせてくれた一冊だった。

    人間は3つのタイプに分けられると著者は語る。
    攻撃型、受身型、アサーティブ型。
    私はどちらかというと受身型だ。
    何か強く主張されたり、非難されると、
    黙りこくって、もやもやしながらも結局は自分が悪いんだと考えてしまう。そうするのが相手を嫌な気持ちにさせずに済むと信じてきたから。

    この本を読んで、アサーティブ型になりたいと感じた。
    まずは家族。そしてやっかいな仕事仲間に対して。

    以下、今日から実行すること。

    ①何を一番いいたいのか、はっきりさせる
    ②自分の本当の気持ちを言葉にする
    ③注意する時は何をどう変わって欲しいのかを具体的に伝える
    ④「私は」を主語にして伝える

  • まとめ方が美しい。見出しや色分け、イラストでとても読みやすい本。
    「コミュニケーションの3つのタイプ」によると、私は攻撃キャラ。口癖は思い当たることばかりで反省。
    自己受容度が低いので、相手と比べて自信がないから相手を攻撃する。間違いを指摘されたり、失敗をしたとき、謝ったら負けだと思ってしまう。そのため、言い訳をしたり、何かのせいにして攻撃的になる。つまり、相手に負ける前に、勝つための攻撃をする。

  • ・自己受容度が高いアサーティブな人間は、間違いを認めても自分の価値が下がると思わない
    ・アサーティブに伝えても思い通りにならないこともある。そんなときは、相手と対等に向き合って、自分が伝えなくてはいけないことを率直に伝えたことをゴールにする

    ・自分の本当の気持ちを言葉にする
    ・人格ではなく取った行動のみ言及する
    ・主語を自分にする
    ・べきを洗い出す

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著者プロフィール

アドット・コミュニケーション株式会社代表取締役。一般社団法人日本アンガーマネジメント協会理事。
立教大学卒業後、大手企業勤務を経て研修講師に。銀行・生保・製薬・通信・総合商社などの大手民間企業や官公庁で「伝わるコミュニケーション」をテーマに研修や講演を実施。対象は新入社員から管理職、役員まで幅広い。研修講師歴30年。「アンガーマネジメント」や「アサーティブコミュニケーション」「アドラー心理学」をベースとした「言葉がけ」に特化するコミュニケーション指導に定評があり、これまでのべ指導数は22万人に及ぶ。
主な著書に『アンガーマネジメント』『怒りの扱い方大全』(日本経済新聞出版)『アンガーマネジメント 怒らない伝え方』(かんき出版)『働く女の品格』(毎日新聞出版)など多数。

「2023年 『怒らない100の習慣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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