- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761272012
感想・レビュー・書評
-
「走りながら考える新規事業の教科書」
1.購読動機
7月から新しいミッション、著書タイトルの状況となったため。
2.読了からの学び。あえて一つあげるならば。
走りながら考える ▲。足りない、、、
↓
【走る→計測→フォーム修正】×高速×♾。
3.本書から改めて認識できたこと。
①MECE
フレームワークを知るは、思考→行動に役立つこと。
②顧客
顧客が解決したい、かつ重要な困りごとは何か?
③組織
リソースは不足しがち。
ゆえに、目的直結のキーアクションをきめて、充当せよ。
4.マーケティング、事業戦略 精読の方へ
わたしも、比較的に読む人間です。
しかし、この著書を読んで、改めて認識できること、不足していることに気づきました。
もし、マーケティング、事業戦略系での書物をお探しの場合は、★5個です。
網羅しているから。また、考え方の図式があるから。
#ビジネス書好きなひとともつながりたい
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ビジネスモデルキャンバスの解説書。Part 1がスタートアップ編 (新規ビジネスの立ち上げ)、Part 2がリデザイン編 (既存ビジネスの変革)という章立て。
著者のワークショップ(短縮版)を受けたことがあるため、内容については(自分の中で)お墨付きで、もっと詳しく学びたいと思っていたものの、Part 1については、ほぼすでに学んでいた内容の復習。
そしPart 2(リデザイン編)もほぼPart 1とやってることは同じという印象。
※ビジネスモデルキャンバスは有効だと思うけど、CR (顧客との関係性)の項目だけはピンと来ない。なに書くのかイマイチわからないし、何のために書くのかもわからない。
※サブツール的な位置づけの「共感マップ」と「VP(バリュープロポジション)キャンバス」も、どうもピンと来ない。
Part 1
114
コスト構造は、コストを圧迫するものから算出
ビジネスモデルによっては、コスト主導のものもある
127
プロトタイプでの検証は必須
128
ビジネスモデルキャンバスは、検証を繰り返し、ブラッシュアップしていくもの。
Part 2
150
事業立ち上げ時のキャンバスと現状のキャンバスを見比べる
171、202
プロダクトアウトのほうが圧倒的に早く価値提案を提起できる
リソースから書く -
新規事業は、どこまで深く考えることができるか
も重要ですが、
自分たちで考え、実践していく力をつける
と言うことも同様に重要です。
本日ご紹介する本は、
新規事業の取り組みの中で
実践していくことにフォーカスした1冊。
ポイントは
「打ち手をたくさん持つ」
新規事業は、成功の定石があるのではなく、
やれることを片っ端からやった結果。
成功確率を上げる手段を
たくさん打っていくことで、
実践していく力がついてくる。
そして、自分たちで実践する力を身に着けることを優先したほうが
結果、いい企画を作る力も上がってきます。
「市場検証」
社内で時間をかけて考えるよりも、
市場での検証に時間をかけるほうが得策。
いろいろな人の考えをフィールドに出て拾い集めることが重要です。
でも、顧客に「どんな商品が欲しいですか?」と聞いて、
いいアイデアがでることはまず無い。
拾い集めるべきは顧客のペイン(困りごと)とゲイン(得)。
そして、顧客が成し遂げたいことを
いかに障害なく解決してあげるかがポイントです。
「スモールスタート」
なるべく時間をかけずにスモールスタートで検証します。
①時間をかけすぎない
②打ち手をたくさん持つ
③小さくつくる
④考えすぎない
準備と実行のバランスの問題ですが、
本書では、ある程度準備ができたら
すぐ実行していきましょう、と言うスタンスです。
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
まずは、自分たちで考え、実践する力を身に着けることを急いだほうが正攻法
ツールの使いこなしに注力するのではなく、市場での検証に時間をかけるほうが成果が上がる
実際に競合のサービスを利用してみる
「他社が見逃している点はないか?」「当たり前と思うことに違う観点はないか?」
ビジネスモデルの運営コストで、なにが高額になっているかを抑えておく
ノウハウやポイントをブラッシュアップできるよう、企画書の要素ごとにモジュール化しておく
顧客の課題や仕事の全容が理解できればできるほど、ソリューション構築の可能性がでてくる
皆さんが自身がもてないものに、顧客が納得してくれるはずがない
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆目次◆
Part1 スタートアップ編 新規事業を立ち上げる
Part2 リデザイン編 既存ビジネスを見直す
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -
積ん読のままだったがようやく一通り確認
今中計を作っていて、新規事業そのものや、既存事業の見直し 両方に使える感じ
読み返しつつ生かしていく予定 -
必読
-
新規事業立ち上げのお勉強。
全く参考にならなかった。 -
”BMGキャンバスの9つのルートの図がなるほどな感じ。
東芝やトレンドマイクロの事例インタビューあり
<キーフレーズ>
・ビジネスは、計画からデザインの時代
・真の顧客志向は、顧客になりきること p42
※対顧客ではなく、顧客に乗り移る
→共感マップ、VPキャンバス
・コスト構造はコストを圧迫するものから算出する
・最もフォーカスすべき顧客を分析する
・複数つくってみる
セカンドキャンバス、サードキャンバス
<きっかけ>
Oボスにお借り。講師 今津さんのサイン入り本” -
名前がキャッチーすぎる笑 あのビジネスモデルキャンバスの授業が本になった感じ。BMCや多種多様なフレームワークを使いながら新規事業の進め方が綴られている。特に既存ビジネスのリデザインの章はありがたい。ペルソナ、カスタマージャーニーといったマーケの考え方が色濃くでている。