超訳 哲学者図鑑

著者 :
  • かんき出版
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本棚登録 : 326
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761272043

感想・レビュー・書評

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  • 生きることは考えること。
    言葉との繋がりに気づいてしまってから話がさらにややこしくなっちゃたなと思う。
    言葉を使わないと私たちは考えることすらできないですからね…でも無意識というものはそれも超えてるのかもしれないし。
    この前読んだバイアスとの関連も気になるな。
    先に「こうなってほしいな」と思っていることに繋げて哲学を作っているというのはまさにバイアスですよね。
    でも人が考えてる以上、それを回避するのも難しい。
    それを言語化するとさらに言葉やバイアスの影響を受けることになるだろうな。
    でも、それをこんなにたくさんの人がやってきたということ。
    考えていること、誰かに伝えなきゃいられない。
    それもまた人。

  • 流し読みしちゃったのでまたちゃんと読みたい

  • 難しかった…

    一回読んだだけでは、誰がどんな理論を言っているのかや派閥的なものも掴めなかった

    ただ、古来から人は悩み、考えながら生きてきて、その拠り所が宗教だったり哲学だったんだろうと再認識できた

    アーレントの「思想」を学ばない人たちが増えると、何も考えない人が増え、善悪の区別もつかなくなり独裁者を生み出すことにもなるというのは、現在進行形の問題とも感じた

    もっと理解を深めたい

  • イラストが緩くてとっつきやすい。
    哲学の勉強というよりかは自分にしっくりくる哲学を知りたくて読んだりします。

  • 哲学入門にはとてもよい。この中から好きな哲学者を見つけて、深掘りしていきたいと思う。私は結構古代の哲学者が好み。

  • 哲学は詳しくないので、もしかしたら的外れな感想かもしれませんが、この本、哲学史を学ぶのに、かなり良い本のように思います。
    核となる哲学者の考え方については、おそらく、かなり大胆に、枝葉末節を切り捨てて、ズバッと述べています。
    また、哲学者が、過去の哲学者を批判したり、過去の哲学者の考え方をブラッシュアップしたりしながら、哲学が進化していく様を、非常にわかりやすく述べています。

    ある意味、わかりやす過ぎるので、怪しいという気もしなくはないのですが、この本をきっかけに、各哲学者の考えに触れ、理解を深めていけば、相当なレベルに達することができると思います。

  •  哲学とは本来思索のツールであるということが、簡単コンパクトによく分かる。
     ビッグな哲学者60人の思考エッセンスを、各々四ページで紹介という思い切った構成。
     四頁目は「練習問題」と解答/解説という仕立てでもう一度勘どころを復習させるという作りに唸った。
     文章が軽みを帯びているのは意図されたもので、浮薄ではなく平易で分かりやすい。この手の本はこれまで何冊か読んできたが、入門書としてはこれがベスト。考え方に行き詰まったら、時々この本を開いてみたいという気にさせられる。

  • 哲学者ひとりひとりの説明が4ページほどづつでまとめられている。
    説明が平易である点に加えて、寝る前に1日1人づつ学ぶなど、ルーティーンが作りやすい点が評価できる。

  • 当たり前のことだけど、人の数だけ、その人の考えがあって哲学があって、そう言ったものをしっかりと見比べることのできる一冊。

  • 河合塾の講師で、洗礼名をペンネームに~古代:ソクラテス、プラトン、アリストレス、エピクロス、ゼノン、キケロ、仏陀、孔孟、老荘:中世~近代:アウグスティヌス、トマス・アクィナス、ピコ・デラ・ミランドラ、マキャベリ、デカルト、スピノザ、ライプニッツ、ベーコン、ロック、バークリ、ニューム、パスカル、ルソー、カント、ヘーゲル、ショーペンハウアー:現代①~実存主義・減少額・社会主義:ベンサム、ミル、ジャイムズ、デューイ、マルクス、キルケゴール、ニーチェ、フッサール、ハイデッガー、ヤスパース、サルトル、メルロ・ポンティ、レヴィナス、アラン:現代②~構造主義,ポストモダン、分析:フロイト、ユング、アドラー、アドルノ、ホルクファイマー、ハーバーマス、ソシュール、レヴィ・ストロース、フーコー、リオタール、ボードリヤール、ドゥルーズ、ガタリ、デリダ、アルチュセール、ハンナ・アーレント、バルト、バンヤミン、ネグリ、ハート、ロールズ、フランクル、ラッセル、ウィトゲンシュタイン~東洋は哲学者の出ない場所らしく、お釈迦様と老荘しか紹介されていない。「欲望のままに生きるのは真の自由ではない!」カント「理性において人生は選択できる」アリストテレス「苦しいじんせいにを何度でも繰り返せ!」ニーチェ

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著者プロフィール

1960年生まれ.難解な歴史や哲学をわかりやすく伝えるために予備校の講義や著述に励んでいる.

「2004年 『トマスの日本史-1000ダケヨ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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