地方から政治を変える: 未来政治塾講義II (未来政治塾講義 2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761513283

作品紹介・あらすじ

日本の未来を拓く政治の担い手を育てることを目的に、滋賀県の嘉田由紀子知事が2012年に立ち上げた「未来政治塾」。若者や女性を中心に670名が受講した人気講義を単行本化。福祉、エネルギー、財政、産業、防災など第一人者が目指す行政改革への道筋とは。日本の政治のしくみを変えていく革新者たちの講義録、2冊同時発売。

感想・レビュー・書評

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  • 若手首長とは対照的に、今までの政治を司って来られた年配の方々の意見書の様な内容だったと思います。 特に政治の中身やイロハを知るには最適だと思います。 ただ現代の社会思想とは逆行している感も否めないと思います。 自分自身、今までの政治はこのように行われて来たという事実を知る上では大変勉強にはなりましたが、未来を切り拓くという意味では少し時代遅れな気がしました。

  • 8人の専門家によるそれぞれの専門性、得られる知識も多くありました。それにしても2013年発刊、今も10年前も、抱える問題は同じで遅々としか進んでいないんだな、。

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著者プロフィール

参議院議員、元滋賀県知事、日本環境社会学会元会長、農学博士
1950年、埼玉県生まれ。1970年代初頭京都大学探検部員としてアフリカで水と環境の価値を発見。ウイスコンシン大学大学院・京都大学大学院修了。1970年代から琵琶湖周辺農村での水利用調査などを行い、1982年より琵琶湖研究所研究員として鳥越晧之たちと生活環境主義を提唱。1980年代中頃より琵琶湖博物館の企画・建設提案し1996年開館に結びつける。2000年より京都精華大学教授を経て、2006年公共事業の見直し・子育ての充実を訴え滋賀県知事に。「流域治水条例」を全国で初めて制定。2014年勇退後はびわ湖成蹊スポーツ大学学長。2019年より参議院議員。
編著書に『水と人の環境史』(1984年、鳥越晧之・嘉田編)、『生活世界の環境学』(1995年)、『水辺遊びの生態学』(遊磨正秀と共著、2000年)、『水辺ぐらしの環境学』(2001年)、『環境社会学』(2002年)、『生活環境主義でいこう!──琵琶湖に恋した知事』(古谷桂信と共著、2008年)、『知事は何ができるのか』(2012年)、『滋賀県発! 持続可能社会への挑戦』(内藤正明・嘉田編、2018年)、『命をつなぐ政治を求めて』(2019年)、『流域治水がひらく川と人の関係』(嘉田編、2021年)など多数。

「2022年 『水と生きる地域の力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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