- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761527105
作品紹介・あらすじ
緑を楽しみながらヘルスケアに取り組める「予防医療」や、社員の創造力や感性を高める企業向け「人材育成」のフィールドとして、これまでにない森の活用法を提案。ツアーのつくり方、運営やマネジメント、事業の継続性、地域の雇用づくりまで。森林浴事業で起業した女性フロントランナーによる、現場発信型・実践ノウハウ!
感想・レビュー・書評
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森林浴が大好き。
森林や山はいつまでも保全されていてほしい。
だから、実際のところビジネスとしてはどうなの?
と、別の角度から興味を持ち読んでみた。
感想としては、ビジネスとしては課題満載!
健全な事業として、美しい自然を守っていくのは、途方もないことなんだなぁと。思いました。
それを生業にしている人には本当に脱帽。
おそらく著者さんもまだまだ道半ば、だからみんな森に興味を持って!という気持ちなんだろう。
大きな課題に本気で挑んでいるゆえの、下手なことを断言できない感が漂う。
事業を大きくして、ほんとに森林浴が身近にできた時、改めて本を書いてもらいたい。
この本に書いてある課題はどうクリアしたか、気になるから。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
森林浴について、様々な角度から分かりやすく紹介している本。
読み進めていると、どんどん話題が変わっていくのでスピードが早くてついていくのがちょっと大変でした。森林浴に関する情報が様々な角度から紹介されるので、へーっと感心するようなことが色々ありました。でも、さっきの話題もっと深く知りたいよ、と思っているともう次のテーマに。気になったものは自分で調べながら、ゆっくり読み進めました。
”森のリズムは都会に比べてゆっくりです。”というような事を文中で述べているにも関わらず猛スピードで進んでいく本書のギャップには驚かされたけれど、内容的には知識が増え、良いと思いました。きっと著者はこの本を書いた時、都会にいたのだと思います。
著者の専門分野でもある企業研修としての森林活用については、実例がたくさん盛り込まれ熱量もあって内容が充実していました。前半が駆け足だったのは多くの内容を幅広く紹介したかったからだろうと思いました。
この本を通して自分も何かこのような活動を取り入れてみたいと思うきっかけになりました。 -
shinnrinnyoku(森林浴)、この言葉が日本発祥の言葉だとは知らなかった。
森の魅力を「森林浴」を通して伝えている。
論文のようにも感じ、起業家を募る、あるいは起業するハウツー本のようでもある。
淡々と森の魅力について語られていた。
昨年秋から週末に近くの森の散策を楽しみに出かけている。
本を読んで納得の効果が既にある。
著者がこうして資料をまとめ本にし、また森の魅力の活動を続けている、そのことに感銘を受ける。
机上論だけでなく、実践を伴って活動している...
著者の 小野なぎさ さん
素敵な女性だと思ってしまった! -
今日はみどりの日。午前を近所の公園で過ごした。時折、頬を撫でる風が心地よく、木漏れ日がキラキラで、かすかに新緑の香りも。緑がある場所はいいね。
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森林浴事業で起業した森林浴の案内人の小野なぎささんが書かれた本。
1章 森林浴は今、可能性がある
2章 森林浴の医学的効果
3章 海外が注目する日本発祥のShinrinyoku
4章 地域と人を元気にする!森林浴の可能性
5章 ヘルスケア事業としての森林浴
6章 人を成長させる森林浴
私の住む山梨県小菅村の活動も素敵な写真付きで紹介されています。
「森林サービス産業」が注目される中、森林活用の可能性を改めて見直し、それぞれの地域で森林を活かす活動を取り組む為のヒントが満載で森林に関わる方々にお勧めの1冊。 -
あたらしい森林浴 地域とつくる! 健康・人材育成プログラム。小野 なぎさ先生の著書。森林には人間の心身を癒す不思議な力がある。森林浴を通じて気運転換や健康増進につながってリフレッシュできることは研究結果からも証明されている。一般社団法人森と未来代表理事で東京農業大学地域環境科学部森林総合科学科をご卒業されて森林セラピストでもある小野なぎさ先生のご説明は専門家ならではの納得感があります。