教師をどう生きるか 堀裕嗣×石川晋

著者 :
  • 学事出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761919924

作品紹介・あらすじ

予定調和一切なし。実に11時間を超える対談を経て見えてきた、教師としての生き方、在り方、現在の学校現場の問題点、これからの学校教育の姿とは?

感想・レビュー・書評

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  • 予定調和ではない、歯に絹着せぬ激論が、非常に面白かった。物事は何事も一方向からではなく他の面からも見ることご必要だと思うが、まさにそのことが学べる対談であった。

  • 「分かっているよ、それは、何度も聞いているから……」
    「お前は、自己中なんだよ」
    と言い合うほど気の合う2人の中学校教師による対談集

    教育について、文学について、人づくりについて、“予定調和なしで11時間”縦横に語り合った異色の教育書

    この恐るべき本を出そうとした編集者の慧眼に恐れ入る

  • 図書館にあった本。
    せっかくだから借りた。
    純粋におもしろかった。
    一気読みで読んだ。

    この面白さは何かに似ていると思って考えてみたところ、
    「ずっとシリーズもので読んできた小説の外伝」
    「好きなアーティストのファンクラブ会報誌」
    なんだなぁと思った。
    「あ、そんな風にも考えるんだ」
    「そんなことも言うんだ」
    「あー、言いそう、言いそう(笑)」
    という。

    この本から教育について何かを学ぶというよりも、他の著書のガイドブック的なものなのかもしれないなぁと思って読んだ。
    こういう裏事情があっての、他の著書なので、そこのところをわかった上でお2人の著書を読んだ方が、より役に立つ読み方ができるかもしれない。という。

  • 「教師の仮面をかぶりながら〈あいだ〉をどう生きるか」というテーマで書かれている、その視点がまず面白い。

  • おもしろかった。★は3.5です。あえて、4じゃない。

    教育関係の場って、いろいろあるけど、宗教の匂いがしなくもないから、気持ちが悪いって感じるときがある。
    ふたりともそのいろいろの「あいだ」に存在することに意義を見出しているようにみえた。堀さんは自覚的に。もちろん、個としてのふたりは違いが際立っていることが前提で。

    おふたりとも近代文学出身なんだ。初めて知った。文学の人って物事を見とって考える=解釈する 訓練をしていると思った。あ、これは、私が文学出身じゃないから感じることかも。

  • また読む。

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