社会の思考―リスクと監視と個人化

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著者 : 三上剛史
  • 学文社 (2010年4月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (140ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784762020612

社会の思考―リスクと監視と個人化の感想・レビュー・書評

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  • 随分前に読書会で読んだ本。
    「連帯の喪失」について詳しく記載されていたのだけれど、都市化が進み連帯がなくなった、というのには納得できなかった。
    都市に出てイエ/ムラから切り離された人が大量に出た結果、新興宗教が爆発的に広まった、という話はよく聞くし、結局何らかの連帯が多くの人には必要で、何がしかの手段で実現させるのではないか?と思う。
    SNSだってそういう役目を果たしている面はあるし。

  • ベック、デュルケーム、バウマン、フーコー、ルーマンといった社会学者の社会と個人についての学説を捉え、そこに潜む考え方を明らかにする。
    そして、ポスト近代的な個人と社会のあり方について考える
    後書きで、社会的に考えるという意味のタイトルであると著者人身が書いている。

    分かり易いとは言いづらいが、分かりにくくもない。コラムに基礎知識が解説されていて、予備知識をそれほど求めていない。しかし、社会学について一通り分かっていないことには、理解が難しい。

    ルーマンを元に画期的な明るい方向性が示されると期待していたが、あまりそうとは言えないものであったのが残念。
    でも、社会と個人についての社会学の変遷を見るという点ではとても有意義であり、良書であると言える。

  • すごく薄い本なのに、中身は充実してる。まさに社会の思考ができました。今この時期に再読せねばと思ってます。

  • エヴァルドの予防原則について論じている章は参考になる。ベックのリスク論に関心がある人は参考になる。

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