ハコモノは変えられる!―子どものための公共施設改革

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著者 : 吉成信夫
  • 学文社 (2011年1月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784762021237

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ハコモノは変えられる!―子どものための公共施設改革の感想・レビュー・書評

  • 予想通りでした。この方の考え方は凄いです。娘らを連れて、何度も子どもの森を訪れていましたが、そのコンセプトに感動するばかりでした。同じ岩手にいてくださって、子育てに情熱を注いでくださっていることに感謝します。

  • 「踊る大捜査線」とか「鋼の錬金術師」とかが好きな僕にオススメの本キタコレ。

    表紙にはハコモノ、公共施設改革という言葉と、眼光鋭く仁王立ちのいかにもデキそうな男の写真。どう見てもこれは行政相手に孤軍奮闘して現場から道を切り開いていく男の熱き物語である! たぶん。

    民間人である筆者は、行政から請われて新規オープンする公共施設の館長に就任しましたが、その計画を見て愕然とします。
    理念も利用者目線も何もない・・・。まさに名前とハコだけのお役所仕事。開館日はマスコミで発表され、建物もほぼできている。でもこのままでは必ず失敗する・・・!

    2003年5月にオープンした岩手県立児童館いわて子どもの森の、開館準備から7年8か月におよぶドキュメント。
    「どうやったら子どもの目線に立てるのだろう」、筆者の立ち位置はいつもここでした。

    「子ども本位とか、子どもの目線でと か、言葉やお題目として語るのはたやすい。問われているのはそれを現実に変える方向性をどう具体化するか、だ。そこにはノウハウ も決断も説得も必要となる。リスクを引き受ける勇気を持ってほしいと思う。」

    でもその「言葉やお題目」と言う名の理想こそが、<勇気>を生み出す原動力になるのだなあと、本書を読むと思うのです。

    理想、理念、目標、目的。どんな言い方でもいいけれど、「将来こうあって欲しい姿を思い描く」ことが、具体化のための智慧と技術と実行力を養います。
    システムや技術、合理化は大切です。よりよい成果を得るためには絶対に一流にならんといけんです。ただし「踊る」の青島刑事や「ハガレン」のエドに心震えるのは、彼らの手腕が一流だからじゃあない。
    本書タイトルの「子どものため」とは、単に「子どもを対象とした」の意ではなく、「子どもに夢と希望を育むため」ということだと思います。

    「何のため」という断固たる思いこそが、技術や合理化の隙間を、色気とか魅力とかいうあたたかいもので埋めてくれるんやよね。

    熱い本です。おれは今何をするべきか。明日から仕事がもっと楽しくなるぜ?

  • 2011年12月に実施した学生選書企画で学生の皆さんによって選ばれ購入した本です。展示期間終了後の配架場所は、開架図書(3階) 請求記号:369.4//Y92 

    【選書理由・お勧めコメント】
    従来の、ハコモノ批判とは異なった一冊。今までのは、「住民目線」だったのに対し、これは「子ども目線」だ。住民の声として忘れられがちな子ども達やその親の声をどう活用したのか?公共政策、地域振興、NPOに興味がある人は必携だろう。(社会経済システム学科/2年)

  • 今回のブックナビは、東日本大震災をきっかけとした本で話題が広がって、色んな考え方があるのだなぁと、思い、今後も色んな本に触れたいと思いました。

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ハコモノは変えられる!―子どものための公共施設改革の作品紹介

民間からの館長就任、悪川苦闘の日々…行政との葛藤・協力を経てオープンにこぎつけ、大成功をおさめた「岩手県立児童館いわて子どもの森」。どうやったら子どもと同じ目線にたてるんだろう…?試行錯誤を繰り返しながら魅力あふれる児童館を運営してきたその軌跡・秘訣とは。

ハコモノは変えられる!―子どものための公共施設改革はこんな本です

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