- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784762023194
感想・レビュー・書評
-
これからの高齢化社会に向けて、図書館の役割について考えるヒントがもらえます。
「高齢者向け」ということであれば、〈公共図書館を利用する〉という限定をせず、読書はするがあまり〈公共図書館を利用しない〉「元気な高齢者」と〈利用できない〉「元気でない高齢者」のことも視野にいれなければなるまい。というところが大事かと思います
公共図書館は行政の機関ではあるので地方公共団体が抱える問題の解決にいかに関わることができるのかということをもっと考える必要があります。
本書の中で健康情報サービスや法情報サービスの中での高齢者サービスへの取り組みが書かれていますが、障害者的なサービス以外にも高齢者を意識したサービス提供はたくさんあると考えます。
鳥取県立図書館
ブルックリン公共図書館ほかアメリカの公共図書館詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
部内研修のために。
-
児童サービスがポピュラーだけど、本当にこっちの方が大事だと思う。聞いてもらえないけど。
-
私は将来、図書館の高齢利用者になります。高齢者へのサービスが厚くなること、図書館に行かなくても図書館のサービスが受けられるようになること。それはまことにあらまほしきことで、嬉しい限り。
児童書コーナーがあって高齢者コーナーが無かったことの方が不思議です。
しかし、高齢者へのサービスが児童サービスと似通うのはどんなものかと思います。人生の先輩に対して「読み聞かせ」というのは不敬な感じ。
高齢者は一方的全人格的に庇護されるべきものではなく、加齢で欠けた部分への支援を必要とするだけでは?
自分が支援される側に回る前に、受けて快いサービスを模索しつつ、ボランティア等で高齢者サービスに参画したいと思います。 -
アウトリーチはサービス提供者側からの視点が強く、スウェーデンの「本が来る」サービスは利用者の側に立った見方。
シニア・サービスの提供者としてのシニアという視点。
図書館側の高齢者に対する意識とイメージの改変。 -
これから図書館はかなり重要になってくる。
知的高齢者に対応できる図書館の創造が必要。