十二番目の天使

  • 求龍堂
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763001061

感想・レビュー・書評

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  • 初めて小説を読んで泣いた本です。ただの少年野球チームのお話かと思ったら、最後に驚きの事実が!!!作中に出てくるティモシーの言葉は、今でも私を励ましてくれる素敵な言葉です。

  • 勇気と感動を与えてくれます。

  • もう、泣けて泣けて。
    心が洗われました…

    私も、絶対、絶対、絶対、あきらめないっ!!
    そして、毎日、毎日、あらゆる面で、どんどん良くなっているんだ。

  • 「望遠鏡よりも涙のほうが、遠くのものをずっと鮮明に見せてくれる……そう書いたのはバイロン卿だっただろうか。」

    「三十分……あっと言う間の時間? 時間……この世界で最も貴重な必需品であり、その価値は日を追うごとに増し続けている。フランクリンはそれを「人生の成分」と呼んだ。そして今、私の旧友は、ほんの三十分を私にくれと言う。彼にはもちろん知る由もなかったが、彼が壁を叩くのが三十分遅れていれば、私はもうここにはいなかった。」

    「かくしてティモシー・ノーブルが、私の最後の……十二番目……の天使になった。」

    「彼に声を掛けるチームメイトは一人もいなかった。近くに座ろうとするものさえいなかった。いくつかの冷たい視線だけが、ときおり彼に向けられていた。子供というものは、ときとして、とてつもなく残酷になれる生き物のようだ。」

    「ジョン、あいつのハートは、どれほどでかいんだろうな。あんなちっちゃな体に、神もよくあんなものを入れられたもんだよ。」


    中学の時に誰かが読んでたのを思い出して、読んでみた。
    めんどくさいことはかかれてなかったかったから、ハラハラドキドキはしなかった。
    読んでるうちにだいたいのながれはつかめた。

    こんな本で泣くもんかと思ったけど、不覚にも最後のほうはうるっときてしまった。

    十二番目の天使ね…なるほどね、
    海外の作品ならではの、翻訳ならではの良さがあった。

  • 素直に涙した本というだけでなく、自分を励ます言葉をたくさんもらえた本。

  • グラウンドにいる少年たちは素晴らしい。そういう時間を大切にしたいと思わせる一冊。泣けます。

  • なぜか無償に涙を流したくなって、探して買った本です。

    病気をもっていて、自分の寿命が分かっている人ってどうしてこうも強いんだろう。

    最後まで、最後まで。

    前向きになれる本。

  • 事故で妻子を亡くした主人公。
    若くして会社を設立して何もかもうまくいっていた矢先の不幸。
    しかし、リトルチームの監督をすることになり、
    野球を通して子供たちと接し、一人の少年と出会い、生きがいを感じていく話。
    感動した。

  • もう10年ほども前の出来事ですが、
    ある日、PTAの用事で小学校に行ったときのこと。
    職員室の教頭先生の机の上に、一枚の紙がありました。

    小さな可愛らしい野球少年のイラストの横に、
    書いてあったその言葉に、
    私は、ハッとして立ち止まったのです。

    「毎日、毎日、あらゆる面で、僕らはどんどん良くなっている!」

    オグ・マンディーノ著『12番目の天使』からの引用だと
    すぐにわかりました。
    当時の私のお気に入りの一冊だったからです。

    先ほどの言葉は、もともと
    フランスの心理療法学者、エミール・クーエが提唱した
    自己暗示のためのフレーズだそうです。

    教頭先生は、ちょっと違う視点から捉え、
    「この言葉を目にするたびに、あらゆる面で
     “彼ら(子どもたち)が”良くなっていることが確信できる」
    とおっしゃっていました。

    優しさの中に厳しさを兼ね備えた、とても素敵な先生で、
    子どもたちも先生を信頼していました。

    数年後、教頭先生は転勤して校長先生になられ、
    私は、この本のこともこの言葉のこともすっかり忘れていました。

    先日、本棚の整理をしていて久しぶりに手にした時、
    思い出したのです。
    「そうだ。こんな心強い言葉が私の味方だったんだ」と。

    自分自身を励ます言葉が欲しい方、
    わが子の成長を見守るお父さん、お母さんにもオススメです。

    私も今度は忘れずに、いつも頭の片隅に置いておこうと思います。
    「毎日、毎日、あらゆる面で、僕らはどんどん良くなっている!」

    発行当時、泣かせる本、感動する本として話題になった作品ですが、
    私にとっては、希望と勇気をもらえる一冊です。

  • ド直球のハートウォーミング・ストーリーだが、それが決して押し付けがましいものではなく、(おそらく)作者の実体験も交えながら、とことんリアリティになぞらえて語られるため、自然にその感動を受容することが出来た。
    特に、少年野球の描写の丁寧さには好感が持てる。野球の所作、子供たちの行動、心・身体の動きの様が高い純度で表現されていて、野球を多少なりとも嗜んできた者にとっては感慨深い。おそらく、作者も野球が好きなんだろう。

    『毎日、毎日、あらゆる面で、僕はどんどん良くなってる!』
    『絶対、絶対、絶対、絶対、絶対、絶対、あきらめるな!』

    「病は気から」なんて言葉がある通り、人間は本当に脆い。
    前向きな思考が良い結果を生む。これはその通りだと思う。・・逆も然り。
    心に休息を与えるという意味では、本書は最適な一冊なのかもしれない。

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