熊谷守一の猫

著者 :
  • 求龍堂
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本棚登録 : 75
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763004284

感想・レビュー・書評

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  • とても良い猫がたくさん。少ない線から醸しだされるそれぞれの猫の雰囲気を感じるのも楽しいし、柄を見比べて「ああこの絵とこの絵は同じ猫がモデルだな」と推測するのも楽しい。

  • よかった!「猫の気配」、確かに感じます。猫をなぜ愛するのか。モリさんのこんころもちにも共感☆

  • 熊谷守一の描く猫は、自然体で可愛い。

著者プロフィール

1880年岐阜県に生まれる。裕福ながら複雑な家庭に育ち、のち家の没落にあう。東京美術学校西洋画科選科を首席で卒業。同級生に青木繁がいた。実母の死を契機に30代の6年間を郷里で暮らし、山奥で伐採した木を川流しで搬送する日傭(ヒヨウ)の仕事を体験する。1938年頃より、輪郭線と平面による独特な表現に移行し、近代日本洋画に超然たる画風を築く。自然に近い暮らしぶりとその風貌から「仙人」と呼ばれ、生き様、作品、書などが多くの文化人を魅了する。87歳のとき文化勲章の内定を辞退。俗世の価値観を超越した自由な精神で、ただ自由に自分の時間を楽しむことだけを願った生涯だった。1977年、97歳で亡くなる。自宅跡は豊島区立熊谷守一美術館となる。2015年9月、郷里の岐阜県中津川市付知町に熊谷守一つけち記念館が開館。

「2022年 『熊谷守一カレンダー2023年版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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