ちょっと本気な千夜千冊虎の巻―読書術免許皆伝

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著者 : 松岡正剛
  • 求龍堂 (2007年6月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (419ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763007216

ちょっと本気な千夜千冊虎の巻―読書術免許皆伝の感想・レビュー・書評

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  • 田尻淳一さんの『読書HACKS!』に
    インスパイアされて、松岡正剛先生の本に
    手を出してみた…という経緯で購入。
    ただ…正直難しかった!全然予備知識が足りない。
    そして、予備知識が足りないで読むと???となる。
    知の巨人、流石です。勉強してまた挑戦させてください。

  • 千夜千冊の松岡正剛が、そこで取り上げた本と読書術のエッセンスを語る。
    本については、テーマに沿って千夜千冊の本が次から次へと出てくるが、読書法については、「そもそも読書するとは・・・要約するということなんです。・・・第一に目次をよく見て感じる。第二にマーキングしながら読む。第三に要約をしてしまう。これらをできれば同時連携的にするということです。」とシンプルに語っている。
    本好きの多くにとって松岡正剛は師匠のような存在と言えようが、これまでに読んだ膨大な書物が有機的に繋がり、千夜千冊の中でも、一冊の本を解説する際に多数の本が引用されるところに何とも圧倒される。そして、私としてはそのような読み方を倣いたいと思う。
    千夜千冊の雰囲気だけでも感じられる本である。

  • 松岡節炸裂、なかなか読み応えありでした。

  • 千夜千冊の読書術というか、松岡正剛の考え方・読み方がわかって面白い。
    つい先日、編集学校の方の講演を聞く機会があったので、合わせて面白かった。

  • 『つまり、本はどんな情報も知識も食べ尽くす貪欲な怪物であり、どんな出来事も意外性も入れられる無限の容器であり、どんな遠い場所にも連れて行ってくれる魔法の絨毯なのです。』

    読み始めて、早々にこの一文に出会う。
    そして、ああ、そうそう、そうなんだよね。
    と独りごち。

    普段の読書は図書館で借りることが多いので、気になったところには付箋を貼るのですが、この本は、大変な付箋の嵐となりました。


    読みたい本が沢山ありすぎて、嬉しい苦悩。

  • 2冊目のセイゴオさんの本。
    前回の多読術の復習も兼ねることができた。
    表紙にもあるけど、「忙しいとき、悲しい時、疲れているとき、すべてに読書のチャンスがある」との言葉に、今までチャンスを逃していたなぁと反省。むしろ、そういう時には読む余裕もなにもなかったな。本物の本読みはそういう時こそ、読書するんだな。
    本の紹介をしている本なので当然、読みたい本が山ほど!最後にはチェックリストまでついていたので、いつの日か読破したいものです。少なくとも、今後の読書の指南書となるんだろうな。

  • 全集「千夜千冊」は読めないが、ガイドになる。本を読むことや文章を書くことについて、あらためて考えさせられた。

  • 千夜千冊が全集化されたあとに出た、千夜千冊対談解説本。
    本を読む時はその日の食事とかもメモしとけとか、読書術、本を読むことに対する細かな態度を述べたりする。
    彼のオススメ本が気になるのだ。あれもいいこれもいいと言っていては、まるで小泉純一郎の音楽評論のようになるのだろう。そうならないために、彼が特に推してそうなのを考えるのが、少し楽しい。
    「トナカイ月」というのが特に気になる。これはチェックした。他に勧めているのが「人間の作品の深さをあからさまに書いているんだけれども、それにもかかわらず心理描写が一行もないということ」を中心としたいわゆるハードボイルド作品。
    他に、認識の薄暮・認識のたそがれ・人称が溶けるような作品。
    斎藤茂吉の「死に近き母に添寝のしんしんと遠田のかはづ天に聞ゆる」とか、北原白秋「君と見て一期の別れする時もダリヤは紅しダリヤは紅し」とか、種田山頭火「いつまで旅することの爪をきる」とか、富永太郎「私は夢の中で或る失格をした」など。最後に岡崎清一郎の詩を絶賛して終わる。
    聞き手が神妙に感動しているのがなんだかわざとらしくてイヤだった。感性の鋭いやつは嫌いだ。
    あと、松岡正剛といえば稲垣足穂だが、その本質を「未知の記憶」と指摘している。「そんなこと知っていたわけではないのに、いつかの記憶にあったように思われる出来事の消息がある」というもの。デジャヴみたいなものか。まだ知らない故郷とか。そういうものはまあ考えればエンターテイメントやゲームでも大きく使われていて、その原型というか先取りが足穂にあったのだろう。
    あとは「りんごが万有引力を必要としているのではなく、万有引力がりんごを必要としている」みたいな大きな編集=方法の意義を解説したりしている。また、神のかかわる思想・神のかかわらない思想を分けるなり混ぜるなりして新たに編集していくべきという指摘は、ちょっと興奮した。いい見方だなぁと。
    んで、人間というこわれやすい種という本も強く勧めていたので気になった。
    情報社会を読み解く三冊として、「バベッジのコンピュータ」「速記と情報社会」「グラモフォン・フィルム・タイプライター」があげられていて、チェック。あんまりアマゾンの評判はよくないみたい。

    ジラールについても語られていて、「犠牲と復讐をもたらす暴力こそ世界発現の悪しきエンジンになった。世界を制する者の行為の本質は「横取り」だということです。つまり権力を取った側の真似を他のものたちが真似るのを禁じ、取った者の分身を他の者が受け持つことを排除した。そんなことをしたためにその後の社会では暴力が暴力を生み、それが世界史をつくり、そのなかで犠牲と復讐がくりかえされてきた」と世の始めにあることを述べる。こういう、まあそりゃそうだろと思えることってなんて言うのだろう。

    この本を読んでまず思ったのが、この聞き手の人、ストレスで死ぬんじゃないかと思うくらい、松岡正剛にやられまくっている。それはそれでいいのだが、わがままいえばもっと対等にやりあえる人を相手にして欲しかったな。

  • 博覧強記、セイゴウ先生の読書術の片鱗が垣間見れる。

  • 千夜千冊のダイジェスト版。千冊以上の本を有機的に紹介していて興味がもてるが、「続きは『千夜千冊』で…」という展開が多く、どうしても気になって本篇に誘導されてしまう。

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