感性のバケモノになりたい―十文字美信写真

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著者 : 十文字美信
  • 求龍堂 (2007年12月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (519ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763007308

感性のバケモノになりたい―十文字美信写真の感想・レビュー・書評

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  • 見えないものを知りたくて、写真を撮るしかなかった人。自分の勘と経験にどこまでも素直であり続けようという姿勢がこちらまで伝わってくる。時代を追っていく構成で、20歳から60歳までの作品が収録されている。したがって見る者は作者の初期の作品から触れることになる。私は作者のことを1mmも知らずにこの本を手に取った。ムラっぽいなと思いながら読み進めていたが、徐々に写真がひとつのまとまりに集結しつつあることに気づく。はじめに感じたムラっぽい印象は、十文字さんの嘘のない素直さの形だったらしい。”実験”の振り幅が狭くなってくる…というよりどんどん深くなっていく。興味を掘り下げていくには自分のルーツを辿るしかなくて、その先にはさほど関心のなかったはずの日本らしさという世界があった。写真を用いたからこそ生まれた、純粋な道筋だ。きっと純度は非常に高い。感性のバケモノになりたい。その言葉は痛いほど分かる。十文字さんは文章を扱うのが上手い。きっと知りたくて知りたくてしょうがなかった感覚の部分の証明をするためにとにかく思考してきたのだろう。感覚と文章の丁度良い在り方が掴めそうな気がする。しかしこの人は心の動きが細かすぎるからさぞ生き辛かったことだろう。

  • ほとばしるエネルギー
    ぶあーーー

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感性のバケモノになりたい―十文字美信写真の作品紹介

MOMAに展示された処女作『首なし』、「暴力写真家」と冠されたグラビア・ヌード、二十代の未発表作品から伝説的実験の数々、六十歳の最新作まで二七二点、初の大集成。

感性のバケモノになりたい―十文字美信写真はこんな本です

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