- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763131119
感想・レビュー・書評
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よくある自己啓発本ではなく、書いてあることがごく冷静でうけとめやすい。
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これはお薦めの本です。とても共感できる生き方が書いてあります。幸福は身近にあるもの、すなわち「いま」を深く生きること。足るを知り、自分を愛することができるように生きる。そして死は忌むべきものでなく、生命のはかなさを通じて、いまこの瞬間の大切さを痛感させてくれるという考え方は素敵だと思う。
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人から頂き読み始める。
著者のことも知らずに。
どんどん引き込まれ、自己反省と希望を交互に見いだし、まるでカウンセリングを受けているようでした。
人それぞれ感じ方は違うでしょうけれど、私は気づきがとても多い一冊でした。
生涯、何度も読み返すことになるであろう名著です。
迷ったとき必ずこの本を開くであろう。 -
■書名
書名:今日は、心をみつめる日。
著者:衛藤信之
■概要
幸せになる為には?というのが記された一冊
■感想
色々な本に記載されている、幸せになるためには?という
のが色々記載されていますが、目新しい事は書いてあり
ません。
ただし、ここに書かれていることには、私は非常に共感
します。
(作者さんも言っていますが、少し解釈を間違えると、内
容が宗教っぽくなるので、読む人は自分の考えをしっかり
持って読んだ方がいいです。)
このような本は同じような事が記載されていますが、やはり
実施することが大事です。
もう一度自分を見つめて、行動を変えてみようと改めて
思いました。
この本は、あまりに落ち込んでいる人、疲れている人は
、素直に受け入れられない内容かもしれないので、少し
落ち着いている時に読むといと思います。
■気になった点
・失敗しないと近づけない成功がある。
(失敗こそ成功の肥やし)
・子供の問題にやたらと関与や介入せずに親や大人は
一歩引いて、彼らの自立的な成長を見守る。その
"がまん"が今の親は苦手なのです。
・子供の為といいながら、実は自分自身がかわいいと
いう心理がそこに働いていることが多いものです。
・当たり前の事ですが、誰もがその悲しみにたえ、苦しみ
を乗り越えながら生きていたのです。
・悲しみを癒す方法はただ一つ。その悲しみを受け入れ、
耐えるほかに術はありません。
・本当の幸せとは到達点ではなく、道のりにあると知る
ことです。だから夢を求めているときが、夢の最高値
なのです。
・昔は幸せと言う言葉は無かった。それに代わる言葉が
あるとすれば、それは"安心"だった。
・人に安心を与えられる人の頭上に幸せは訪れるからです。
人に安らぎを与えられる人はまた、人生から周囲から
"安らぎという幸せ"を与えられる人でもあるのです。
・完全病が社会にうつを増やし、現代人の不幸を生み出
している大きな要因となっている気がしてなりません。
・"成功に達しないと意味が無い"という結果主義から、
"道のりを楽しむ"プロセス主義に頭を根本的に切り替
える必要があります。
・過程に全力を尽くして、後は天命を待つ。
自分の能力には限界があるからこそ、全力を尽くしたら
結果は委ねるのです。
・今笑えない人は死ぬ前も笑えないでしょう。今日笑え
ない人は、明日も笑えないでしょう。
・日本には古くから"頂きます"という言葉があります。
そこには、食物を授けてくれた自然や、食物の生産や
運搬に携わる人々への感謝の念もこもっています。
・人生があと3日しかないと思って遺書を書いてみよう。
・3日あればしてこなかったことを、どうして今までして
こなかったのでしょうか。
・何気ない毎日の中で、たくさんの幸せを感じられる心を
何よりも育てなくてはならないと思います。
・余裕がないから掃除が出来ないと考えるのではなく、掃
除をしないから余裕が出てこないのだと考えるのです。
・人間は皆演技をしながら生きているのです。演技をするこ
と自体は悪いことでも何でもありません。
本当の自分など存在しません。そうやって演じている内に
演じている自分が本当の自分になっていきます。
・人は自分の為だけに生きても幸せになれないのです。
自分の利を後回しにして得た利は、色あせません。
・"類人を愛するより人類を愛する方が簡単だ"
・周囲の友人や仲間を大事にしない人間が、どんなに立派
な事を叫んでも信用されることはありません。
・相手の反感や怒りを買った場合、"それは自分がしたく
てしたことだ"と思うようにします。
・あなたが楽しめないのは、あなたが楽しもうとしない
からだ。あなたが笑えないのは、あなたが笑おうとし
ないからだ。
・見返りを気にせず、まず人に与えるべきなのです。
・人を所有しない。人に期待しすぎない。人に求めすぎない。
・人生というたびの道連れは、自分自身しかいないのです。
だからこそ、自分を愛しましょう。
・全ての人には担うべき役割があり、その中には"悪"も
あります。悪役の人は、自分が演じれない悪を演じて
くれているのです。