なぜ、間違えたのか?

  • 286人登録
  • 3.69評価
    • (10)
    • (31)
    • (24)
    • (2)
    • (1)
  • 33レビュー
制作 : 中村智子 
  • サンマーク出版 (2013年9月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763132642

なぜ、間違えたのか?の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • PDF
    判断力

  • よくある思考の落とし穴をコラム的に説いた本

  • 他人の行動を見て、「それは間違っているよな」「そうすると失敗するよ」と思うことがあります。

    しかし、自分の行動を見て、「間違っているよな」「失敗するよな」と思うことは極めて少ないような気がします。

    自分の行動は「間違いない!」と、根拠のない自信があったりします。しかし、他人からみたら、それは、「間違っている行動」と判断されているかもしれません。

    認知心理学の知見を使えば、少なくとも、自分の行動が、どのような「間違い」につながるか予測できるようになります。非常に簡単な内容(エッセー)で、まとめられています。しかし、使いこなすためには、相当な訓練が必要になると思います。

    個人的には「満足の踏み者のワナ」がオススメです。とても、シンプルな知見で、幸福(不幸)の賞味期限が、どれくらいなのか、一発でわかります。

    「どんな幸福を得ても3ヶ月しか続かない」

    「幸福を得ても3ヶ月後には、以前と同じ程度の幸福を感じ、不幸を感じる」

    だそうです。理由は、人間の欲望には際限はないが、期限があるから、だそうです。その期限が3ヶ月です。

    この知見の逸脱なことは、幸福だけではなく、不幸も3ヶ月しか(3ヶ月もかもしれませんが)続かないということも教えてくれています。これがわかれば、もの凄く生きやすくなるのではないか?と個人的に思います。

    つまり、一生、幸せなんてことは、ありえないとことです。例えば、

    1 結婚すれば、一生幸せに過ごしていける!
    2 あの会社に入社すれば、一生安泰だ!
    3 アイフォン5Sを手に入れれば、自分の生活が変わる!

    などの期待(幸福)も、手に入れた瞬間から3ヶ月しか続かないと、現代の認知心理学は教えてくれます。これを知っていれば、自分の欲望や期待と、うまく付き合えるのではないでしょうか?

  • 意識的に反対の証拠、自分の推測の誤りを証明するものを探してみる
    本当に自分自身で影響を与えられるものだけに専念し、その中でももっとも重要なことだけに集中する

  • 行動経済学のネタ集

    内容は平易で、学術的用語も皆無なので読みやすい。
    よくあるネタがざざっとまとまっているという意味でも、興味がある方は読んでみると面白いかも。

  • データを揃え、合理的な結論を導いているはずなのに、しばしばとんでもない結論に至るのはなぜかについて、進化の帰結として人類が持つ欠陥(同調圧力、確率の認識が苦手、思い立ったらすぐ行動、など)から解説している。難しい内容が分かりやすく書かれており、この後、タレブ『まぐれ』を読むと理解が深まりそうだ。サンマーク出版でなければ、もっと読まれただろう。

  • 例えば「凡事徹底が大切」ということを
    誰に言われるかによって、
    受け取り方が変わってしまうことが往々にしてある。

    松下幸之助氏が言ったとしたら「ははぁ!」だし、
    小言が多い自分の親に言われたら
    「うるさいなぁ、わかってるよ」ともなりかねない。

    わたしが誰かの言葉に感銘を受けてると、
    「それ、誰が言ってたの?
    亜美ちゃんはハロー効果に弱いから、
    フラットに考えなよ」とすかさず
    スローダウンが入るのが、佐藤家の日常。

    (※ハロー効果のワナ:他人を評価するときに、その人の出身や性別などに目が行く。その特徴だけで其の人を評価してしまう。真の特性を見抜く力を鈍らせてしまう。)

    表紙にあるように、誰もがハマる52の思考の落とし穴で
    大事なことををふいにしないための「考え方」指南書。

    実行は、けっこう、
    いえ、かなり難しいです。
    1年に1回くらい読んだら、ひとまわり成長できるかも。


    北海道電気技術サービス株式会社
    代表取締役 安保均さんより頂戴しました。

    安保さん、自立した方が好みそうなご本ですね!
    ありがとうございました。

  • 自分のものになった、もしくななりそうなものは
    本来の価値より課題に評価してしまうなど、
    はっとするようなものが結構多く紹介されていて面白い。
    会社などで皆で誤ったロジックで失敗に向かってしまうのを防いだり、
    逆に意図的にミスリードするのに使えるかも、と思った。

    しかし、一つ一つの項目の記載が浅く、若干物足りない感じがする。
    また、知っていても陥ってしまいそうな罠ばっかりなので、
    1回読んだくらいでは、実際にその場面に出会っても気づかないかもしれない。

  • 思考がとらわれる落とし穴を、51の罠として紹介。

    思考がとらわれるのが問題なのではなく、とらわれている事に全く気づかないというのが問題だという気づきを与えてくれる。

    電話会社が電話保有率を調査したところ、電話を保有しない家庭が一件もないという 調査結果に至り、誇らしげにこれを報告したが、実際は電話による調査だったなどのコント系誤謬から、自戒に至った「条件がニッチであるほど確からしいと感じてしまう『条件結合のワナ』」など、ハッとさせられる事例も大変多かった。

    ナシーム・ニコラス・タレブ氏のご友人ということだが、データから法則性を抽出し ようとする際に、こうした思考の罠にかかりやすいという主張は同氏の著作に近い主 張であるようにも感じた。ちなみに同氏からは実用書の発刊はやめておいた方がいいと助言されていたらしいw(本書はベストセラーに)。

  • 日常の小さなことから、人生に関わる大きなことまで、見えないワナから身を守るための法則が52個、1つずつ簡潔に書かれている。この本で秀逸なのは1章1章の挿絵である。挿絵のクオリティが高く、スッと本文に入っていける。また目次も掲載されており、ふと思いついたときに自分の読みたい法則のところだけを読むことが出来るのも良い。内容としては「なるほど!そう考えるべきだったのか!」というものから「お前、それを言っちゃあお終いよ」のようなものまでピンキリである。値段が高い分、もう少し多くのフィードバックを得たかったというのはある。

全33件中 1 - 10件を表示

なぜ、間違えたのか?のその他の作品

なぜ、間違えたのか? Kindle版 なぜ、間違えたのか? ロルフ・ドベリ

ロルフ・ドベリの作品

なぜ、間違えたのか?を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

なぜ、間違えたのか?の作品紹介

わたしたちはよく、誤った判断を下してしまう。軽はずみな行動で、大事なことをふいにしないための「考え方」。

ツイートする