死の体験授業

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著者 : 山崎章郎
  • サンマーク出版 (2015年2月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (154ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763133410

死の体験授業の感想・レビュー・書評

  • 死に直面した人
    1現実を否認する
    2なぜ自分なのかと怒る
    3神頼み等をしてなんとか回避しようとする
    4深い絶望→抑うつ
    5死を受容

    死にたいという気持ちをかえるには生きる意味を見つけること。その前提として、現実を受け止めるということ

    スピリチュアルペイン=生きる意味を見出せない苦しみ。自己肯定できない苦しみ

    相手が苦しんでるときは、否定するのではなく、受け止めること。傾聴。

    生きる意味→生き続ける望みでなく、限られた時間や条件の中で、今できるベスト、やれるベストを見つけてくこと
    伝え方→「今のこの現状について、あなた自身はどのように考えていますか」「もし、もう治らなくて時間もあまりらないとしたらこの先どうしたいですか」「躊躇ってる時ではないですよ、もっと先になったらできなくなってしまうかもしれません」「仰る通り、そう遠くない日にお迎えが来るかもしれませんね、もしそうだとしたら思い残すことはないですか」「では、一緒に実現していきましょう」「もっと具合が悪い状態になると、うまく話せなくなって話をしても思うように伝わらなくなりますよ。伝えるべき大切なことは、早めに話しておいた方がいいですよ」

    死ぬ事実を知らせないことは、残された最期の時間の過ごし方、生き方を考える、選ぶ機会を奪わせるということ。その人の人生だから、その人が納得できる最期を。

    ああしてあげればよかったと後悔することは、本人と家族がきちんと話合わなかった場合に発生する。

    死んでいくってことは、大切なものをひとつひとつ失っていくということ。
    (私の場合、大切なものを削っていったとき、最後に残ったのが空だった。)

    死ぬってことは、葛藤や邪念等にも終止符を打つということ、向き合うってこと

    亡くなる前に伝えたいこと
    ありがとう、ごめんね、もういいよ、天国で会おう、一緒にいられて幸せだった
    できるときに伝えることは、後の人生においてもとても大事なこと

    許さなくていいことも、心につっかかってるなら、許した方がいい。

  • 東大病院で末期ガンである事を告げられた高僧が、激しく落ち込み、生きる意欲を失い、悲観に暮れたままあっという間に死んだという話は結構有名な話で、これが告知を躊躇する大きな要因になっているらしいが、人生の整理のためにはやはり告知は必要だろう。
    アイデンティティー確立のための他者の必要性についてはまだ自分で答えを出しきれていない所はあるが、本当に大切な人というのは多くて2~3人であり、1人いれば充分なのかもしれない。それ以外の人間との付き合いはそぎ落とされていく雑多なモノという記述は印象的である。人付き合い(時間の使い方)の優先度をあらためて考えさせられる。
    大事なモノを20個書き出して、死に向かう過程で消していくという「体験授業」は興味深いが全体的には授業・講義内容というよりも他の緩和ケア本に類似しており、期待とは少々違った内容ではあった。

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死の体験授業の作品紹介

大ベストセラー『病院で死ぬということ』から25年、2000人以上の「死」と向き合ったからこそわかる、「本当に大切なこと」。

死の体験授業はこんな本です

死の体験授業のKindle版

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