エースと呼ばれる人は何をしているのか

著者 :
  • サンマーク出版
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本棚登録 : 661
感想 : 75
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763133625

感想・レビュー・書評

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  • 項目ごとにエピソードが書いてあって、それがいちいち感動する。この本には無駄が一切ない。全て学になることが書かれていた。夢に向かって前向きになれる本。
    夏まゆみさんは、この本でたくさんの人に影響を与え続けていくと思う。惜しい人を亡くしたと思う。

    エースの条件→自己を確立し、自信を持ち、前に向かって進む

  • その辺の金儲けが目的の自己啓発本より、よっぽど読む価値がある本だと思います。

  • 「エースと呼ばれる人は成長するために必要な正しい考え方・習慣を持っている」
    ①自己を確立し
    ②自信を持ち
    ③前に向かって進む
    ただエースの資格を持ってもセンターに立てるかはその人の資質がセンターの特性に合ってるか否かに関わると仰います。
    逆に言うとエースの資格は誰もが努力次第で持てるということです。

    「自己を確立する」ということは他人の評価を無視しないけど振り回されない。
    自分の中に芯があるか否かなんでしょうね。
    「自信を持つ」ということも自分の中に芯があって拠り所になるものを持っているということなんやと思います。
    「前に向かって進む」ということは恥ずかしいという気持ちをいかに消すかということなんでしょうね。
    3つに共通するのはやっぱり自分の中に芯があるか否かということなんやと思います。

    「横並びのチームワークはチームの成長を止める。」
    個人が最高のパフォーマンスをしてどのように協調させるかが重要ということです。
    自己を確立させるために①群れない②ゼロになる③良いプライドを持つことが必要になるということです。
    それがチームにも個人にも良い結果を出すとのことです。

    自分はエースになれなくても娘にはエースの道を見て欲しくてこの本を渡しました。
    何かの気づきのきっかけになってほしいです。

  • 自分の本当の姿や、本当の気持ちから逃げずに前を向いて生きようと思った。まずはありたい自分を言葉にしてみようと思う。

  • よい意味で予想を上回る快作。
    どうやって前向きに生きるか、という点で学ぶこと多数。
    注意すべきは、ダンスというポジティブな身体表現にのみ焦点が当たっている点。

  • 自分の生活を見直すきっかけになった。

  • アイドル好きなので気になって読んでみたら、アイドルがしてきた努力や習慣は仕事でも同じことが言えることばかり!!誰でもエースになれる♪私も自分の自己を確立して、自信を持って人生を楽しむ人になります!

  • 誰もが羨望の眼差しを送るようなエースになれたとして、そこには孤独な戦いが待っている。
    エースになること、エースであり続けること。
    たった一人、めげずに負けずに立ち続けなければいけないことを応援してくれるような本。

    芸能界という、浮き沈みの激しい世界に寄り添い続けてきた著者の言うことはとても励みになる。

    自分は本から心に響いた文章をノートに写すという作業をしているのだが、著名人が書いた本ノート一ページあれば良い方なのに、この本は4ページも書き写してしまった。

  • 吉本印天然素材やモーニング娘。、AKB48、マッスルミュージアムの振付師として有名で、夏先生という呼び名も有名な、ダンスプロデューサー夏まゆみさんの書いた、エースになるための考え方や条件が書かれた一冊。

    AKB48の人気で、『センター』に立つ人こそ『エース』であり、そのチームで一番の功績をあげていないといけないかのように誤解されてしまっているけど、『エース』と『センター』の違う。

    『エース』とは、自分自身の実力や魅力を、発揮するべき場所で十分に発揮し、輝いている人のこと。つまり、自分が得意とする分野で、もてる力を十分に発揮しているということが必須条件です。なので、エースには習慣や努力によって、誰でもなることができます。

    一方、『センター』は、違い全体の中心的なポジションで、「チームの顔」として振る舞い、ひとつのチームに一人が背負う存在です。センターには、エースと違い、特性や向き不向きがあり、センターとして扱われることによって、実力を発揮できなかったり、センターという立ち位置に立つということすら拒否反応を起こす人さえいます。

    そんな『エース』になるために大切な条件は、自己を確立し、自信を持って、前に進むこと。

    自己を確立するには、まず自分が何を目指していて、そのために今何をやればいいのかを明確にし、自分の強みを理解して、技術的な強みどなくても、冷静さ、集中力、器用さ等たったひとつでもいいので強みを生かして自信をもち、恥ずかしさや、人の目を気にせず前に進むことができるということが必要です。

    また、仲間と仲良くなること、和気あいあいと過ごすこと、歩調を合わせること等の偽物のチームワークに染まらず、個人の時間をつくり、群れないことも大切な条件。

    仲間といる時間が多くなってしまうと、ついついチームの考え方を優先するようになったり、その考え方に洗脳されていってしまう。

    チームワークといえのは、目的意識を共有して、よいものをつくろうと前に進むことであって、決して当たり障りない仲間意識を大切にするようなことではない。

    読んでいくうちに、アイドルと呼ばれる女の子たちのすごさ、輝きは、ただ若くてかわいくて、ちやほやされているからではないことがわかった。彼女たちは、テレビに出て顔を出すだけどなく、みんな名前を出して、個人で勝負している。バックダンサーの一員として、ただ上手に踊ればいいというものじゃない。

    そこに、内からの輝きが出てきて、自然と『エース』としての習慣や努力が身につき、どんどん魅力的に輝きを増していくんだろうと思った。

著者プロフィール

ダンスプロデューサー/指導者。1962年、神奈川県生まれ。80年渡英以降、南米、北米、欧州、アジア、ミクロネシア諸国を訪れオールジャンルのダンスを学ぶ。93年には日本人で初めてソロダンサーとしてニューヨークのアポロ・シアターに出演し、絶賛を浴びる。98年、冬季長野オリンピック閉会式で老若男女数万人が一度に踊るための振り付けを考案・指揮する。NHK紅白歌合戦では20年以上ステージングを継続。吉本印天然素材、ジャニーズ、モーニング娘。、宝塚歌劇団、AKB48、マッスルミュージカル等、団体から個人にいたるまで、手がけたアーティストは300組におよぶコリオグラフィの第一人者。
伸び悩んでいた教え子の成長が、指導者の「言葉のかけ方」次第で著しく加速するケースを自ら体験したことで、指導における「言葉」の役割の重要性に早くから着目。以降、30年以上にわたり実際の指導現場で試行錯誤をくり返し、効果的な「声かけ」を導き出す。教え子たちが急成長していく「声かけ」はたちまち注目を集め、近年では、大手企業や官公庁からの講演依頼が続出。メディアにも多数出演し、その方法を伝えている。

「2023年 『人はいつでも、誰だって「エース」になれる! 心とからだが輝く72の言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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