「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の言葉

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  • サンマーク出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763134127

作品紹介・あらすじ

リーダーは、完璧でなくてもかまわない。偉大な言葉を知っているかどうかが、人生を大きく変える。管理職からチームリーダー、新人教育係、飲み会の幹事まで、あらゆる場面で役に立つ!

感想・レビュー・書評

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  • ・自分の話や提供することは半分だと思って、相手からもらうものは自分が感じる2倍だと思え
    ・ひとりで見るのはただの夢、一緒に見る夢は現実
    →落合陽一のブータンの山奥に住んでる人が一番幸せって話、駅伝では倒れ込む人がいるがマラソンで倒れんのでゴールする人はいない
    ・相手に関心を持つ
    →名前で呼ぶ
    ・リーダーシップは人に影響を与えること
    →坂本龍馬は組織を持っていなかった
    ・日々チェックすることで見えないものが見えてくる。ごまかせるのは二日まで
    ・一度に一つのことしかしない
    →一度にいくつも同時にはできない。また、使命感を持つ(=なぜやってるか腹落ちする)ことができらな集中できる
    リーダーは自分をまだまだだと思っている
    →人の器とは人を受け入れる包容力と素直で謙虚な心
    ・読書は充実した人間を作り、会話は気がきく人間を、書くことは正確な人間を作る
    →書くは論理的な人間を作る。読んだことを人に話し、自分の言葉で書いてみることで腹落ちする
    ・読書は良かった本は何度も読む、年齢によって捉え方も変わる
    ・人を育てることは最高の道楽
    →松下幸之助も松下政経塾を作った
    ・地道に素直にやる

  • ☆読もうと思った理由は?
    昇進をきっかけに部下をもつようになり、上司としての役割、考え方、振舞いなどを改めて考えてみようと思った。

    ☆どんな事が書いてあった?
    著者の心に響いた言葉、好きな言葉、座右の銘などが51あげられ、それぞれの言葉について、著者の解釈や経験談、思想が解説されている。

    ☆明日から出来る事(アクションプラン)
    徳のある人になれるように、人が見ていようがいまいが関係なく、自分が良いと思う行動を自然に出来るように心がける。

  • 会社の先輩にいただいて読んだ本。
    リーダーとはどうあるべきか、どんなリーダーに人はついていくかが、さまざまな格言と共に語られている。
    著者の岩田松雄さんという方自身も、元スターバックスジャパンのCEOという経歴を持つ。
    書いてあることにそこまで真新しいことはない。
    リーダーとは、常に謙虚で、人の話をよく聞き、物事を楽観的に考え、自分自身を信じ、また部下も信じ、冷静に、感謝の気持ちを忘れない…
    書かれてあることを羅列してみたが、このようなことがさまざまな言葉とともに書かれていた。
    リーダーとは?ということとは別に下記2点は心に残った。
    ・「与えられた人生において、己のためだけではなく、多くの人々のために、そして、世の中のために、大切な何かを成し遂げようとの決意」それが「志」を抱くということである。
    ・忠告は雪に似て、
     静かに降れば降るほど心に永くかかり、
     心に食い込んでいくことも深くなる。
    → 忠告はいつの時でもありがたいということと、自分が忠告する立場になった時の心構えが記されている。

  • 坂の上の雲の「強烈な愛国心」と「危機感」。
    無私の心が最も強い。
    剣力は必ず腐敗する。同じ会社の社長業は、6年以上続けるのは無理だな。
    一度語る前にニ度聞け。
    してもらったことは2倍、してあげたことは半分。
    一人で見る夢はただの夢。一緒に見る夢は現実になる。オノ・ヨーコ。
    他人は変えられないが自分は変えられる。
    現状維持は退化。
    偉大なリーダーとは、自分の夢を皆の夢であるかのように言い換えられる人だ。
    戦略とは、何をしないかを決めること。

  • 読切2018/07/05 03:25
    まとめ
    ありのままの自分を理解し,弱さを知り,そのままの姿の自分で皆に接する
    行動で示し,責任を自分がもち、人のために何をしてあげれるかを考えるべき。
    リーダーとは役割だから、皆にリスペクトを

    1章 リーダーはかっこいいとは限らない
    ・リーダーはなろうと思ってなるものではなく、周りの人に押し上げられてなるもの
    ←見てくれている人は必ずいる。頑張れば、周りが応援してくれる
    ⚠️みんなのために何をすべきか。考えて行動していたら、リーダー的役割してた
    ←アントレプレナーシップ,当事者意識やな
    ・リーダーシップのイメージを変える:引っ張るだけではなく、謙虚な気持ち(成功:運がいい,部下のおかげ,失敗:自分の責任)
    ・人を治める前に自分を修める
    ・理念:情熱をもてるもの,世界一になれる部分,経済的原動力の重なるところ
    ←個人にもあてはまる

    2章 饒舌でなくてもよい
    ⚠️リーダーの方から部下の意見を聞く
    →ついてこいではなく,一緒にやっていこう
    ・意識する:とにかくわかりやすさ
    →相手の立場に立ち,どれだけイメージさせれるか
    ・指摘するのはまず褒めてから:褒めた後にこうして欲しいと言う
    ←皆の前で些細なことでも褒めて,期待を伝える
    ・言葉を発する前に想像力を使う:自分ならどう接して欲しいか考える
    ・大勢の前で話す時は頷いてくれる誰かを何人か早く見つけて、その人らに話す

    3章 部下と飲みにいかない
    ⚠️仕事を頼む時はwhatではなくwhyから始める
    →背景や期日,重要度:仕事の下請けではなく,全体を動かすための重要な存在として扱う
    ←部下のやる気up&結果的に自分のため
    ・評価は上横下の全範囲から見て下す
    ←自分にだけいい顔してて2面性あるかも
    ・大きな目標を作るから出来る達成がある
    →できると思うから目標に向けて行動する
    ←中長期的な大きな方針は必ずしも理詰めでなくても直感でもあり
    ⚠️上司は全責任をおう覚悟をもつ
    部下にはプロセスを注目してあげることも必要
    ・かっこいい意思決定ではなく,正しい意思決定を
    ←見栄やプライドよりみんなのためにこの判断が正しいか

    4章 人のすることを信じてはいけない
    ⚠️事実と判断を混同しない
    →人を信じても人のすることを信じてはいけない
    →事実が間違って伝えられたり歪んだりするから
    →事実と判断は分けて伝えるようにしてもらう
    ⚠️前向きなチャレンジは迷った時はやる
    →うまくいかなかったら、そこから何かを学べばよい
    ←キャリアも仕事も何でもか
    →何とかなるって感覚もって大胆にする
    ・リーダー:チャレンジするようハッパをかける&失敗した時は責任をとると明言し、思いっきりqqやってこいってはっきりゆう
    →ミス発覚しても責めるのは担当者ではなく、リーダ
    ・リーダーは逃げてはいけない
    禁句:上がゆってるから,おれは違うと思うけど〜
    →言ってみてなぜ受け入れられないのか説明を行う

    5章 立ち止まらなければいけない
    ・大きな理想も小さな目標の達成から
    →小さな所こそ意識する:そこから変化は起きるから
    ⚠️時に立ち止まる時間を作る
    →忙しさが常態化すると,目先の対応だけで毎日過ぎる
    →立ち止まって長期的な行動とすり合わせ
    ・何口癖でか困ったことはない?ときく
    ←:ついて行きたいと思われる
    ←困ったことを助けるには権限が必要だから

    6章 多読家である必要はない
    ・大きな志持ち方:出来るだけ高い視点で物事を眺める

    7章 弱くても構わない
    ・優れたリーダーは優れた人間力を持っている
    ←まず自分の弱さ,甘さを認識する
    →それに向き合い,負けないために努力しようとする
    →安易に自分を肯定しない
    ⚠️→基本的に伸び続ける人:謙虚な人
    ←たしかに。
    ←なりたい像の要求水準が高いから
    →自分は常に見られている意識をもつ!!
    ・挫折や失敗が人を優しくする
    ←自分が弱いと納得できるから
    ⚠️⚠️挫折,失敗:どこかで必ず役に立ち,意味がある
    →挫折,失敗,苦労:神様が試練をまた下さって,これを糧にもっと成長しなさいってこと
    ランディ・パウシュ:レンガの壁がそこにあるのは,理由がある,僕の行く手を阻むためにあるのではない,その壁にある何かを自分がどれほど真剣に望んでいるか,証明するチャンスを与えている

    ・無私の心を持つ
    ←成果を上げる理由がリーダの自分のためならメンバーはやる気になれない
    →あくまで会社,チームのためで自分はどうでもいいという姿勢
    →だから自身のミッションが必要
    ・最後は自分を信じ続けること
    校長先生:今は大変だけど,来年の今頃はもうアメリカのどこかのビジネススクールのキャンパスの芝生の上で寝転がっているのです。それをイメージしてください
    ←ええことゆうな
    ・早く社長になる
    →ひとつでも多くのリーダー経験を積む

  • 元スターバックスコーヒージャパンのCEOである岩田氏が、さまざまな格言や映画のセリフから「リーダーとしての心得」につながる言葉を51個紹介し、なぜその言葉を選んだのか、を説明している一冊だ。

    ビジネス書ではあるけれどハウツー本ではなく、上位者になる人間の心構えとか考え方について書かれている。

    人の話を聞け、自分の立場を理解し責任を持った行動をしろ、継続は力なり、すぐに行動を起こせ、いい習慣を持て、と、言っていることはたぶん他の啓蒙本にも(たぶん)よく書かれているようなことで、極めてまっとうで、逆に言ってしまうとオリジナリティがあるわけではない。

    忙しいビジネスマンの著者なので仕方がないとは思うけれど、紹介される言葉の引用先が原典ではなくそれもまた引用している書籍である、という「孫引き」になっているものが目につくのが気になった。
    引用ルールとしては推奨されないはずで、原典の前後の文脈を知らずに取り上げていないか、とひねくれたことを思ってしまう。

    ひとつ、自分でもこういう考えで行動したいな、と思ったのは、自分がしたことは1/2に、他人にしてもらったことは2倍にして捉える、ということ。簡単なことだけれど、なかなかできない。

  • 2014年に読もうと思っていたのに忘れていた。
    思い出して読んでみたけれど、その時の気持ちがよみがえらず…。

  • これも岩田本シリーズの流れで購入。
    流れ購入だと、あまり当時の問題意識と結びついて
    いなくて記憶への定着率が悪いな…。反省。
    学生に話す場面でどんな言葉をかけるのか。
    これも帰ったときに読み返してみたい。

  • 「ごく普通のおじさん」がマネージャーになり、活躍するための心構え。

    著者個人の経験に基づく内容であるものの、広くマネージャー全般に当てはまる内容が多い。参考になった。

    時間をおいて再読したい。

  • 心が変われば行動が変わる
    実践が大切。
    本を読んでわかったふりをしない。
    小さな積み重ねが大切。
    誰だって人に言えない、わかってもらえない悩みがある。

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著者プロフィール

岩田松雄(いわた・まつお)
元スターバックスコーヒージャパン代表取締役最高経営責任者。株式会社リーダーシップコンサルティング代表取締役社長。元立教大学教授、早稲田大学講師。1958年生まれ。大阪大学経済学部卒業後、日産自動車に入社。セールスマンから財務に至るまで幅広く経験し、UCLAアンダーソンスクールに留学。その後、外資系コンサルティング会社、日本コカ・コーラ株式会社役員を経て、株式会社アトラスの代表取締役社長として3期連続赤字企業を再生。その後、株式会社タカラ常務取締役を経て「THE BODY SHOP」を運営する株式会社イオンフォレストの代表取締役社長に就任し、売り上げを約2倍に拡大させる。2009年、スターバックスコーヒージャパン株式会社のCEOとしてANAとの提携、新商品VIAの発売、店舗内Wi-Fi化、価格改定など次々に改革を断行して業績を向上。UCLAビジネススクールよりAlumni 100 Points of Impactに選出される。2011年、リーダー育成のため株式会社リーダーシップコンサルティングを設立し、現在に至る。

「2023年 『ミッション 私たちは何のために働くのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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