読んだら忘れない読書術

著者 :
  • サンマーク出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763134509

感想・レビュー・書評

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  • 『読んだら忘れない読書術』
    <個人的な使い方・効果概要>
    第1章
    読書のメリットが書いてあります。
    ○24時間しかない貴重な時間を読書に当ててもいいんだと思えます。
    ○他人から「読書なんて意味ないじゃん、馬鹿じゃね~のwww」と言われても、動揺が小さくなります。
    ○他人に読書のメリットが説明できるようになります。

    第2~4章
    読んだら忘れない読書術のコツが書いてあります。

    第5章
    本の選択術が書いてあります。
    ○アマゾンで低評価レビューとなっている本でも、低評価の原因が「自分のステージ・目的に合わない本を読んだもの」なら、気にせず購入できるようになります。

    <オススメ目次等抜粋&感想>
    第1章:2つ
    ◆仕事力~「料理の鉄人理論」
    ◆頭が良くなる~「読書脳活性化理論」

    第2章:2つ
    ◆心が動くと記憶に残る~「脳内物質読書術」
    ◆「深読読書術」

    第3章:5つ
    ◆「アウトプット」と「スキマ時間」
    ◆複数の切り口で人に勧める~「テレビショッピング読書術」
    ◆1冊の本から情報を絞りつくす~「生グレープフルーツサワー読書術」
    ◆制限時間があると記憶力が高まる~「ウルトラマン読書術」
    ◆効率良く「頑張り」を活かす~「5分・5分読書術」

    第4章:2つ
    ◆目的地を把握する~「パラパラ読書術」
    ◆知りたい部分を先に読んでしまう~「ワープ読書術」

    第5章:5つ
    ◆今の自分のステージに合った本を読む~「守破離読書術」
    ◆偶然の出会いを大切にする~「セレンデピティ読書術」
    ◆1冊の本から複数の本へドンドンたどっていく~「数珠つなぎ読書術」
    ◆「情報」と「知識」の偏りをなくす~「栄養バランス読書術」
    ◆読書のポートフォリオを作る~「分散投資読書術」

  •  私はいわゆる「自己啓発書」を読むのが好きな人間です。しかし冒頭での「記憶に残っていないということは、その読書は何の役にも立っていないということと同じ」にはっとさせられました。私の読書はまさに著者の言う「自己満足読書」であったように思います。本書を読み進めていくうちに、このままではもったいないと強く感じました。様々なところでアウトプットの重要性を目にしながら行動に移せていなかったのですが、とりあえず少しずつでもアウトプットをしていこうと思わせてくれたことだけでも読む価値があったと思っています。

    さて本書の中で印象に残った部分をいくつか挙げると、
    ・1年たって古くなるのが「情報」、10年たっても古くならないのが「知識」
    ・新しいことをする場合、ゼロから試行錯誤する必要はない
    ・月に7冊読むだけで日本人の中で読書量上位4%に入る
    ・圧倒的なインプットがあってこそ圧倒的なアウトプットができる
    ・文章を上達させたければたくさん読んでたくさん書くしかない
    ・考え方だけではなく自分の行動が変化し自分をとりまく現実が少しでもよくなるような読書をすべき
    ・著者の「本を読んだ」の定義は「内容を説明できること」「内容について議論できること」
    ・自分の知識がどのステージにあるかによって今必要な本を考える
    ・長所進展と短所克服のどちらを読書の目的にするのかをはっきりさせる

     著者によると、記憶に残る読書をするためのキーワードは「アウトプット」と「スキマ時間」の2つだそうです。ダラダラ長時間読書をするよりも、短い時間のほうが頭に入りやすいというのは、読書に限らず勉強なんかでも実感したことがあり納得でした。他には様々な読書術、本の探し方、買い方、電子書籍について、著者のオススメ本についても書かれていました。

     私にとっては必要性が低い内容や、一般の方には参考にしにくいかなという内容も入っていましたが、改めて読書に対する姿勢を考えさせてくれたという意味で全体的に満足する内容でした。もっともっと色々な本を読んで自分の知識として身に着けていきたいです。機会があったら著者のオススメ本も読んでみたいですね。

  • 記憶に残らない読者であれば、本来の読書の目的である、気付いた事を行動に起こす事からも、無駄が多い。記憶に残すには、アウトプット力を意識して行う。年間読書数が100冊以上が2%でオーナーの殆どが読書している事からも、ビジネスにおいても、効果があることは、明白である。

  • これから読書を始めようと思い手に取った本。
    私は読書が苦手という意識があり、読んでもすぐ忘れてしまう。
    スキマ時間を使い読むことで、高い集中力の中読書ができるということ。さらにアウトプットすることで記憶に残りやすくなること。これらが大切であると知った。
    また、自分のレベルに合わせた本を選ぶこと。ホームラン本に出会うためにはたくさん読むしかないということ。日本人の半分は月に1冊も読書をしないということ。様々な読書をするこに対する知識が書かれている。
    私のような読書初心者にぴったりの一冊。

  • ビフォー
    この本を読む前の私は、本を読むけど内容を覚えていないことが多かった。

    気づき
    この本を読んで、これまでの本の読み方が記憶されにくいものだと知った。特に、本を頭から読むのは知りたい情報まで時間がかかり、モチベーションが下がりやすい読み方だった。また本に書き込みせず、折り目もつけずに読むのは振り返りがしにくく、自分の気づきを取りこぼすことになるのだと感じた。

    TO DO
    今後は「ワープ読書術」で読みたいところ先に読んだり、書き込みや折り目をつけて自分の記憶に残る読み方をしていく。

  • 忘れないためにはアウトプットが重要。
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    私は電車で紙の本を読むことに抵抗があるため、電子書籍について興味を持った。両手が塞がらないのが自分的1番のメリット。

    私はいつも本を選ぶ際悩んでしまうが、次からは「直感」信じて購入しようと思った。

  • 「本を読んでる私、かっこいいし偉いやん」
    という自己満を恥じたい。
    自分の糧にしていくための読書が大切。
    自分が求めていた読書法はこれだったと、ドンピシャ感を味わえた。
    不定期に本を読んでいる人におすすめの本。
    本を読むことに少しでも価値があると感じる人ほど、その時間や読書を生きる糧にすべきだと気付かされる。

    ・アウトプットをする
    ・隙間時間を使う努力
    ・全ての本がホームランじゃないからこそ、たくさん読むべき
    ・精神科医の視点だから、人間の脳の仕組みも分かって腹落ち感がある

  • 読書方法と本の選び方が色々書いてあります。
    速読法は書いていません。
    この本を読んだのはYouTubeで10分で読書する方法という動画があったような気がして、それが本で詳しく説明してあるかと思いましたが探しても見つかりませんでした。
    動画も後から探しても見つかりませんでした。
    完全に勘違いかな?
    本を選ぶ際は守破離を意識するなど役立つことは色々書いてありましたが、私が一番知りたかった本をどんどん読めるようになる読書法はあまり書いていませんでした。
    そもそも読んだら忘れないをテーマにしているのでそれについて書いているから当然だね!
    まず本の選び方を間違えないようにしようと思いました。

  • タイトルから期待する「読書術」に触れている部分は少ないが、まぁ筆者が「広く様々な人に伝えたい」という思いで薄い内容の本にしているのだろう(と、肯定的に捉えてみる)。
    なぜかKindleの営業みたいな一節もあり、なんか主観と客観が混ざった、クリスタライズされていない、おっさんのあんまり面白くない話を聞いている気分にもなった。その分、人間臭くて読みやすい。

    ・とにかくたくさん読め。インプットとアウトプット。
    ・脳内物質(ドーパミン、エンドルフィン、オキシトシン、、、)を出して読むと覚える。面白かった昔の漫画は忘れない。
    ・マーカーと書き込み。
    ・速読、深読、精読をつかいわける。
    ・目的を持って読め。この本から何を得たいか?
    ・固め読み、一気読みした方が記憶に残りやすい。

  • この本は、読んだ本の内容を忘れないための読み方や習慣について紹介しています!

    私が読んでいて特に印象に残った2点について感想を書きます!

    【本を読みながらアウトプットする】
    本を読みながら気になった箇所にラインマーカーで線を引いたり、余白に気づきや疑問を書いたり、要約するなどアウトプットすることをオススメしていました。これらのアクションを起こすことで、単に本を読んだ時と比べて、「知っている→理解できる→説明できる→実践できる」という認知プロセスにおいて「理解できる・説明できる」あたりの深い段階に到達できるのではないでしょうか。よって本を読みながらアウトプットすることで、深い理解や記憶定着がより期待できるのではないかと感じました。

    【スキマ時間を活用する】
    人間の集中力は、活動の初めと終わりが最も集中している状態になるため、長時間同じこと続けるよりは、短い時間でも複数回に分けて行う方が、集中力が高い状態の割合が増えて、効率が向上すると述べられていました。私だけかもしれませんが、学習や読書をする際はまとまった時間を取りたいと思いがちだったので、電車の待ち時間や食事提供までの時間などのスキマ時間を見つけて行動することの大切さを知ることができました。また、時間の管理の向上や時間を有意義に使う意識を持つようになり、時間に関する改善も着手できそうだと感じました。

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著者プロフィール

1965年、札幌市生まれ。累計56万ヒット突破の人気Webサイト「札幌激辛カレー批評」(http://www.kabasawa.jp/)主宰者。2003年7月に著書『とっておき北海道 カレー50』
(アドネット刊)を刊行するなど、スープカレーをメインにカレー店の動向を精力的に追い
続けている。また、スター・ウォーズ研究家としても知られ、スター・ウォーズ研究のWeb
サイト「ホス・プレス」を運営。著書に「スター・ウォーズ新三部作完全解読本」(三一書房)、
「スター・ウォーズ完全基礎講座エピソードⅠ篇」(扶桑社、共著)などがある。

「2004年 『北海道スープカレー読本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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