- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763134677
作品紹介・あらすじ
1秒の祈り、一秒の感謝。「敵がいない」のではなく、「敵をつくらない」企業へ。40日以上の断食を2度も体験し、「成せる善は全て成す」生き方を説くことで全国の経営者からメンターと呼ばれる陶芸家が綴った新時代の経営論。
感想・レビュー・書評
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”無敵”と聞くと
”ほかの誰よりも強い”と言うイメージがあります。
そして”経営”は、ある意味、
”競合他社との闘い”と言うイメージもあります。
しかしながら本書で言う”無敵”とは
”敵をつくらない”という意味。
本日ご紹介する本は、
敵をつくらない経営の
考え方を紹介した1冊。
ポイントは
「人間の根本」
どんなに技術が進歩し、生活環境が変化しても、
「幸せになる」という人間の根本に必要なものは
昔から変わっていません。
競争相手を見て勝とうとすることよりも、
出会った人を幸せにするのが自分の仕事
と考えることが大切であると著者はいいます。
「利と信」
企業にとって、もちろん利益の追求は大事ですが、
利益よりも信用の方が大事。
利益に信用は付いてきませんが、
信用に利益が付いてきます。
「いい仕事」
勝つ、打ち破る、追い越すをやめて、
初心に返っていい仕事をする。
他者よりも優れた仕事を目指すのではなく
お客さんにとっていい仕事をするのが大事。
全体的に抽象的な内容ではありますが
基本的な考え方を学べる1冊です。
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
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人は「何をなしたか」よりも「どんな生き方をしたか」が問われる
社会貢献に目覚めた会社が繁栄する
嫌いな人でも、その人を受け入れ、少しでも尊敬すできるところを見つけること
投げたものは返ってくる。人を嫌うと自分も嫌われる
人生の前半で成したことを後半で受取る
あなたが心に思うことが、あなたの未来です
出会いは利用するものではなく、楽しむもの
「忙しい」とは周りのものが見えなくなることをいう
努力とは導きの人に出会う準備
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◆目次◆
第1章 「無敵の経営」に生きる
第2章 敵をつくらない心
第3章 人間経済学のすすめ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2015/8/22
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あるかたからプレゼントしていただいた。
北川さんの本は、以前繁栄の法則で読ませて頂いたのだが、読み終わると心がみた気持ちになった。
なにを成したかではなく、どう生きたか
常にそれを自問自答して行動していく。
また私も断食経験があるので、彼の研ぎ澄まされた感覚は非常に理解できた