トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術 超実践編

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  • サンマーク出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763134974

感想・レビュー・書評

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  • # 書評☆3 トヨタで学んだ「紙1枚! 」にまとめる技術[超実践編] | 業務計画から叱られ対策まで!紙一枚の実践解説

    ## 概要
    - 書名: トヨタで学んだ「紙1枚! 」にまとめる技術[超実践編]
    - 副題:
    - 著者: 浅田すぐる
    - 出版日: 2016-01-05
    - 読了日: 2019-09-25 Wed
    - 評価: ☆3
    - パーマリンク: https://senooken.jp/blog/2019/11/20/

    ## 評価
    「[トヨタで学んだ「紙1枚! 」にまとめる技術](https://senooken.jp/blog/2019/11/19/)」の続編で,前著で書かれた内容の実践方法について具体的に書かれた本となっている。

    前著が基本的なところをメインに書いてあったが,本書でも基本は解説しながら,具体的な活用場面・実践事例を中心に展開されていた。

    前著自体,そこまで自分にはピンとくるようなものでなかったので,その実践例の本書も残念ながら自分にはあまり響かなかった。

    いろいろ実践例があるが,読みながらいちいち面倒くさいなと感じてしまった。

    ## 結論
    書かれている内容自体は悪くなかったので,必要な人が読めば役に立つかもしれない。

    ただ,自分にはこういう内容を読んでも,活用する場面やその効果を実感できる場面がないので,単にいろいろ面倒くさいなと感じてしまい,軽く読み流してしまった。

    テクニック面はたまには役に立つのだけれど,テクニックではなく,もう少し実務的で効果的なところをやったほうがいいように感じた。

  • 前作の『トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術』の続編。前作では、A4用紙1枚で要点をまとめるたえに「エクセル1」や「ロジック3」といった考え方について紹介されていました。今回、続編では、「エクセル1」や「ロジック3」を再確認しつつ、それぞれの考え方について、具体例を使いながら浅田さんと二人三脚で課題に取り組んでいる感じの1冊。
     過去に読書会の講師として話を直に聞く機会があり、そこで学んだ「エクセル1」や「ロジック3」を使ったところ、情報をうまくA4にまとめ、うまくいくことが多く、これまで経験できない大きな仕事を経験することもできました。
     自分自身の考え方の「枠(フレーム)」について、幅を広げたいと感じている人におすすめです。

    ~以下メモ~
    (P25)思考整理の方向性が見えないとき、あるいはあれもこれもという感じで頭の中がゴチャゴチャしているときは、対象が「相手」ではなく「自分」になってしまっていないかを疑ってみてください。
    (P189)何かを実践するときには、抽象的な動詞のまま「どうしよ……」と悩むのではなく、動作化することが大事
    (P227)ある行動を続けるための条件、(1)シンプルな動作であること(2)短時間でできるものであること(3)実践すればするほど深みや(知的)おもしろさ、新たな発見があること

  • ●三色ペンでエクセル1
    ●ロジック3
    what how why
    質問が4つ以上浮かんでも3つに絞る。
    ●PowerPointは、全体の構造が読み取りにくい。
    ●書き出しただけで問題が解決すると言うケースは、実は少なくありません。D・カーネギーの朝「道は開ける」にも「書き出したら、すべて問題の多くは解決する」と言う話が出てきます。

  • 「動詞を動作化せよ」これが凄く心に残る一言

  • 『困ったときの”紙“頼み』(笑)
    何事もシンプルが一番ですね。自分で書き出すことの重要性は理解しつつも、一つの型(フレーム)を持つことは、迷子になった際の羅針盤となり元の航路に導いてくれます。

    まずは自らの思考が整理できれば、自ずと結果も成果も出てきますよね♪

  • 前作を、実践の側面から詳しく説明した内容。前作で主旨を理解できたため、新たな気づきは得られず。
    最初にこちらを読了した方が効率的に思う。

  • 前作に引き続き、トヨタで学んだという「紙1枚にまとめる技術」を解説した本。

    前作は「なぜ紙1枚にまとめるのか」や「どういった利点があるのか」という説明が主だった。
    しかし今作は「超実践編」の名の通り、より具体的に、様々な使用例が紹介されている。

    とは言えそれほど目新しいものはなく、全ては「エクセル1」「ロジック3」の応用から成り立っている。
    その利用法は、出張報告書の作成や、書籍のレビューなどかなり多岐に渡っており、正直「こんなことまで紙にまとめなくても」と思ってしまうものもある。

    だが大事なのは、紹介されているやり方自体ではなく、
    「一度書き出すことで思考が整理される」
    「3つの質問を想定することで多面的に考えられる」
    という点なのだろう。

    本文でも「大事なのは仕事の『型』である」と述べられている通り、エクセル1とロジック3は、シンプルながら様々に応用できる。

    正直、前作と被っている部分も多く、書籍としての価値は微妙な所。
    だがこの考え方はとても重要だと思うので、しっかり身につけておきたい。

著者プロフィール

浅田すぐる
「1枚」ワークス株式会社代表取締役。「1枚」アカデミアプリンシパル。動画学習コミュニティ「イチラボ」主宰。作家・社会人教育のプロフェッショナル。名古屋市出身。旭丘高校、立命館大学卒。在学時はカナダ・ブリティッシュ・コロンビア大学留学。トヨタ自動車(株)入社後、海外営業部門に従事。同社の「紙1枚」仕事術を修得・実践。米国勤務などを経験したのち、(株)グロービスへの転職を経て、独立。現在は社会人教育のフィールドで、ビジネスパーソンの学習を支援。研修・講演・独自開講のスクール等、累計受講者数は10000名以上。大企業・中小企業問わず、登壇実績多数。2017年には海外(中国・広州)登壇、2018年にはルーツであるトヨタとパナソニック合同の管理職研修への登壇も実現。2015年からは、作家としてのキャリアもスタート。これまでに6冊を上梓し、著者累計は41万部超。独立当初から配信し続けているメールマガジンは通算1000号以上。読者数18000人超。

「2021年 『早く読めて、忘れない、思考力が深まる 「紙1枚!」読書法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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