- Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763136077
感想・レビュー・書評
-
人が人を思う気持ちの深さに優しい気持ちになれる本。もう1度会いたい人は私にもいるけれど、本のお話のように相手を思う気持ちより自分の気持ちを話して終わってしまいそう。優しさだけでなくて強さもないと会えないのかも。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
誰かの死によって不幸になってしまったら、亡くなった人は遺された人を不幸にするために死んだことになってしまう。だから、遺された人は幸せにならなければならない。幸せになることが亡くなった人の生きた証になるから。
三話目と四話目で語られるこの内容が印象的でした。 -
【コーヒーが冷めないうちに】シリーズの2作目。
過去に戻れる喫茶店が舞台の短編集で、前巻から数年後の喫茶店でのお話。
今回も感動できてあたたかいお話でした。
誰かを想っての嘘は切ないけど心が暖かくなるなぁ。 -
2/21
本を読む時って、自分の今までの人生と比較させながら読んでいるかもしれません。
文字で書かれてるから読んじゃえば一瞬
だけど、もっと現実味を持ってゆっくり読みたい!と思わせる本でした。
確か映画化もされてるらしいからぜひ見たいです -
冷めないシリーズ ②
親友…親友の娘を育てた男が過去に行く
親子…母の葬儀に出られなかった陶芸家の息子が過去に行く
恋人…恋人のために未来に行く男
夫婦…妻にプレゼントを渡すために過去に行く老刑事
前作をずいぶん前に読んだので、なんとなく
登場人物が被ってる所もあるのに、忘れてたー。
けど、まぁ、そんなに読むのに支障はなかったかなー。
なんか話の流れが読めるのに、泣けちゃうんだよねー。
涙腺もろくなったなぁー…。
今までコーヒーを入れてくれていた数さんが
過去や未来に行けるコーヒーを入れれなく
なっちゃったから、今後どうなるのかなぁ?
流さんの娘のミキちゃんが頑張るのかな?
ちょっと続編気になりましたー!!
-
『コーヒーが冷めないうちに』の続編ということで読みました。大切な人を想うための嘘、大切な人が生きた時間は残された大切な人のための時間…それが強く残っています。読み終えて前作より本作の方が私好み、4話中どの話もよかったけれど、ただ泣けるほどでもなかったかな…でも、このシリーズは読み切りたいと思っています!
-
「コーヒーが冷めないうちに」シリーズの第二作。前作の数年後を描いた作品。
前作と同様に四話の短編構成となっているが、並行して主人公である時田数の過去が明らかになっていく。
個人的には時田流の娘であるミキのキャラクターが大好きである。また数も前作に比べると口数が増えたような気がしたが、前作から数年後という時間の経過による変化なのかもしれない。