カシコギ

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著者 : 趙昌仁
制作 : 趙 昌仁  金 淳鎬  金 淳鎬 
  • サンマーク出版 (2002年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763194084

カシコギの感想・レビュー・書評

  • 今まで読んだ本で、一番泣けました。
    息子を思って、色んな事を犠牲にしていく父親。
    本当に可哀想で、涙が止まりませんでした。

  • 子が親を思う気持ち。親が子を思う気持ち。

  • 号泣。・(ノД`)・。

  • ずーっと積読本となっていた一冊。
    フト読む気になり、1日で読み終えました。

    妻と別れ、最愛の一人息子タウムは白血病に侵され
    仕事もなく、どん底の主人公チュン。

    ようやくタウムの骨髄移植ドナーが見つかり
    これから…という時に、自分自身が末期の腎臓がんが発覚。

    次から次へと不幸が襲いかかり
    どうしてここまで?と作者を恨みたくなるほどでした。


    私にも5歳の息子がいます。
    もし、息子が白血病になってしまったら…

    最後の望みである骨髄移植も不可能とわかった時
    最後の最後まで病院で苦しい治療を続けさせるのか?

    治療費がどうしても作れない時
    自分の角膜を売る犯罪行為までできるのか?

    今の私には、いくら考えても答えはでない事はわかっていても
    考えずにはいられませんでした。

    息子に対し、ちょっとした事で怒ってしまったり
    イライラしてしまう自分が本当に情けなくなりました。

    寝る。起きる。トイレに行く。
    食べる。飲む。歩く。走る。遊ぶ。勉強する。
    そして、息子が毎日笑っている事。

    そんな「普通」だと思っている日常生活の1つ1つが
    どんなに素晴らしく、感謝すべきことなのだと
    今更ながら痛感しました。

    最愛のタウムに、最後の最後に「愛してるよ」と言えなかったチュン。
    抱きしめてあげる事も、タウムの顔を見る事もできなかったチュン。
    本当にチュンの辛さが文章から伝わってきて
    最後は号泣しながら読みました。

    チュンが選択した行動は、正しかったか?と問われると
    意志の弱い私には、絶対にできない選択だったとしか言えません。
    個人的には、タウムには真実を話し、最後は一緒に過ごさせてあげたかった。
    きっとタウムは、たとえ大好きなパパを目の前で失う事になっても
    それでも、パパと一緒に過ごす事を選んだと思うから。

    いつか、大人になったタウムが、チュンの真意を全て理解してくれる日がくると信じたい。

  • カシコギというのは、オスが卵の子供が巣立つまで面倒を見て、そのあとすぐに死んでしまう魚。白血病の息子が完治するまで命がけで世話をする父親の話。

  • あなたが虚しく生きた今日は、昨日死んでいった者があれほど生きたいと願った明日

    カシコギはという淡水魚は雄が稚魚を育て、子が成長していくと自らは死んでいくという特性を持つらしいです。そのカシコギの象徴するような父と子の哀しく愛にあふれた一冊。
    祖母に薦められて読みました。今までで一番泣いた本です。

  • 韓国旅行中、韓国語勉強用になにか買おうと思って本屋に立ち寄り、たまたま手にとって朗読テープまで買い、そして勉強そっちのけで読み通してしまった(原書で登録できないのでこちらで。)
    美しく、悲しく、ひたすらな父子の愛に何度読んでも(聞いても)泣かされる。

  • 子どものために生きる親の愛…(T_T)

  • 韓国の作家、趙 昌仁(チョ チャンイン)さんの「カシコギ」

    「私が死のうとした今日は昨日死んで行った誰かがあれほど生きたいと願った明日。」

    その台詞を聞いて、思い出した小説です。
    確か4、5年前に韓国で買って来て読んだのですが。。

    本棚からひっぱり出してきて読み返してみました。。。。やっぱり泣けました。。

    韓国のお話はどうして。。。悲しいお話ばかりなのでしょうか。。。だからドラマとか映画とか、見なくなってたのに。。

    この本は本当に悲しすぎます。。。

  • TVドラマグッドライフの原作。ドラマは、場所を日本に移して、かなりマイルドにしてあったが、元は韓流ドラマの原作。これでもかと、主人公に不幸が降り掛かる。
    題名は、魚の名前で、卵から稚魚になるまでオスが育てる種類との事。子供を置いて奥さんが出て行き、男手一人で育てるが、子供の病気と高額な治療費の問題が二人に襲いかかる。
    日本にもあるのかもしれないが、医療問題のタブーにまで手を出さざるを得なくなる気持もよくわかる。
    最後、子供を奥さんに預けるにも、二度と会わない契約書をかわす。
    読み終わった後、とても救い用の無い気持ちにさせられた。
    まあ、彼よりは不幸では無いな、とはおもえますがね。

  • とにかく悲しい。悲しい。

    こんなに泣いたのは初めてかもしれない、ってくらい
    涙を流させられた。

    洗い流したい人に、読んでほしい。

  • 2008.5.10

    あなたが虚しく過ごした今日は
    昨日死んでいった者がもっと生きたいと願った明日

    アンデス山脈にバルデミルという山がある。夏至の日には近くの部族の男や女がその山の頂上に登る。日がくれる前に到着し、夕日に向かって自分達の愛を告白すれば、その愛は必ず実を結ぶと信じられている。
    それが本当なら愛というものは簡単なものだと思う。

  • 病室に書かれていたことばが
    すごく胸に響きました。

  • ただしが授業で薦めてた。
    今さらだけど読んでよかった。

    ただ最後のページでママに邪魔された事が悔やまれる。

  • 正直、お涙頂戴のケータイ小説。

    人を感動させるために、不幸に不幸を重ねて、
    「こうすれば、お前らは泣くし、喜ぶんだろ?」
    って思われてるとしか思えない。
    邪推かもしれないけど。

    とにかく、出てくる登場人物、
    誰ひとりとして感情移入できない。
    たかだか、300ページくらいの小説なのに、
    進まない、進まない。

    んー時間の無駄だったなー

  • 「あなたが虚しく過ごしたきょうという日は
     きのう死んでいったものが
     あれほど生きたいと願ったあした」(第二章 夏至)

    という一文を読みたいがために、読み始めたのです。
    でも、あっという間に無いように引き込まれ、
    二日間で読み終えました。(読むのが遅いので これでも早いです)

    最後まで人生を考えさせられました。
    近くに人がいなければ、泣いていたと思います。

  • 幼少のとき、母は家を出て行った。
    たった一人の頼れる大人だった父は、自分を交番の前に置き去りにしていった。
    こんな俺は、子を幸せにする父親になれない―
    そう思っていたチョンだったが、愛する人ができ、愛する子も生まれた。しかし妻は、家を出ていった。
    愛する白血病の息子。自らに父親の資格があるか自答しながらも、チョンは息子を心から愛す。
    「どうか息子を幸せにして下さい。何を引き換えにしてでも…」
    神を信じないチョンであったが、今日も息子の祈る姿に自らを重ねながら、息子のことだけを祈る。

    ***

    最初は詩的な表現の多い内容にとまどった。
    でもその世界に入ってみたら、繊細で綺麗な世界が広がってた。
    これほどまでに愛し合う親子が居るのかな…。
    最後が悲しすぎるから、ぜひ続きが読みたくなった。

  • あなたが虚しく過ごした今日という日は、きのう死んでいったものが、あれほど生きたいと願ったあした

  • あーこんなに悲しい本は読んだことない。
    お父さんの息子へ愛はほんとすごい。


    考えさせられた文

    あなたが虚しく過ごしたきょうという日は
    きのう死んでいったものが
    あれほど生きたいと願ったあした

  • 【あなたがむなしく生きた今日は 昨日死んでいった者が あれほど生きたいと願った明日】
    っていう有名な一説のある本。
    父性を思い知らされました。

  • カシコギというのは魚の名前でその魚は「お母さん魚は卵を産むとすぐにどこかへ行ってしまい、お父さん魚は卵が孵化するまで食事も睡眠もとらず、ただひたすら我が子を守り続け、子供魚が一人立ちすると、ひっそりと孤独な死を迎える。」という変わった特徴をもっています。

    この本はまさしくそのカシコギのような関係をもった親子の、父と子の物語です。
    白血病にかかった息子を助けるために、父は不眠不休で働き子供の前では笑顔を絶やさず、最後には自分の網膜まで売り子供の治療費を集めなんとか手術を受けさすことができました。

    しかし、その時すでに父の体はガンに侵され残された時間は後わずか・・・。父は最期に子供と会う時には痩せ細りまともにしゃべることすら困難な状態であったため、息子に自分の死を悟られぬよう夜の暗がりのなか最後のメッセージを送りました。

    その後父は息子と二人で遊んだ思い出の地へ向かい静かな死を遂げます。

    最後に父が残した言葉は「人は死んでも自分の子供が生きている限り、死んだことにはならない」という言葉でした。

    作品中には「あなたの何気なく過ごしている今日は、私がどれ程求めても迎えれれることのできなかった明日」などの、心の奥に響く言葉が多くありました。

  • 親の立場になってからもう一回、読もう。

  • これは泣けた。
    とりあえず泣けた。
    本でこんなに泣けたのは初めてだった。

    「あなたが虚しく生きた今日という日は
    昨日死んでいった者たちが
    あれほど生きたいと願った明日」

  • ドラマは号泣でした。本はまだ読んでません

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