細切れビジョンで、なんでもできる!: 夢を実現する自分マネジメントシステム

著者 :
  • サンマーク出版
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763197290

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりに再読。バックキャスティングについて書いてあったのを思い出し読み返した。

    著者は、「自分(のタイム)マネジメントシステム」を作るようになってからは「やろうと思って始めたものが途中で挫折する率」はゼロになったという、これはすばらしい。自分に与えられた時間を120%活かすーというと、どのように時間を作ろうかと考える人が多いが、そうではなく、どのように時間を使うかを考えるという。始めたものを続けるのに壁がある。それをマネジメントしようということだ。

    そのバックキャスティングとは:
    そのうちできるかもとロケットを開発しようとするのと、この10年でできなくてはいけないと思ってするのとは、大きく異なってくることは容易に想像できる。そうやって、行きたい目的地に自分の身を置いてそこから現在地をふり返ることをバックキャスティングという。最短コースを行こう、という訳だ。さらに、具体的なアプローチを挙げて、自分マネジメントのポイントが書かれていて、how to本とは、基となる考え方が異なっていて興味深く参考になった。

  • 多くは知っていることでした。
    が、それはできているということとは別で、その知っていることの多くは実行ができていないことでした。
    要は、実行あるのみと再認識した書物です。
    ★「始める壁」と「続ける壁」の乗り越え方
    ★本当に細かくtodoを噛み砕くこと
    ★「振り返り」と「反省」は違う
    →「振り返り」はできたことと、できなかったことを区別し、何があればできたのかを考える作業
    どうすれば失敗せずにすむだろう、何があればうまくいくだろう

  • 2007.1.5 購入

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著者プロフィール

大学院大学至善館教授、有限会社イーズ代表取締役、株式会社未来創造部代表取締役社長、幸せ経済社会研究所所長、環境ジャーナリスト、翻訳家
東京大学大学院教育心理学専攻修士課程修了。『不都合な真実』(アル・ゴア著)の翻訳をはじめ、環境・エネルギー問題に関する講演、執筆、企業のCSRコンサルティングや異業種勉強会等の活動を通じて、地球環境の現状や国内外の動きを発信。持続可能な未来に向けて新しい経済や社会のあり方、幸福度、レジリエンスを高めるための考え方や事例を研究。「伝えること」で変化を創り、「つながり」と「対話」でしなやかに強く、幸せな未来の共創をめざす。
心理学を基にしたビジョン作りやセルフマネジメント術で一人々々の自己実現を手伝うと共に、システム思考やシナリオプランニングを生かした合意形成に向けての場作り・ファシリテーターを、企業や自治体で数多く務める。教育機関で次世代の育成に力を注ぐと共に、島根県隠岐諸島の海士町や徳島県上勝町、宮城県気仙沼市、熊本県南小国町、北海道の下川町等、意志ある未来を描く地方創生と地元経済を創り直すプロジェクトにアドバイザーとして関わる。

「2023年 『答えを急がない勇気 ネガティブ・ケイパビリティのススメ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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