ニュー・アース

著者 : エックハルト・トール 吉田利子

• サンマーク出版 (2008年10月16日発売)

感想・レビュー・書評

[ntreachさんの感想 · 2016年2月8日]

「いまに在る」ことを意識することで、エゴや過去の不幸な出来事から自由になれることを教えてくれる。
人の意識は人の思考の中で生まれた物語であり、その物語に縛られて生きることは、自分の生きる幅を狭めてしまう。
どれだけ自分がエゴに執着しているのか意識を始めることで、「いまに在る」ことを始めることができる。
いま起きていること、過去に起きたこと、自分が所有していると思っているモノは、一体自分にとってどういう意味があるのだろう。そのように立ち止まって考えると、生きることが楽になる。

[mioooさんの感想 · 2015年6月20日]

服部さん

[booklog-userさんの感想 · 2015年3月28日]

カースト下位のボッチの己を、孤高と妄想する時期にある者を厨二病と呼ぶが、この病が一過性であるのは、その違いが傍目にも明らかに、そもそもが己の容姿に表れていることに、早々に気づかざるを得なくなるからであろう。相対性の理解と同時に、自分はどうあがいてもイケメンではなく、周囲(主に異性)から重んじられたり、青春ドラマの当事者になれたりすることもなく、ただただ遺伝子的に劣であったことを認めるしかなくなるからであろう。人はその中で己の在り方を掴み取っていく。

だが、その現実を認めることをどうあっても拒否する者は、外部情報として確かに存在している己の現実を蔑ろにする、もしくはそうするための方便に固執する思考パターンを形成していかざるを得なくなる。
その成果物が結果として無矛盾であったり、ある面では真理であったとしても、軽んじられた、あるいは抹消された現実は、知覚されないカルマとして表現され、周囲の者はどこにでも居るその不要な遺伝子を意識に上らせることすらなく素通りしていく。(そして厨二病は更に孤高イメージを強化する)

というような現象が自己紹介的に表現されていた。

【要点】
エゴの目的は過去や未来、他人など、外部にアイデンティティを求め続けることであるから、エゴに乗っ取られている限り天国はなく、渇きが癒されることはない。今に在ることでエゴを断ち切り大いなる自分に還ることができる。

[t-sky-demiさんの感想 · 2015年3月24日]

ト―ルさんの本のなかで　一番好きな本。
ひたすら　ト―ルさんの説く「時間」の概念はとても面白い。

[秋月冬雪さんの感想 · 2015年2月26日]

読むと心が静かになる

[sachimafiさんの感想 · 2013年10月5日]

とても評判が良いので借りてみましたが、
私には語り口が硬すぎて頭に全然入ってきませんでした。。

なので、飛ばし読みのような感じで、
気になるトピックだけを読みました。

[akimihoさんの感想 · 2013年10月4日]

原書を読んでみたものの、読解できない箇所多数のため
翻訳も取り寄せた。さすが日本語だと、スッと入ってくる。
真の意味での理解ができているかはあやしいが。
翻訳で胸に響いた箇所が原文だとピンとこない(言葉の理解度
の低さのより)という発見があった。
翻訳は非常にありがたいのだけど、文体がややカタい印象があった。
喋るエックハルトはとっても穏やかそうなので、ちょっと違和感が。

[nabehiroさんの感想 · 2013年8月28日]

言っていることの本質はきっと面白いんだろうけど、書き方がどうもあんまりしっくり来ませんでしたｗ

また時間を置いて読もうと思います。

特に話しの中にしつこいほど「エゴ」という言葉がでてきましたが、自分も無意識のうちにこのエゴに囚われていると思いました。

どんなことがあろうと、頭の中は自由。

しっかりエゴと向き合って、己の人生を歩みたいと思いました。

[spainhongkongさんの感想 · 2013年6月15日]

意識が変わると世界が変わる。

未来も過去もない。

今しか生きていない。

エゴをなくして行くことで何かが変わる。

[ahapopさんの感想 · 2013年5月26日]

ちょっと難しい本でした。ただ、落ち込んだりしてるときは、私の場合は勇気づけられる感じがしました。自分の在り方を思い出させてくれる本です。

著者プロフィール

世界的に有名なスピリチュアル教師であるエックハルト・トールは､個別の宗教、教義、グルを超越したシンプルな智慧を伝えている。彼のベストセラー、『ザ・パワー・オブ・ナウ』（邦題『さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる』）は魂の成長のための分野で現代の古典となっている。そのほか、『ニュー・アース』『スティルネス・スピークス』（邦題『世界でいちばん古くて大切なスピリチュアルの教え』）などの著書がある。 カナダのバンクーバー在住。彼の著書、講演会、CD やDVDの情報については、下記のサイトをご覧ください。ホームページ：eckharttolle.com/

「2019年 『パワーオブナウ　魂が目覚める日々の言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」