- Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763198884
感想・レビュー・書評
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図書館
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この本は、読んでからが大事。やってみると効果のありそうなワークが紹介されている。ぜひやってみたい。
大切なのは実践。
本書で強調されていた「インパクトのある繰り返し」「五感」は、かなり強く印象に残った。願っていることは意図して引き寄せないといけない。 -
願いを叶えるとあるが、理論的に説明されているので別の著者の同じ趣旨の本よりうさんくささがなく、納得できた。引き寄せの法則の理論版という感じだが、引き寄せの法則より素直に受け入れられる。
現在の心境により過去も未来も捉え方が変わるという点に、目からウロコが落ちる思いだった。 -
えじそんくらぶで啓発されて読了。
山崎さんの講演会を聞く前に、読んだから、講演会の内容がすっと入ってきた。 -
本書はコミュニケーションの技法として知られるNLPを潜在意識に活用して願望実現に応用するというものである。
潜在意識と目標達成の関係が非常に分かりやすく説明されていて説得力がある。
山崎氏の独自性は、心理学のコミュニケーション技法の一つであるNLPを自己変革に適用している点である。山崎氏の慧眼と言って良いだろう。
NLPとは関係なく、潜在意識と目標達成について腑に落ちる説明をしてくれているので大変参考になる。
自己啓発やNLPに興味や関心のある人なら読んでおいて損のない本である。
NLPの説明は少ないのでNLPの入門書というよりも、NLPに触れる導入本としてくらいに考えたほうが良いだろう。 -
『当時は確かに苦しかったけれど、
苦しみには意味があったと思えるのです。
無意識は常に私の見方だったのだと気づくのです。』
山崎さん流のNLPの説明は、僕にはすごく心地いい。
あなたの願いが叶ったら、そのあと何をしますか? -
★読む目的 !
無意識について勉強する!
★INPUT
・NLPは、1970年代にリチャード・バンドラー博士とジョン・グリンダー博士が基礎理論を確立。当時天才と言われた3人のセラピスト(ゲシュタルト心理学のフリッツ・パールズ、催眠療法のミルトン・H・エリクソン、家族療法のバージニア・サティア)の研究からスタートした。
・NLPでは、目標や願望のことを『アウトカム(OUTCOME)と呼ぶ。『外側から来る』という意味。つまり、遠い未来にある願望に向かっていくのではなく、現在のあなたが未来の願望を引き寄せるということ。私たちの行動はいつでも無意識が決定している。願望を実現させたいなら、無意識のなかにあるプログラム(思い込み)を書き換える必要あり。
・プログラム(思いこみ)はインパクト(強烈な体験)と繰り返しによってできる。プログラムは、偶発的な体験によってつくられたものばかり。自分の意思でつくったものではない。そのプログラムが私たちの行動を決定づけている。プログラムは、どれも思い込みであって真実ではない。私たちは物事の一面を見て、それがすべてだと一般化してしまいがち。全ての物事の価値は無色透明。その価値をどう決めるかは自分次第だから、自分を縛る思い込みからも自由になることは可能。
・意識は『思考・言葉』であり、無意識は『身体・感覚』である。意識レベルには『時間(過去、現在、未来)、空間』の概念があるが、無意識のレベルには『いま、ここ』という概念しかない。願望実現のポイントの1つは『~したい』『~が欲しい』と強く願うのではなく、無意識のレベルで『できて当然』と感じている状態をつくること。
・体験には、外的体験と内的体験の2種類がある。外的体験とは、実際の体験。内的体験とは、いわゆる空想上の体験。プログラムは内的体験によってもつくることができる。五感をつかった強いイメージトレーニングは、実際の体験(外的体験)に近いものになる。
★ウガンダの感想
コミュニケーションは言葉によって行われ、その言葉が相手の深い部分に届くかどうかは、相手と自分の間にものすごく深いつながりがあるかどうかにかかってきます。深くつながった時に、ほんのわずかなひとことで相手は変容し、劇的に変化するとのこと。深いつながりをどう築くかがポイント!恋愛にも応用できそう!
★一言で言うなら
『アイデンティティーが変われば、人は変わる!』
★OUTPUT
・色々体験する
人のモチベーションを引き出すために必要なコミュニケーションは、『実際の体験を語る』こと。血の通った実際の体験以上に、人の心を打つものはない。
・願望の実現後をイメージする
願望を実現させやすい人というのは、その願望の実現後を見ている人。『手に入れて当然』『その状態が当然』と自然に感じるようにする。目標を通過点にすることで、目標の価値が下がる。目標達成の難易度が低くなり『超えて当然のハードル』になる。
・自分の意思で新たなプログラムをつくりだす
プログラムを作り出す最大の資源(リソース)は『五感』。五感をフル活用する。
・ニューロジカルレベル(意識のレベルに関する研究)の扱いに注意する
褒めるとき『環境(Where,When)』→『行動(What)』→『能力(How)』→『信念・価値(Why)』→『アイデンティティー(Who)』とレベルを上げると、より大切なものが評価されたと直感で感じる。褒めるときと同様に、叱られた場合も同じ順に、より深い部分に響く。
・レベルに応じたコーチの役割を実践
環境レベルに関する支援は、ガイディング(案内)とケアティキング(世話)。行動レベルでは、コーチング(指導)。能力レベルでは、ティーチング(教授)。信念・価値レベルでは、メンタリング(助言)。アイデンティティーれべるでは、スポンサリング(後見)。スポンサーは、相手の存在すべてを認めること。人は人生のある時期にスポンサーに出会うと、劇的に変わる。