- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763198907
作品紹介・あらすじ
体温が1度下がると免疫力は30%低下する。米国・EU・日本で認定されたアンチエイジングの専門医が教える体温アップ健康法。
感想・レビュー・書評
-
著者はアンチエイジングが専門の医師。国外でも活動し世界から見た目線で書かれている。医学的・論理的・具体的に解説されており、それでいてくどくない、読み易い文章で、非常に分かり易かった。ありがちな「あれはダメこれもダメ」と批判ばかりの健康本?とも異なり、読んで損の無い内容で好感が持てた。
癌細胞が元気になる温度、生命活動に欠かせない「酵素」が最も活性化される温度、内臓脂肪が皮下脂肪と大きく異なる点、運動をしても直ぐに痩せられない理由、運動すると骨が丈夫になる理由、効率良く成長ホルモンを分泌する方法、免疫力を高める効果とデトックス効果が高い食物、理想的な入浴温度と人間の体温…等々。
医師でありながら「薬を飲まないこと」も勧め、薬剤性ストレスの危険を説いている。
日頃心掛けておく事も難しいものではなく、実践的な面でも 直ぐに出来る事ばかりで勉強になった。老若男女問わず勧めたいと思える一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
はじめに
第1章 体温を上げると病気は治る
体温が一度下がると免疫力は30%低下する
「風邪かな?」と思ったら風呂に入りなさい
微熱で解熱剤を使うのは本末転倒
体温が低いとガン細胞が元気になる
メタボが怖いのは「悪玉ホルモン」を生み出すから
男性の「朝立ち」は、女性の生理と同じくらい重要
体温が上がるだけで内臓脂肪の解消に絶大な効果がある
一日一回、体温を一度上げなさい
低体温は病気の元凶、高体温は健康の源
第2章 これが「体温アップ健康法」だ
体温が上がれば、すべてがうまくいく
なぜ50代を過ぎると病気になりやすくなるのか
筋肉量を増やせば、体温は自然と上がる
筋肉が減り、脂肪が増える「間違いだらけのダイエット」
筋肉は使わないとどんどん減っていく
有酸素運動は脂肪を減らし、無酸素運動は筋肉を鍛える
ダイエット効果が4倍になる成長ホルモン活用法
「冷え性」を治したければ、筋肉を鍛えなさい
筋肉の量を増やすより、筋肉の質を高めよ
ボケ防止に効くのは、脳トレよりも筋トレ
男性機能の回復にも、筋トレは効果的
筋トレは3日に1度、毎日するのは逆効果
私が「スロトレ」を勧める理由
筋トレ前にはバナナを、直後にはチーズを食べろ
朝食時に枝豆とタラコと梅干しを食べる
屋外で筋肉を鍛えると骨も丈夫になる
女性はもっと紫外線に当たりなさい
ゴルフ場にバナナと梅干しが置いてある理由
コアマッスルを鍛えると基礎代謝が20%アップする
第3章 ストレスが低体温人間をつくる
病気の始まりはストレスに関係している
早寝早起きが体にいいのはなぜだろう?
自律神経のバランスが崩れると低体温人間になる
鎮痛解熱剤とステロイド剤と抗ガン剤には注意せよ
子どもに炭酸飲料を飲ませすぎてはいけない
あなたは交感神経優位型か、副交感神経優位型か
ストレスを受けると細胞もダメージを受ける
ドロドロ血液の原因は低体温だった
老化防止には体温を上げるのが一番
第4章 低体温を防ぐ理想の生活習慣
体温アップ健康法が教える理想の一日
自然に目覚めたら、二度寝はするな!
電球をつけたまま寝てはいけない
睡眠薬の服用は、睡眠障害を悪化させるだけ
熟睡したければ、寝る前に体を温めなさい
時差ボケを防ぎたければ、機内食は食べるな!
夜10時に寝て、朝5時に起きる生活がベスト
飲みものは水を温めた白湯が一番いい
雨の日も風の日も毎朝30分、外を歩きなさい
「上を向いて歩こう」が世界中でヒットした理由
りんごとにんじんを入れた生ジュースを毎朝飲む
夕食後4時間空けなければ寝てはいけない
成長期の子どもにはトマトを食べさせなさい
お風呂の温度は必ず41度に設定する
神様が定めた人間の体温は37度
おわりに -
普段熱を出したときくらいしか、自分の体温を気にしたことはなかったが、この著書を読んで改めて体温の大切さがわかった。
体温が1度下がるだけで免疫力が30%下がると言う。
逆に1度上がれば免疫力は5~6倍にもなると言う。
風邪の発熱も体温を上げて免疫力を高めようとしている体の防衛反応である。
筋肉を鍛えることが重要
基礎代謝が上がる
解熱剤は本末転倒
一日一回体温をあげる
スロートレーニング
紫外線にあたる
ウォーキングでもお腹お尻に力を
電球えおつけたまま寝ない
寝る前に体えお暖める 白湯を飲む
寝る前四時間は食べない
空腹で寝る
お風呂は41度
神様が決めた体温は37度 -
花粉症対策に借りてきましたが、対策は載ってなかったです。
筋トレコアトレを朝、夕食後すればよい。
ビタミンDを作るために、外で日光を浴びるのがよい。ウォーキングをする。
じむで、室内で運動しても意味がない。
風邪と思ったら、お風呂に入り、免疫力をあげればよい。
筋肉を増やせば自然と体温上がる。 -
筋肉を鍛える。
風邪かな、と思ったら風呂に入る。
鎮痛解熱剤は、交感神経を高める。体温を下げる。
アメリカでは、風邪はビタミンCとマグネシウム。
一日一回体温を上げる。平熱を徐々に上げる。
筋肉は、年1%減っていく。寝たきりだと、毎日0.5%減る。
無酸素運動で成長ホルモンが出る。
息を止めて無酸素運動のスクワットをしてから、有酸素運動のスクワットをする。
負荷は軽くていいので、筋トレのスピードを上げる。
加圧トレーニングとスロトレで、成長ホルモンを出す。
筋トレの前にBCAA、後にはタンパク質。
お尻の穴をきゅっと締める。
自律神経の乱れが低体温を生む。
湿布で薬剤性間質性肺炎。
交感神経優位型と副交感神経優位型がいる。
朝5時 起床、ストレッチ、ジョギング30分
6時 朝食、野菜ジュース
8時仕事開始
昼寝15~20分
午後6時 夕食
午後9時 筋トレと入浴
午後10時 就寝
軽いストレッチ、呼吸法、ヨガで副交感神経を刺激し、入浴で体温を上げてから寝る。
白湯を飲む。
起きる時間を一定にする。必ず5時に起きて運動をする。
飲み物は、白湯がいい。冷たい水は飲まない。
コーヒーは脱水させるので水分補強にはならない。
雨の日も風の日もジョギングを欠かさない。体温が上がる。
歩くときは、肛門を意識して括約筋を鍛える。
夕食後は4時間空けて寝る。空腹でないと成長ホルモンが出ない。
成長ホルモンは、カタボリズム(異化)により脂肪を分解する。成長ホルモンがでないと、アナボリズム(同化)で脂肪が蓄積される。
トマトに含まれるギャバ。
理想の入浴温度は41度。副交感神経を優位にする一番いい温度。
ストレスには2種類あり、よい緊張を生むユーストレスがある。 -
2013年2冊目、読み終わりました!
内容もしっかりしていますが、読みやすくて納得できるコトが沢山書いてありました。
無酸素運動(腕立てや腹筋や全力ダッシュ)してから、有酸素運動(ジョギングやバイクやウォーキング)すると効果的らしい。
近々、大切な部分だけ覚え書きとしてリストアップしておこうと思う。
そして実践実行あるのみ!
鍛えるのだ! -
何度も読み返している、これで5度目くらい?
こういう本は繰り返し読むことで、リマインドを心がけている。
基本的な事がかかれているが、想像以上に専門的解説も施されていて読んでて気持ちがよい本。
だんだんマニアックな点にまで着眼するようになってきた。
読めば読むほど味がでる、そんな良書。 -
ほんの百年前までの生活と現代を比べると、体力を使っていない。
これでは低体温になってしまいます。
病気の根源である低体温。
脱却したい。 -
☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA9021669X -
体を温めること、筋肉を鍛えること