- Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763199355
作品紹介・あらすじ
なにげない日々をしあわせ色にそめる魔法。文筆業から雑貨づくりまで、「好き」を実現してきた著者が贈る、輝いて生きるためのメッセージ。
感想・レビュー・書評
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この世界の中にたくさん溢れる「好き」なもの。
私も好きをたくさん心に持って過ごすことが大好きなので
「好き」はしあわせの始まり。に、とても共感できる。
"壁を埋める写真/散歩の途中で歌う賛美歌/寝転がって語る理想"。
ミランダ・ジュライ監督の「君とボクの虹色の世界」。
とっても好きなワードがいっぱいでぜひぜひ見てみたい♡
また好きが増えそうな予感にふんわり。
写真が大好きな大段まちこさんなのもうれしい♡詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
甲斐みのりさんつながり。その5冊目。
エッセイは、なんとなく期待にそぐわなかったけれど、こちらは、まるで別の人がお書きになったのかと思うくらい、素朴で可愛らしい文章だった。半分ほどを読んで、全部読まなくても、楽しい手品や魔法の時間が解けてしまうみたいに思えて、面白かったけれど本を閉じた。評価的には3.5~3.8くらい。
好きなものを蒐集し、開陳し、楽しく共有する。それはとても楽しい、女達の文化の表れだけど、どうしてこういう表現を生業になさったのか、その源流を、ご自身の言葉で、一生懸命語っておられる。読む方も急がずに
『うんうん』『私もそうなのよ』
と頷きながら、自分のペースで読むのが楽しい。そんな本だった。やはりこの方の真骨頂は、文字だけの本より、写真などが添えられたものだと思うが、それにしても。もっと大事なことは別にあって。
男の人にも女の人にも、年代にかかわらず、それぞれのフェイバリットがあると思うのだが、それを大事にしたり、シェアして慈しんだり、盛り上がったりするのって
人生のどの時期でやっても楽しいことだ。たぶんそれをシェアしやすくするために『推し活』なんて言葉や行動が定着したのだと、私は思う。ひとりでひっそり、好きでいるのもいいし、解ってくれそうな誰かと共有するのも楽しい。
この本で扱っているのはレトロ乙女文化とか80年代以降のOliveに代表されるスウィートカルチュアなのだけど、これ、男性からみたフェイバリットの蒐集を本にしても、ちゃんと成り立つと思う。オタクなディープ会話や沼にハマるのが楽しいのは、誰だって垣根を取っ払って、生き生きした時間にその人を連れて行ってくれるからだ。そこに年齢は関係ないし、性別も関係ない。あるのは『好き』だけ。人生ハードモードでも、ドルチェ・ヴィータでも、自分を支えるには、フェイバリットの引き出しが、いくつあるかが大事なのだ。
きっとそれは、多ければ多いほどいい。意外なものもあっていい。人生の晩年になってでも、きっとそれは増えてゆく。今日も好きなものを愛でて、つらい日々に黄金の一滴を加えよう。 -
いままで読んだ本の中で一番大事な本はどれかと言われたから、この本と答えます。
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甲斐さんは、小学生のころ観ていた「愛少女ポリアンナ物語」の主人公に影響を受け、「よかったさがし」を実践しているらしい。
「一日にひとつ、なにかよかったと思えることを見つけて日記帳に書く」と決めているとのこと。
私も日記を書いているけれど、最近愚痴が多くなったな。
私も「よかったこと」を書こうかなと思いました。
甲斐さんの本には「好き」「しあわせ」「よかった」とポジティブなワードが並んでいるので、読んだ後ホワーッと心が温かくなる。 -
「好き」は、しあわせの始まり
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ちょっとしんみりしてしまうエッセイ。
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2018.2.22
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2015年1月20日購入。
2015年10月5日読了。 -
私も好きなもののリスト化をしようと思いました❤
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甲斐みのりの「すき」に対する気持ちが
切々と書かれている。
すごいよ。
やはりこれくらい、突き詰めたいな、気持ちを。