教え上手

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著者 : 有田和正
  • サンマーク出版 (2009年12月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763199775

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教え上手の感想・レビュー・書評

  • 塾のバイトを始めた私に父がすすめてくれた本、第二段。
    教えることの難しさ、やりがいを知ることができました。これからの参考にしたいです!!

  • 明日ももう一回読もう!

  •  教師1年目の自分にとって、この本は勉強になることが多く、今後、授業や生徒指導に活かしていきたいと思えるものばかりでした。

     元小学校教諭の著者は、「児童・生徒を『追求の鬼』に育て上げることを信条としている」とある通り、良い教え方とは子供に自主的に学習意欲を起こすことだと述べています。

     そのためには、

    ・重要なことだけ少しだけ教える。それも全て教えるのではなく、教え惜しみをして、生徒に「はてな?」を作らせる。
    ・教師自身が敢えて間違ったことを話し、生徒に「それ、違うよ」と指摘させる。
    ・発問で生徒の固定概念を崩したり、挑発したりして思考を深めさせる。
    ・笑いやユーモアは潤滑油。それがない授業は子供たちにとっては「拷問」である。

     など、子供たちのやる気を出させる授業、発問や板書の方法、子供への接し方(褒め方、叱り方)が詳しく、また、分かりやすく説明されています。

     その中で私が気に入ったフレーズ
    「子供と一緒に笑える教師は子供といっしょに歩める教師であり、子供とともに進める教師だ」

     子供を上から押さえつけるのではなくて、子供を下から持ち上げることこそが、良い教育なのだということが分かりました。

     教師以外でも、教育に携わる人は是非とも読んで頂きたい1冊です。

  • 児童、生徒を「追求の鬼」に育てることを信条とし、多くの「自ら考え、行動する」子供たちを輩出。とことん研究しつくされた授業の方法や、誰もが食いつくネタの開発を通して、いつしか「授業の名人」として教育界にその名をとどろかせるようになった著者の教育手法とは?
    (著者紹介から一部引用)


    よく読んでる読書感想ブログがあるんですが、そこで紹介されてた本です。
    小学校教諭なので、学校教育がベースの話ではありますが、育児中の親たち、企業の人材育成に携わる人たち、部下をもった人たち、などにも役にたつと思われます。


    いつもいいこと言うなぁというところをチェックしながら読むんですが、いいことばっかりでチェックだらけになりました(笑)

    なので、今日は名言特集。

    ワタクシ的名言
    「教え上手」とはわかりやすく、そして教わる人に学びたいと思わせる「技術」を持ち、かつ、彼らを思いやるような心とユーモアを備えた「人間性」を持つ人のことをさすのです。
    (中略)
    本当に必要なのはそんな表面的な結果ではなく、その先にある"自ら伸びようとする"姿勢や考えを身につけさせることなのです。(本文から引用)

    技術だけ、人間性だけ、ではダメで両輪が揃っていないと教え上手とは言えないとのことです。
    人間性のなかでもやはりユーモアは大切なんだよねー。それは本当にそう思います。ユーモアない人、増えてるもんねぇ。
    ビジネスの場もさ、真面目に真面目に企業としてふさわしくないことはしないってことばっかりで、
    面白くないところ、多いと思いますわー。
    ちょっとしたユーモアとか、ちょっとした遊び心とか、
    そういうのが楽しく人が学んでいくためには必要なのだと私は思うんですよねー。
    そういうのが人を思いがけず育てたりするもんだと思うんですよねー。

    もっとユーモアが欲しいよね、社会全体に。



    指示待ち族など、いまの若い人に「自ら考える力」が不足しているとはよく指摘されるところです。
    (中略)
    そうなった理由はさまざまあるでしょうが、ひとつには、彼らが親や学校から教わりすぎてきたことに要因があります。教える側がつい教えすぎることが、考える主体性を奪っているのです。(本文から引用)

    これ、常々思ってきたことです。
    「最近の若者」たちってのは、
    すぐに若者批判するおじさんたちの教育を受けて育ってきた、いわばおじさんたちの子育て結果の成果物なワケで、
    自分らの成果物を自分らでダメ出ししてるワケですよ。偉そうに言うんでなく恥ずかしがるところよね、むしろ。

    あとね、この「教えすぎる」。
    私、今、クルマの運転練習でともさんに愚痴ったことと一緒!

    やはり運転にあたっては駐車の難易度が高く、「もっと右!」とか「もっかいもどして」とかたくさん指示されるわけです。
    まぁそのおかげでまだぶつかったりせずにいるんですが、
    何故もっと右なのか?
    何故いけると思っているのに戻さねばならないのか?
    その理由がわからぬままとりあえず指示通りに動かすことが多いわけですよ。
    危険なのがどこなのか判断したり考えたりする暇もなく「いいからやって!」と言われることも多くて。
    (まぁノロノロしてると他のクルマに迷惑かかるから仕方ないことなんだけどね!)
    「これではともさんがいないときに出来るようにならない!教え方に理由を求める!」
    と訴えましたよ、先週末(笑)
    面倒臭いヨメで気の毒だ、ともさんも(笑)。

    ということで、クルマの運転に関していうと私は今、完全に指示待ち人間です。



    インターネットの情報を切り貼して、「論文の一丁上がり!」とするやり方は確かに手っ取り早い方法です。しかし、そのスマートで効率的な方法ではけっして... 続きを読む

  • 遅ればせながら読了。
    改めて有田和正先生の偉大さを感じる。
    記されている言葉のひとつひとつ、非常に含蓄がある。改めて、授業について考えさせられた。

  • 授業は何を題材にしたかで7割が決まる。
    自分はまだまだ教育技術がない。ただ、これから題材を決めること、探すことは出来る。
    授業のネタ探しを4月までに行いたい。

  • 自分が笑えない事は、人は笑えない。問いかける技術を駆使して、なんで?どうして?という教え方を事細かに書いています。教師はこれができないとダメだと。思う。

  • 夏休み読書7冊目。
    バイブル的な本です。
    有田先生が教職人生を通して、教育者としての在り方を
    追究し、エッセンスをぎゅっと凝縮した本だと思いました。
    久しぶりに有田先生の本に触れ、
    はじめは「ちょっと方向性が違うかな。」なんて
    大それたことを思ったりしましたが、
    そんなことを考えたのも束の間、
    教育者としての有田先生の哲学が、
    方法論ではなく、在り方が、
    「すっごい人だ!!!」
    という思いに変えました。
    「学びは、遊びを超えるもの」
    「自ら伸びる人を育てる」
    「自ら追究する人を育てる」
    教師が学ぶことを面白がって、夢中になっていなければ、
    子どもに伝わるはずがない。
    世の中の面白さ、学びの面白さに触れさせてやることが
    とても大切。
    有田先生ではない、様々な人たちから学んだことが、
    なんと、この一冊に余すところなく凝縮して入っていました。その方法論には異を唱える人がもしかしたらいるのかもしれませんが。
    やり方は、それぞれ。様々ある。
    わたしも、有田先生のように、そのまままねしてやろうとは思わないけど、(できる気がしない!!!!)
    でも、その目指す方向は、ここに極まれり。
    約10年ぶりに読んだ有田先生の著書は、
    ほんっと、すごいと思いました。
    感謝。

  • 板書の技法がすぐつかえそう。
    教材研究の心構えというか、取り組み方、姿勢がよくわかる。

  • 研修の課題図書となっていたので読んでみました。

    読み進めていくと、耳が痛い話も幾つかあったりしましたね。

    普段の自分を振り返る良い機会になりました。

  • 経験に深く裏打ちされた素晴らしい点は多い反面、私見だがそれは違うのではないかと思われるような部分もあった。

  • 有田先生の教え方のエッセンスが凝縮された一冊です。若い人にお薦めですし,企業で物を教える仕事をしている人にも参考になる一冊だと思います。

  • 小学校教師経験者が、生徒を伸ばすために、如何に考え工夫したか、経験を通したコツの伝授をしてくれる。素材を準備すること。教え過ぎないこと。成功体験を積ませること。良い面を見て誉めて行くこと。ちゃんと叱ること。仕事、子育てに参考になった。

  • 【気付き】教え上手は学び上手
    自分で学び考えられる人になるコツは2つある。
    まず「自分で学ぶ」という心構えを持つこと。
    人から教われることは数あれど、人が教えてくれることは少ない。
    自分で学びとる姿勢が不可欠。
    次に「何でも書くこと」。
    加えて、速く自由に書くこと。
    とことん書いて書いて書いてるうちに、自分の本当の考えが表れてくる。

    【感想】
    楽しそうな先生で、私もこういう人から習ってみたかった。
    今は、この人が育てたであろう生徒のように、自分自身を考えて生きられる人へ成長させたいと思った。

  • 英語を教える際に当てはめて読んだ。
    テーマ学習をしながら、考える力、異文化理解、日本についての理解、セルフエスチームを深める。
    単語や文法を機械的に覚えるのではなく、言いたいことがちゃんとある子供を目指したい。

    何をしたときに叱るか、自分のなかで物差しをしっかり持つことは意識していたけど、それを子供たちと共有するという考えは目からうろこだった。

    どんな子にもいいところがある。
    「この子は〇〇のチャンピオン」と必ず何かの一番にする。
    減点主義でなく、加点主義で人を見ること。
    子供だけじゃない。
    周りの人に対しても悪いところを見るのではなく、良いところを見る。
    人間誰でも欠陥があるのだから、欠点を見つけようとしたら必ず目につく。
    だから、加点主義で。

  •  著者は,教育界では著名な元社会科の教師です。教育法則化運動にも関わり,数々の実践を著書やビデオで示してくれました。
     「授業のネタ」を手に入れることが,授業づくりの7割を占めるという言葉に刺激されてきました。
     本書は,出版社を見て分かるように,教育界への著書というよりも,一般的なビジネス書といった感じでまとめられています。
     しかし,そこはやはり元小学校教師ですので,さまざまな失敗談や教室での対応の仕方などが織り込まれており,大変読みやすくなっています。
     特に,若いころの失敗談には,有田氏もふつうの人だったことがわかって安心します。今の有田氏を作ったのは,その失敗談からシッカリ学んで生かしたことにあることが分かります。

  • ◆「考える」ということ

    小学校の教室を舞台にした教育本であるが、教員に限らず、物事を教える機会を持つビジネスパーソンや、子育てに苦慮する親に対しても、頭の靄を晴らすエッセンスが詰まった指南本といえる。 目から鱗のヒントが具体的に平易な文章で書かれていることが特長。このあたりにも、「読者に教える(伝える)」という教育に対する著者なりの哲学を垣間見ることができる。 ノートに書き記したノウハウは数多くあるが中でも印象的なフレーズを記します。 どれも深いです。
    ・何を教えないか
    ・教え惜しみという技術
    ・わざと間違え、指摘させる
    ・挑発の授業、揺さぶりの授業
    ・1つの既知がたくさんの未知を生む

  •  教えすぎないことyモニタリングの知恵などの技術に関することと人間性に関することをわかりやすく伝えている。それを生かすことができるかどうかは、その人次第。

  • この本は、教育者にはお勧めの一冊だ。述べられていることは、当たり前かもしれないが、このことに気づいている人はその半分ぐらいであろう。教えるには、「長く調べて短く伝えよ」や「『分かったつもり』を『分かる』へ」という言葉には納得がいく。また、すべてを教えはしないものの、教育には「教え惜しみ」にも限界があり、その程度が大切であり、自ら気付いたかのように誘導する技術も必須である。多くを学べる本んである。

  • この本の利用状況はこちらから(OPACへリンク)↓
    http://libopac.aiit.ac.jp/opac/books-query?mode=3&place=&code=30028563

  • 人に何かを教える立場に立った時、その難しさと自分の力不足に嘆いたことがある人も多いのではないでしょうか。こんなに頑張っているのにどうして分かってくれないのか、どうしてやる気をだしてくれないのか…。
    著者は元小学校教師で、教育界ではカリスマ的な存在として知られています。著者の信条は、子どもたちを「追及の鬼」に育てることであり、今その重要性が盛んに叫ばれている「自ら考え、行動する」ことができる子どもたちを数多く輩出してきました。
    この本には、そんな著者が今まで研究に研究を重ねて編み出した、教えることの極意がたくさん詰まっています。教師だけでなく一般の社会人の方が読まれることも想定して書かれているため、自分の仕事に生かせることも多いはず。
    「教える」ということは、ただ知識を伝達することではないのだ、という当たり前のことを改めて考えさせられ、指導者としての心構えを学ぶことができます。
    また、具体的な例が豊富に挙げられているので、すぐに実践できることも多いです。
    著者が「教え上手」なため、とても読みやすく分かりやすい本ですよ!ぜひご一読を…。(羽田)

  • 残念すぎます。
    有田先生の本は大好きです。
    でも,この本は
    ・今までの著書の内容を広く書いてあります
    ・一般企業に向けたメッセージが弱々しいです

    教師に向けた本は名著ぞろいの先生ですが,
    この本は,広義の「教え方」について書かれた本とは言いがたいです。

  • 大切なことは教え惜しんで子どもに「追求したい」という子持ちを持たせること。

  • 学ぶ場を提供するPDCA
    教えの三部構成 導入→本論→結び
    相手の学びスタイル・対人スタイルに合わせて教える。

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教え上手の作品紹介

「追究の鬼」を育てる指導で名をはせた教育界のカリスマが語る、やる気を引き出す技術と極意。

教え上手のKindle版

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