直下型地震: どう備えるか

著者 :
  • 花伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763406293

作品紹介・あらすじ

直下型地震についていま分かっていることを全部話そう
海溝型地震と直下型地震
直下型地震は予知など全くお手上げ
地震は自然現象、震災は社会現象
大きな震災を防ぐ知恵、地震国・日本を生きる基礎知識

感想・レビュー・書評

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  • 情報過多に生きる時代、自分の中に「世の中の出来事を表面的に捉えすぎていないか?」という疑念が湧いたことが、読むきっかけとなった。

    『原発周辺で新たに見つかった断層は、活断層か否か』
    『活断層は地震を引き起こす』
    『過去〇万年前に動いた形跡がある』

    そういった報道を聞いているうちに、
    「作る際に調査したのではないか?」
    「万年単位では次にいつ起こるかなんて予測できないのでは?」
    「そもそも活断層とは?」
    といった疑問を持つようになった。

    本書は「地震」とそれに伴う「災害」を考えるうえで、非常に参考になった。
    (引用に記載)

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著者プロフィール

1941年東京生まれ。東京大学理学部卒。同大学院修了。
理学博士。東大助手、北海道大学助教授、北大教授、CCSS(人工地震の国際学会)会長、北大海底地震観測施設長、北大浦河地震観測所長、北大えりも地殻変動観測所長、北大地震火山研究観測センター長、国立極地研究所長を経て、武蔵野学院大学特任教授。ポーランド科学アカデミー外国人会員(終身)。
自ら開発した海底地震計の観測での航海は、地球ほぼ12周分になる。趣味は1930-1950年代のカメラ、アフリカの民族仮面の収集、中古車の修理、テニスなど。

「2016年 『富士山大爆発のすべて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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