- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763406392
作品紹介・あらすじ
また明日、インドに行こう
「ホントに自分でもあきれちゃうほど わたしはインドと、インド人が、大好きみたいだ」
あの頃といま、偶然と必然、当事者と旅人、インドと東京……いくつもの境界線を探す旅
ニューデリーの夜の熱気、バラナシのむき出しの生と死、リシケシのディープなヨガ体験――“そこにしかないもの”ばかりの国・インド
感想・レビュー・書評
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藤原新也のメメントモリ的なものを想像してたら、全然違ったけど、とても良かった。著者がしっかりインドに馴染んでいて、何だか羨ましかった。
私は呼ばれてないからインドにはまだ行けてないけど、行ったような気にさせてもらえました。
インドは、誰のこともあるがままの姿で受け入れてくれる、懐の深い国(どっかで聞いたような:笑)だと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
内容全然覚えていないけれど、あるフレーズだけ強烈に印象に残っている本って誰にでもあると思う。この本はわたしにとってのそれ。
作者がインドで出会った中年の日本人女性。お子さんを自死で亡くしたらしく、何年もインドに通っている作者に「あの子にもあなたみたいに逃げ場所があったら」と話す場面がある。
読んだ当時深刻な悩みを抱えており、その言葉にハッとした。インドに旅行したことがあるので軽い気持ちで読み始めたが、その言葉は今では私の人生訓のひとつになっている。 -
「行くと人生観が変わる」なんて言われているインドと日本の往復を続けて15年以上という著者。長い年月の間に、インドの日常に浸かりながらも、常に旅人としての視点からもインドを見つめてきた。
インドの食文化や習慣、インド人と交わした何気ない言葉の端々から、独特の死生観、時間観念を垣間見ることができる。 -
呼吸
息吹
感覚がふわっと味わえる。感じれる。
名言隠れてる!