- Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
- / ISBN・EAN: 9784764265370
作品紹介・あらすじ
本書は、若い青年たちにはこの上ない人生の指針を与え、高齢者には安らかな慰めを提供する。聖書中の重要な節句を熟読味解してもらうために編纂されたものである。
感想・レビュー・書評
-
このタイトルは内村の「一日は貴い一生である、これを空費してはいけない」との思いから付けられています。1日1ページ読む構成で、内村の文章と対応する聖書の文章が記されています。親しみやすく、かつ信仰の奥深さを伝えてくれる作品です。
【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
https://opc.kinjo-u.ac.jp/詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
山本有三著『女の一生』に 内村鑑三のことばが引用されていたので、読む。
-
内村鑑三を通して、聖書研究の恩恵を分け与えてくれる一冊。
[9月8日](ロマ第4章23-25節)
聖書のいわゆる「罪」とは反逆である、このためにいわゆる「義」とはなんであるかがわかる。 罪とは反逆であるために義とは帰順である。 すべての罪は反逆からくる、すべての徳は帰順から生じる。 義とされるとは単に義と宣告されることではない、子とされることである、再び子として神に受け入れられることである。 人は神に背いてすべての不義に陥ったように、神に帰ってすべての徳に服するのである。 聖書の示すところによれば、罪も徳も神に対せずにあるものではない。 神を離れて罪があり、神に帰って徳がある。 人類は罪を犯したから神を離れたのではない、神を離れたから罪を犯すのである。 そのように、徳を建てて神に帰るのではない、神に帰って徳を建てることができるのである。