鉄道きょうだい

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制作 : E. Nesbit  中村 妙子 
  • 教文館 (2011年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (373ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784764269460

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鉄道きょうだいの感想・レビュー・書評

  • ほんとも2012において、高学年向きだと判断されたが、変更が間に合わなかったため中学生で登録。

  • 長女ロバータ(通称ボビー)、長男ピーター、次女フィリスの3人の物語。
    3人は、お父さん、お母さんとロンドンに暮らしていた。
    だが、ある夜、お父さんが連れていかれ、暮らしは一変する。
    といっても、悲惨な貧乏物語ではなく、引っ越した先で、3人が様々な出来事に会い、成長する中で、色んな人と出会って行く。
    1906年に書かれた本だそうです。

  • スパイ容疑で捕まってしまった父親の留守を守る3兄弟と母親。都会のお屋敷を離れ、田舎の小さな家出ひっそり暮らす4人。3兄弟は駅長さんや、鉄道で働く人たちと仲良く暮している。土砂災害で線路が流されたのを知らせて表彰されたり、亡命ロシア作家を助けたり、冒険に満ちた日々の中、心優しく、誇りをもって生きる大人たちに見守られ、父親の帰還までを、貧しくとも心豊かな生き方を描く。

    ネズビットと言えば、ファンタジーという印象が深いが、貧しくとも心豊かな良き時代が、淡々と、しかし時にはドラマチックに描かれ、安心の作品です。今の子は、どう感じるのかなあ?

  • きのう読み始めてきょう読了。ずいぶん久しぶりのネズビット。
    中学の頃に「砂の妖精」のシリーズを読んで以来なので、ネズビットってどんなだったかなぁと思いつつ読み始めたら、中盤あたりからかなりのってきて、思わず読み終えてしまった。きょうだい三人のかけあいが楽しい。地の文のとぼけっぷりも。展開がご都合主義的なのはもちろんだけれど、それを面白さに昇華させる手腕はさすがだなぁ、と思う。
    軽やかさが、好き。

  • トンネルから汽車がモクモクと煙をはき、ゴウゴウと音をたてシュッシュッっと蒸気をはきながら・・・・・まるで竜の住みかから竜が出てくる所みたいに感じる。子供の頃、体現したことをこの本に見つけました。

  • 文句なしの2013よみこん高学年評A。上手く手渡してあげないと読まれないだろうなー。

  • 身を任せて気持ち良く読みました。こんな素敵な世界を見せてくれてありがとうと言いたいです。理由もわからず、お父さんがいなくなり、お母さんと田舎に引っ越すことになった三姉弟。機関車はロンドンのお父さんとの唯一の絆でした…忍耐と勇気を持ち合わせ、お話や詩で子どもたちを楽しませてくれる素敵なお母さん。深い愛情で周りの人々に気遣いのできる長女ボビー。言葉が少し乱暴だけど素直で尊敬の念を忘れない長男ピーター。知りたがり屋で茶目っ気たっぷり、ユーモアのある次女フィリス。登場人物(子ども大人も)の行動や言葉に何度も胸を打たれました。気持ちよく、尊敬の念が湧き、こんな風に生きたいと思いました。もちろんすべてが「いい子」のお話ではなく、人間の恥ずべきところ(変なプライドや無愛想さ)もしっかり描かれています。そんな中、子どもたちの真っ直ぐな心意気が人の心へ伝わっていきます。ピーターの炭坑、九時十五分のおじいさん、ボビーの無賃乗車、ロシアの囚人、パークスさんの誕生日、土砂崩れに船火事、トンネルの猟犬…どのエピソードも忘れ難いものばかり。その中でもボビーの子どもでは(大人でも)できないような思慮深い優しさにはいつもじーんとしました。ラストシーンは映画のように映像が見え、素敵でした(少し大人向けですが)。詩や会話のユーモアも楽しく、学ぶところが多かったです。

  • 昔ながらの児童書の良書を読んだ感じです。今、教文館から出たのも、何か強い思いが訳者にあったからだとも思います。
    児童書好きの大人には受けると思いますが、子どもにはどうなのか気になるところです。ところどこら出てくる語り手役の言葉が、子どもには読みづらく感じる印象をうけました。
    でも、この三人兄弟の気持ちのいい行動力、そして彼らをとりまく大人のすてきなこと!特に、駅員さんの誕生日を祝うくだりは大好きな場面になりました。

  • 元気なきょうだいボビーとピーターとフィリス、自分でお話をつくることができるお母さん、愉快で優しいお父さんの家族はロンドンに暮らしていた。ある日突然お父さんがどこかへ連れていかれ、きょうだいとお母さんは田舎へ引っ越すことになりました。お父さんはどこへいったのか、お母さんはなにを心配しているのか。不安なこともあったけど、新しい家の近くにはだいすきな鉄道があって、駅の人たちはみんな親切で、3人にとってすばらしい遊び場でした。
    次々と事件をまきおこし、重大な事故を防ぎ、すばらしいパーティーを開き…、鉄道きょうだいの3人が大活躍するお話。
    ちょっと古めかしいけどワクワクします!

  • 自分たちも、生活に困っているのに、知り合いの誕生日に、自分たちが買っていい日の菓子パンをプレゼントに。
    しかも、それを食べたそうな素振りも見せないきょうだいたち。
    特に、長女のボビーの少女らしさ。
    心の洗濯に。
    中村妙子さんの訳だからと、読んでみたけど、やはり読みやすかった。

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鉄道きょうだいの作品紹介

ある夜、見知らぬ人たちがお父さんを連れ去って、ロバータ、ピーター、フィリスの3人きょうだいは、ロンドンから、とつぜん田舎ぐらしをはじめることになりました。みしらぬ土地で3人がいちばん最初に友だちになったのは、9時15分ロンドン行きの蒸気機関車「緑の竜(グリーン・ドラゴン)」だったのです。20世紀初頭、英国児童文学の新時代をひらいたE.ネズビットが描く、子どもたちと鉄道をめぐる人々との心温まる物語。

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