シェアする道路―ドイツの活力ある地域づくり戦略

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制作 : Susanne Elfferding 
  • 技報堂出版 (2012年4月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784765517959

シェアする道路―ドイツの活力ある地域づくり戦略の感想・レビュー・書評

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  •  ドイツの道路空間の利用例をドイツ人の博士論文をもとに解説。非常に具体的・刺激的。

     もうちょっと知りたかった点となるほど思う点。

    (1)ドイツでは交通規制等は道路交通庁の管轄にあり、警察の影響は日本に比べ限られている。(p16)

     日本でいうと、道路管理者と交通警察が一体化しているようだが、正確な権限分担を知りたい。日本の場合、警察は、知事も市町村長の意見もきかず、唯我独尊、独善的でちっともまちづくりに協力してくれない(というのを僕は経験している)

     道路交通規制は、道路をつくったのは国県市町村が国民からあつめた税金なのだから、もっと民主的な仕組み、選挙で選ばれた首長が責任を持つ仕組みにすべき。

    (2)ハンブルクでは、中央駅の駅前のデッキを撤去した。(p37)

     道路交通とのうまい仕分けをしたら、全面をおおうようなデッキは下の空間が暗く使いにくいので、避けた方がいいと思う。

     被災地でもデッキをいう首長がいるが、ハンブルグの事例でも紹介してあげてください。

    (3)ドイツ基本法の第28条第2項に基づき、EU、れんぽう、州の枠組み内では、条例や契約により空間利用の詳細を決める権限を含む計画高権を各市町村が保持している。人口8万人以上の都市では、各市町村が直接道路管理者となり、権限はさらに大きい。すなわち、警察や他の行政機関等の意見は聞くのは当然としても、警察や他の行政機関には指示の権限はなく、市町村は、上位の監査局に対してのみ報告責任を持つ。(p184)

     なんとなくわかるが、要は道路管理権限と交通規制権限を両方、市町村が持っているということか。それなら日本にくらべ、道路の有効利用が画期的に進むだろうな。

     その違いをもっと鮮明に分析してもらえるとよかった。

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