生活家電入門 ―発展の歴史としくみ―

著者 :
  • 技報堂出版
2.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 21
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784765544658

作品紹介・あらすじ

冷蔵庫、洗濯機、掃除機をはじめとした生活家電はどのように発展してきたのだろうか?また、基本的なしくみはどうなっているのか?生活家電の開発に携わってきた著者が、その経験をもとに、商品開発の歴史や基礎技術、さらに省エネや安全対策技術を解説する。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 白物家電の歴史を、技術や価格、売れた売れなかったも含めて解説している。筆者は元・東芝の技術者で、自ら開発に関わった家電の裏話もなかなか面白い。

    現代では白物家電は成熟市場になってしまっているが、洗濯機や炊飯器が登場する前はさぞかし家事が重労働であったろうと感じさせる。

    「無くても不便にはならない、何とかなる」家電は何かと考えながら読んだ。初期に登場したものの中では掃除機か。冷蔵庫やレンジは生活スタイルによっては不要な人もいる(実際身近にそういう人もいる)。炊飯器は私はないと困るが、これも不要な人はいるか…など。

    中には百年程前の登場時から基本構造は変わってないというものもあり、先人達のアイデアと努力には頭が下がる思いだ。

  • 請求記号: 545.88||O
    資料ID: 91113683
    配架場所: 工大選書フェア

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

東京大学文学部(英語英米文学科)卒。オーストラリア国立大学にてPhD(言語学)取得。専門は、北東インド・沖縄・ブーゲンビル(パプアニューギニア)の危機言語の記述・記録とベンガルの近現代文学・口承文化。
1976〜80年、インド(カルカッタとシャンティニケトン)で、ベンガル文学・口承文化、インド音楽を学ぶ。その後も、ベンガル文学の翻訳・口承文化の記録に携わっている。
ベンガル文学の翻訳は、タゴール『家と世界』(レグルス文庫)、モハッシェタ・デビ『ジャグモーハンの死』(めこん)、タラションコル・ボンドパッダエ『船頭タリニ』(めこん)など。現在、めこんHPに、近現代短編小説の翻訳を連載中。

「2022年 『少年時代』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大西正幸の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×