考えの整頓

  • 1425人登録
  • 3.95評価
    • (102)
    • (152)
    • (89)
    • (14)
    • (1)
  • 147レビュー
著者 : 佐藤雅彦
  • 暮しの手帖社 (2011年11月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766001716

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
シーナ・アイエン...
ジェームス W....
村上 春樹
村上 春樹
有効な右矢印 無効な右矢印

考えの整頓の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 佐藤雅彦さんの本はやっぱ好きだ。考えることが楽しくなる。まずは押し付けがましく無いところがなんといっても彼の本の魅力。さりげなく、日々の生活の中で、違う角度で物事を考えてみるのも良いな、と自然と思える。
    抑揚も好きだ。
    本著は、雑誌「暮らしの手帖」の連載をまとめたもので、「日常に見え隠れている不可解なことの整頓」がテーマ。
    発想がホントに面白い!気付く視点もやっぱ面白くて。
    「敵か味方か」も納得出来たし、「おまわりさん10人に聞きました」の地図の隠し場所案件ケート、「ハプニング大歓迎」、「ふるいの実験」も何度も読みたくなる魅力を感じた。
    「一敗は三人になりました」の情報の伝え方の妙も、好感が持てた。

    珍しく本は購入。佐藤雅彦さんの本は図書館じゃなくて毎回ちゃんと買って読んでる。
    側に置いておきたい、バイブルにしたくなるような魅力がどの本も凝縮されている気がします。またしばらくしたら買います。全冊揃えてコーナー作りたいな。

  • こういうモノの見方ができるアタマの柔らかさと、常識にとらわれない感性を持っていたいなあ、と強く思います。

  • 考えたことを自分なりに整頓して、そこからルールを見つけたり、新しい気付きを得たりする楽しさを、読みながら体感できた。自分の周りにも、気づいていないだけでたくさん面白い要素が転がっているのではないか…?「これはなんだろう?どうしてだろう?」と疑問を持つ、その答えを自分なりに考え、(なんとなく、ではなく)言語化し、整頓する。今すぐにでも習慣化していきたい。簡潔な言葉で綴られた文章には、ところどころ佐藤雅彦さんの人柄、大切にしていることが垣間見られて、暖かく、綺麗だと感じた。自分も、体温のある文章を書きたいなぁ。

  • 暮しの手帖で毎回楽しみに読んでいる連載をまとめたもの。日々のひょんな出来事から思わぬ方向に紡ぎ出される思考・アイデアの数々にはっとさせられる。日常の中に潜む小さな気づきにこそ、暮らしを豊かにするヒントが詰まっていることを教えてくれる本。

  • 「混沌とした日々の中できらめく、気づきと思索」
    ―― 帯に書かれたこの言葉が、まさにぴったりな佐藤雅彦の考察集。

    雑誌「暮らしの手帖」に連載されていた記事をまとめて1冊にしています。毎号、連載を追っかける必要がないのは助かるのだけど、佐藤雅彦のエッセイの面白さって、雑誌や新聞のページをめくって「あった!」と見つけて読む行為そのものに、醍醐味があるのかも!と改めて発見。

    昔、毎日新聞で連載していた「毎月新聞」しかり、今はなき「オリーブ」の「プチ哲学」しかり。

    それはふと散歩に来た川の流れの中に、キラっと光る小石を見つけるみたいな、本来の目的とは違う寄り道みたいな、不意打ちで、はっと意表をつかれる真理に出会う楽しみみたいな。新聞や雑誌の1ページに載る短いワンテーマのコラムは、膨大な情報量の中に打たれた、一本のくさびのようだった。それは佐藤雅彦が繰り返し書いている「気づき、発見のオドロキ、ヨロコビ」にすごく合っていたのだと思う。

  • ピタゴラスイッチでおなじみ、佐藤雅彦先生が暮しの手帖で連載していたエッセイを1冊にまとめたのが本書。
    こんな風に考える方だからピタゴラ装置みたいなおもしろいものが生まれるんだな、と納得させられました。

    特に興味深く読んだのは下記のエッセイです。

    「敵か味方か」
    人は本能的に相手が敵か味方かを見極めようとする、というのは自分の経験と照らし合わせて納得。
    意識的に敵と味方に分けているわけではありませんが、後から振り返ると結果的にそうなってるのですよね。

    「~と、オルゴールは思い込み」
    開閉式のオルゴールは蓋の突起で聴く人の有無を判断する。
    佐藤先生が幼いころにその仕組みを発見したエピソードは、身近なおもちゃで似たようなことをしたなぁと思いました。
    本当はちがうのに「そうだと思い込んで」動く機械は、いたずら心をくすぐられつつ愛着も感じたものです。

    「中田のスルーパスと芦雪」
    なにもしないこと・なにもないことが眩しい。

    「ふるいの実験」
    佐藤先生の遊び心がつまった1編。
    ルールに従えば途中で読むことを止めなければならなかったのですが、こっそりルールを破って最後まで読んでしまいました。
    ちょっとの罪悪感もありつつ、いたずらをしている最中のどきどきを感じながら、楽しく読みました。

  • エッセイ風の軽い語り口ではじまるが、筆者独特の視点で語られる『最近ふと考えたこと』が非常に含蓄がある。

    多くを語り過ぎず、シンプルでありながら読者に文章以上の多くを問いかけてくるこの本は何度も読み返したくなる類の本。

  • 佐藤さんの作品は、ほんとにとてもステキで、視点とかセンスとか
    「才能があるってこういうこと」と思わされるのだが、それが常人離れしているものでなくて、むしろ日々の暮らしのちょっとしたことに根ざしているところが魅力。文章も、こういう文章を書けるようになれたらなぁ。。。かっこいいよなぁ、と。とがったデザインより、こういったほうが好みです。

  • 著者のような考え方や発想をすると、何気ない日常の中にも楽しめる事ってあるんだなあ。普段通り過ぎてしまう事でも立ち止まって考えてみると、違う見方が出来て面白いのかも。未来の自分を驚かせようとするヘソクリの話がよかった。その発想にまず驚。

  • いろんなことを考える。
    考えるのって、楽しいのかもしれない。

全147件中 1 - 10件を表示

考えの整頓に関連する談話室の質問

考えの整頓を本棚に登録しているひと

考えの整頓を本棚に「読みたい」で登録しているひと

考えの整頓を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

考えの整頓を本棚に「積読」で登録しているひと

考えの整頓の作品紹介

NHK教育テレビ「ピタゴラスイッチ」や「2355/0655」を世に送り出し、東京藝術大学で教鞭をとる筆者が、日々の暮らしの中で、心の網にかかった物事を独自の学殖と考察で紐解いてゆく。

ツイートする