- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784766122244
作品紹介・あらすじ
読み手に「伝わる」デザインとは何か?「伝わる」ためのさまざまなデザインアイデアは、何をきっかけに生まれるのか?エディトリアルデザインのパイオニアであるアレフ・ゼロが、実際の現場の仕事を通してデザイナーの思考過程をたどり、その「理由」に迫ります。
感想・レビュー・書評
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【資料ID】 71604700
【請求記号】 021.4/K
【OPAC URL】https://opac2.lib.oit.ac.jp/webopac/BB50044453
書籍の編集デザインについて、わかりやすく解説しています。
完成されたデザインだけではなく、製作途中のラフやクライアントとデザイナー間のやり取りなどの様子も掲載していて、ちょっと変わった切り口が楽しいです。
実例が多く、写真付きでわかりやすく紹介されているので様々な場面で活用できそうです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前から読みたかった本。
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著者川崎とアートディレクターの荒金対談
荒金「日々考えていることは とにかくもう、引っ張り出すってことでね。」
川崎「それ、どこから?」
荒金「そのコンテンツから。 すごく見つけにくいときもあるんだけど、それこそ砂場の中から、ちっちゃな何かを見つけだす作業になるかもしれない。それをパッと引きずり出す。」
川崎「なるほど、全然関係ない「自分ライブラリ」みたいなところからだけ、素敵そうなものをだす人もいるよね。」
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「伝わる」ことは「やさしくする」ことではなく、知的スイッチを入れること
やさしくする必要はあるけれど、こどもに教えるようなやさしさではない
「なるほど」「どこかの話しのネタに使おう」「もうちょっと知りたいな」という知的欲求のスイッチを入れることが伝わるための一つの要因
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AかBかで迷っているときに
AかBか決めさせていませんか
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質問は「答えさせる」のではなく「考えさせる」のです。
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ヴィレッジヴァンガードで衝動買い。とても良い参考になるとのことなのでちゃんと読もう。
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主に書籍の編集デザインについてまとめた内容ですが、
実例がたくさんの写真付きでわかりやすく紹介されているので
印刷物以外でも活用できそうな「見せ方」の工夫の参考になるのではと
思います。 -
偶然見つけたINAXブックギャラリーで、何となく買った。アレフゼロの名は知っていたけど、どんな仕事をしているのかは知らなかった。クライアントの依頼に対して、理詰めで要求の本意を解き明かす…だけじゃなくて、やっぱりそこには閃きとしか言いようがない思考のジャンプがある。デザイナー必読とあるが、ディレクターにこそ必要な本かも。
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僕のやった事例も載ってます。荒金さんと川崎さんの対談は要チェック。