- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784766123999
作品紹介・あらすじ
19世紀に生まれた挿絵画家、シシリー・メアリー・バーカーは、永遠に美しい花の妖精たちの絵に素朴な味わいの詩をつけました。妖精たちと自然の草花が一体となり、信じていればすべてがかなう魔法の子どもの国のような幻想的な世界をおりなしています。
感想・レビュー・書評
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季節の花々を妖精に擬人化したイラストと詩が、とても可愛らしくって、数年前から、季節の変わり目の週末になると、思い出したように、パラパラと次の季節の章のページを繰ってしまうお気に入りの詩画集。
イギリスで20世紀初頭にシシリー・メアリー・バーガーという女性が描いた作品集です。
初夏の今回読んだのは、夏の章。
現実的な目で見ると、花の種類も受ける季節的な感覚も、イギリスと高温多湿の日本では、当然、かなり異なる点が多いです。
けれど、急な暑さや昼夜の気温差に体が追いつかず、なんだか気だるい状態が続いている中でも、可愛らしい花と妖精たちの姿に癒されながら、季節の移ろいを感じられる気が勝手にしています。
フルカラーかつ厚紙仕様で、背表紙以外の小口三面が金メッキ貼りだったり、栞にリボンを採用したりの装丁の豪華さの点でも、手元にある満足感を噛み締められる貴重な一冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本のケースや本自体の装丁が、ミントグリーンとピンクでまとめられていてとてもかわいいです。ページの側面が金色に加工されてあってうつくしい!中のイラストと詩も、花がテーマになっていて素敵。私は花が好きなので、花を擬人化したような妖精たちのデザインがとても興味深かったです。ずっともっていたい一冊。
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本のデザインに一目惚れしちゃいました。読んでみたら、可愛い妖精達に出会えて創造がふくらみました。