宇野亞喜良クロニクル

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  • グラフィック社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766126914

作品紹介・あらすじ

宇野亞喜良がつくり続けてきた60年以上に及ぶ膨大な作品から、その時代を象徴するイラストレーションとデザインを厳選し、時代を追って紹介する「クロニクル」

感想・レビュー・書評

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  • 60年300ページ!

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    「 60年間、ずっと第一線で活躍し続けている宇野亞喜良。その作品を時代の流れに沿って、300ページ超の特大ボリュームでまとめたクロニクル(時代記)です。
    ときの流れに寄って作品がどうかわったか。今ではあまり見ることのできない作品を数多く収録し、最終ページには描き下ろし最新作を収録。

    1964年のオリンピック記録書籍のデザインやユリイカの表紙デザイン、さまざまな少女や女性を描いた宇野さん独自のイラストレーション、そして歌舞伎や舞台のポスターと、見応え満載、集大成の一冊です。 」

  • 年代順に作品の写真と宇野さんのお仕事等について書かれていて、特に雑誌のインタビューが載っていたのが良かった。

    後追いで好きになると、その人の歴史を最初から追うのは大変なのでぎゅっと凝縮されていて読み応えがあった。エロティシズムと退廃とメルヘンの変遷。図書館で借りたのに欲しくなる危険な本。

  • むせかえるほどのエログロナンセンス。いやー堪能した堪能した。絵本を描いているのは知っていたけど、時代小説の挿絵まで描いていたとは。しかも、やはりというか、上手い。
    ありがちな小難しい論評などはあまりなく、時代時代の一コマをエッセイなどで振り返っているのも良し。
    ただ、手元に置いておくと、妖しいイラストに魅了されてぼぅとしてしまいそうなのが怖い。

  • 凶々しくも美しい宇野亞喜良の描く世界・・・・・・。
    この方の凄いところはこんだけエロティシズムあふれるタッチでありながらも写実タッチでも時代小説の挿絵でもほんとに何でもござれなところだよな・・・・・・。


    そういや林檎姫のアルバムジャケ写も描かれてた・・・・・・。

  • お手頃で充実した AQUIRAX WORKS から半年も経たずに出た、分厚い驚異の作品集である。

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著者プロフィール

1934年名古屋生まれ。画家・イラストレーター・デザイナー。1952年名古屋市立工芸高等学校図案科卒業。カルピス食品工業の広告課を経て、1960年日本デザインセンター設立とともに入社。主な受賞に1956年日宣美展特選、1960年日宣美会員賞、1966年東京イラストレーターズクラブ賞、1982年講談社出版文化賞さしえ賞、2015年読売演劇大賞選考委員特別賞等。1999年紫綬褒章、2010年旭日小綬章受章。出版、広告、舞台美術等、多方面で活躍を続ける。

「2017年 『五月よ 僕の少年よ さようなら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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