- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784766126914
作品紹介・あらすじ
宇野亞喜良がつくり続けてきた60年以上に及ぶ膨大な作品から、その時代を象徴するイラストレーションとデザインを厳選し、時代を追って紹介する「クロニクル」
感想・レビュー・書評
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年代順に作品の写真と宇野さんのお仕事等について書かれていて、特に雑誌のインタビューが載っていたのが良かった。
後追いで好きになると、その人の歴史を最初から追うのは大変なのでぎゅっと凝縮されていて読み応えがあった。エロティシズムと退廃とメルヘンの変遷。図書館で借りたのに欲しくなる危険な本。 -
むせかえるほどのエログロナンセンス。いやー堪能した堪能した。絵本を描いているのは知っていたけど、時代小説の挿絵まで描いていたとは。しかも、やはりというか、上手い。
ありがちな小難しい論評などはあまりなく、時代時代の一コマをエッセイなどで振り返っているのも良し。
ただ、手元に置いておくと、妖しいイラストに魅了されてぼぅとしてしまいそうなのが怖い。 -
凶々しくも美しい宇野亞喜良の描く世界・・・・・・。
この方の凄いところはこんだけエロティシズムあふれるタッチでありながらも写実タッチでも時代小説の挿絵でもほんとに何でもござれなところだよな・・・・・・。
そういや林檎姫のアルバムジャケ写も描かれてた・・・・・・。 -
お手頃で充実した AQUIRAX WORKS から半年も経たずに出た、分厚い驚異の作品集である。