- Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
- / ISBN・EAN: 9784766209198
感想・レビュー・書評
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翻訳者違いで新訳読み比べ9冊目になります。かなり意訳がされていて翻訳者の解釈に引っ張られてしまう気がします。言い切りの文体は歯切れはよいけれどもこの作品は「です、ます」調のほうが私は好き。タイトルがフランス語そのままというのも気になるけどそれも仏文科卒のお二人ゆえなのか?
内藤訳でわかりきらなかったことを解読するための新訳読み比べでしたが、次第に本質とは異なることに目がいくようになってしまいそろそろやめようと思っています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
有名な作品。でも小さいころにアニメで見たときの印象で読まず嫌いしてました。でも面白い。大人になってから読むと、子供の純真な心に戻ったような気持ちと、こんなに大人になってしまったんだな、という残念な気持ちを感じました。
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この本は最後にフランス語の文ものってて、日本語と合わせて読めるからいいなーと思った。いろんなプチプランスでてるけど、それが理由でこれ選んだ。
読み終わった後、「モモ」読んだときと似たような気分なった。
一輪の花との話がいいな、って思った。
あの、お別れのシーンね。
あたしも素直にならないとーって感じた。
笑。 -
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新訳ブームの中で出た一冊。特徴的なのは、本文中でも「王子さま」を「プチ・プランス」と訳している点(訳してないって)と、挿絵がかなり大きいサイズで載っている点、フランス語の全文を巻末に収録している点。肝心の文章については、原文にあった「リズム」を全く反映してない、「ノリの悪い」翻訳文という気がした。(「〜なのかい?」と繰り返すプチ・プランスの口調も個人的には気に入らない。)
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こどものころよんで「ゾウをのみこむウワバミの絵」と、王子さまはひとりぼっちでなんだかかわいそうだなぁっておもったことだけがつよく印象にのこってたんだけど、おとなになってよんでみてもやっぱりまだうまくのみこめてないきがする。せめて「ほんとうにたいせつなものは、目にはみえないんだよ」のいみがりかいできればなぁ。
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旧訳を持っていたので新訳が欲しくなった(笑)久々に読んだらなんか感動してしまった。