おやじの品格

著者 :
  • ルックナウ(グラフGP)
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766209884

感想・レビュー・書評

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  • 書いてある内容の95%以上に、共感・同意できたので、私も「おやじの品格」を備えていると思いました。
    ・男はメシ食べるのに行列に並ぶな!
    ・仕事もしたことないのに、”自分探し”をするな!
    最近の「若者」に対する辛辣な物言いは、ちょっと胸がすく。
    メンタルヘルスなどと言う言葉のせいか、若者にストレスをかけないように、ストレスがかかっていたら取り除こうみたいなカエルの合唱的な意見が、職場内にある中で、ストレスに耐えれない方が問題だという意見は、多くの職場の管理者が腹の底で感じていることだと思います。
    琴線に触れた言葉
    ・五尺の小躯をもって・・・
     「司馬遼太郎も身長が164センチと、決して大柄なほうではなかったが、外国に行き、背の高い外国人に混じっても、決して卑屈になることはなかったという。それがなぜなのか、とよくよく考えてみたら、自分が日本人として日本の歴史や文化に誇りを持っているせいではないか、と思い至ったという。司馬は、確信をもってこう言っている。日本の歴史、文化はどこの国のものと比較しても、まさしく第一級のものであると。
    私は右寄りの思想家ではありませんが、そういわれたあ誇れるのかな?中国や韓国に誤った戦争をしたといわ続けるおんかな?と考えると、誇りが持てなくなりそうですね。

    ・日本の長すぎた非愛国主義
     中国の愛国主義は過剰だ!戦後日本人は国を愛していない!そんな教育してないから。国を愛しすぎて大間違いしたからだ。
    う~ん、中森明菜のセカンドラブみたいにいかんですかね。

  • 最初に読んだ時の印象は、この人は古い考え方の人だと思った。昔の出来事を話に出して現代の若者や社会と比較してああだこうだと文句を言う。独自の価値観と偏見で満ち溢れている。
    断定口調が多いし何だこの頑固オヤジと思う箇所もあるが、彼の言い分は筋が通っていると思う。何よりも口先だけでなく実行していることが素晴らしい。やはり長い年月の経験で培った独自の思想や知識には説得力がある。現代人には痛い所をついてくるイヤなエッセイだ。

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